
23卒 本選考ES
総合職
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Q.
大学時代及び大学院時代で一番力を入れたことは何ですか?その取り組んだ内容について、どのような想いをもって取り組んだか、その思いの実現に向けてどのように行動したかや、取り組みの結果を踏まえて、お書きください。
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A.
学生団体によるフィリピンの貧困地域における教育支援活動 の基盤づくりに注力した。学びの機会に恵まれない子どもたちが、学ぶ楽しさを実感し、大きな夢を抱いて成長していくきっかけをつくりたいという想いのもと活動した。しかし初回の訪問では、ほとんどの住民が外国人を見ることすら初めてで、話しかけても逃げられてしまっていた。支援の必要性が高いにも関わらず、到底支援活動ができる状況ではなかった。そこで、まずは住民との信頼関係の構築が重要と考え、島の文化や人々への理解と敬意を示すために、ホテル滞在をやめホームステイを実施することにした。これを実行した2回目の訪問では、衣食住を共にし、地域に寄り添いコミュニケーションをとる ことで、住民との距離感が縮まり、次第に子ども達の方から寄ってきてくれるようになった。最終的には地域から愛される団体となり、今後活動を継続していく為の基盤を構築することができた。 続きを読む
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Q.
今までに直面した一番大きな困難は何ですか?その困難をどのように乗り越えたかや、その経験を通して何を学んだかを踏まえて、お書きください。
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A.
キャリアプランが折れてしまったことだ。英語教育研究のため海外留学をしようと思い大学院へ進学したが、コロナ禍により留学が中止となった。進学した唯一の目的が達成できなくなり、キャリアプランも見失ったことで絶望してしまった。しかしここで考えることを止め惰性で研究を続けると後悔すると思い、キャリアプランを練り直してみることにした。まずそもそもなぜ留学しようと思ったのか、なぜ教育に興味を持ったのかという問いを立て、繰り返し考えることで自分の想いや願いを深堀した。さらに友人にこれらを聞いてもらうことで、想いや願いを言語化し た。これにより自分が気付かなかった本音を見つけることができ、それをもとに新たな目標を確立し、前向きな気持ちになることができた。この経験から、壁にぶつかったときは自身に問いを立て、他者に共有することで、不安やストレスに負けることなく目的を更新し成長し続けることができると学んだ。 続きを読む
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Q.
あなたにとって、仕事とは何ですか?あなた自身が大切にしている価値観などを踏まえて、お書きください。
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A.
一人では達成し得ないことを、他者の力を借りて成し遂げることだ。そのためには関わる人との確かな信頼関係が必須と考える。私は上述した団体で、メンバーと協働ながら一人ではできない教育支援活動を実施した。またより効果的に教育支援をするには、自分達の代だけでなく後輩の力を借りて活動を継続させる必要があった。現役メンバーは渡航を経験しており、十分な信頼関係が築けていたので、次は新入生との関係を築きたいと考えた。そこで、ミーティング時にお互いのことを知る機会を設け、一人一人と綿密にコミュニケーションをとるようにした。これにより新入生が一人も欠けることなく団体に定着してくれるようになり、今後ともに活動していくための土台を作ることができた。またそれぞれの個性や強みよく理解したことで、支援の幅を大きく広げることができた。結果として自分一人ではできなかった活動が、後輩たちによって現在も続いている。 続きを読む