【保存と平衡を両立する革新手法】【23卒】 富士フイルム 総合職（技術系）の通過ES(エントリーシート) No.92772（東北大学大学院/男性）（2022/7/12公開）

多成分流体における圧力平衡と保存を両立する計算手法の開発 続きを読む

複数種類の流体が混在した流れの解析は流体同士が「混ざる」という現象を理解する上で重要であり、特に燃焼器や化学反応器等の設計において、実験に代わる高忠実な数値シミュレーション手法の開発が望まれている。 しかし一般的な計算手法では、流体同士の境目で起こる物理現象である「界面平衡」が非物理的な数値誤差によって再現できないという課題がある。一方で平衡を満たす手法も先行研究により提案されているが、物理量の保存性が崩れるという問題があり、これまでに保存と平衡を正しく再現する手法は存在しない。そこで本研究では、保存と平衡を矛盾なく両立する計算手法を開発することで、物理現象に高忠実なシミュレーションを目指す。 続きを読む

本研究は30年以上議論されてきた問題に対して、保存と平衡を矛盾なく両立した初の手法である。私は数値計算における離散化の自由度に着目し、解析的な平衡条件を離散レベルでも成立させる離散式を提案した。その結果、保存形の支配方程式のみで平衡と保存を両立し、物理に則した計算を可能にした。本研究はこれまでの課題を根本的に解決する手法であるため、今後の多成分流体の計算手法開発の基盤となることが期待される。 続きを読む

モノづくり環境の改善に力を入れました。私が所属するロケット製作団体では、各要素技術を担当班ごとに独立に開発しており、他班の内容は無関係という風潮でした。そのため全体設計の場でも深い議論ができず、半端な機体を製作することもあり、私はこれを問題と感じていました。そこで私は各要素の問題について班を跨いで議論する場を定期的に開催し、参加状況が悪くても諦めず何度も参加を促すことで、各班の理解の共有を図りました。その結果、理解を共有することで統合的な設計ができ、製作機体は団体史上最高高度を達成しました。この経験から良いモノづくりには垣根を跨いだ対話が必要であり、相手を理解する努力が重要だと学びました。 続きを読む

高校の部活動での挫折です。私はサッカーを５歳から始め、高校まで続けていました。私は経験年数は最長でしたが技術面で伸び悩む時期が長く、経験の浅い人にもレギュラーを奪われて、練習を重ねても結果が出ない焦燥感で精神的に最も辛い期間でした。私はそれでも諦めずに、朝練や部活後のクラブ練、休日の走り込みなど、人の倍以上に時間をかけて地道に努力を続けました。その結果、チーム内で誰にも負けない持久力をつけ、それを生かした粘り強いプレーができるようになりました。この辛抱強く努力を続けた経験は、すぐに結果が出なくとも努力は自分の糧になるという自信となり、今でも学業や研究に対する姿勢として生きていると感じます。 続きを読む

私は常に新たな知識を吸収して一生成長を続ける技術者を目指しており、それは貴社でならば実現できると感じています。 私はロケット開発の経験から、モノづくりでは１つの専門知識だけで解決できる課題は少なく、分野を跨いだ知識による多角的な視点が重要であると感じました。また技術と向き合う過程で得られる新たな発見や挑戦の中にこそ、自分の成長の機会があると考えています。貴社は技術を深掘りすることで事業領域を拡大し、変化と挑戦を続ける企業だと認識しています。その成長姿勢に私の居場所はここだと確信しました。貴社の一員としてメカだけでなくソフトや理論物理の知見によって統合的な開発ができる技術者になりたいです。 続きを読む

私はイメージングデバイス機器開発がしたいです。大学での経験を生かして、機器設計や画像処理、数値解析などの幅広い技術に関わる機会がある点を魅力に感じています。その中でも医療機器は、人の命を助けることに繋がるやりがいのある仕事だと思います。私は将来的に貴社の強みである画像技術によって、画像診断による病気の発見補助やリモート診断などの次世代医療の開発に貢献できると信じています。 続きを読む

私の長所は高い向上心です。全ての経験は自身の成長の糧になると考えているため、何事にも自分の限界まで努力できます。その努力に成果も伴い、大学や学会、課外活動で賞を頂くなどの評価を得ています。 続きを読む

私の短所は論理性を重視し過ぎることがある点です。相手の言動に脈絡がない際に、理由に納得がいくまで食い下がる傾向があります。そのため、相手の背景を想像しながら会話するように心がけています。 続きを読む

サッカー、ツーリング、ボードゲーム 続きを読む