- Q. 志望動機
- A.
富士フイルム株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2022卒富士フイルム株式会社のレポート
公開日:2021年5月19日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 技術職
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施した
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
最終の所長面談は本社でのオフラインでした
企業研究
自分は医療機器の機器開発を志望していたため、国内・海外の医療機器メーカーについて業界研究を行った。業界研究には業界地図を用い、日本の主要医療機器メーカーについて経営方針や開発製品などを重点的に調べた。自分は医療機器の中でも特に内視鏡に興味があったので、オリンパスやソニーも同時に考えておりそれらとの比較を主観的な視点から行っていた。なぜ医療機器なのか、なぜ機器開発なのか、なぜ内視鏡なのかといった容易に想定されうる質問には自分なりの答えを用意してきちんと答えられるようにすることが重要である。これらは他のメーカーにも同様のことがいえると思う。今年はコロナの影響もあり実際の開発拠点への訪問などはできなかったので実際に働く状況が想定し辛かったため、機会があれば参加することで企業選択に寄与すると考える。また、どのような説明会に参加しているかというのはチェックされている。
志望動機
人々の継続的な健康に貢献したく貴社を志望します.私は大学進学時に,医学部と迷った結果工学部を選びました.医療に通じる研究を行う中で,ものつくりの立場から人々の健康を支えられると気づき,医療機器に携わりたいと考えました.貴社は医療機器メーカーの中でも,素材から製品まで一貫した技術を持ち,新しいことに挑戦できる社風もあるため,競争力の高い製品を作りだし世界中の医療に貢献できると考え貴社を志望します.その中でも私は医療機器,特に内視鏡の機器開発を行いたいです.私はロボコンを通じてものつくりにおける設計開発の面白さを知り,仕事でも製品の設計に携わりたいと思います.また,診断だけでなく,治療にも活用できる内視鏡の重要性は今後増していくと考えています.私は貴社が持つ様々な分野の技術を吸収した上で,ロボコンや研究で培った機構設計・光学・微細技術に関する知識を活かし,世界の医療をリードできる内視鏡の開発に貢献します.
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2021年03月 上旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
研究テーマをお書きください。/研究内容/貴方の研究活動は、貴方の研究領域にどのような進歩をもたらしましたか?またその進歩のために、貴方はどのような形で貢献しましたか?/貴方が過去、努力して達成したと思うことは何ですか?(研究についてでも、それ以外でも構いません。貴方の取った行動が判るようにお書きください。)/貴方が今までに直面した一番大きな困難は何ですか?その困難をどのように乗り越え、その経験は貴方の現在にどのように影響していますか?/応募理由をご記入ください。/希望する仕事についてご記入ください。/あなたの長所をご記入ください。/あなたの短所をご記入ください。/趣味をご記入ください。/活動実績」もしくは「座右の銘」どちらかを選択してください。
活動実績」を選択された方は、大学時代及び大学院時代の特筆すべき活動実績をご記入ください。
/参考にしている学術雑誌名
ESの提出方法
採用サイトのマイページから提出
ESの形式
Webで入力
ESを書くときに注意したこと
論理的に筋が通っていて、読んだときにわかりやすい内容になるよう心がけた。
ES対策で行ったこと
過去のESを参考にしてどのような内容を他の人が書いているのかを調べた。そのうえで自分がやりたいこと・やってきたことをESのテーマに沿って考え、文字に起こしていった。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
業界地図・就活会議・ワンキャリ
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2021年03月 上旬
- 実施場所
- 自宅
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
独特の形式であったため特に行っていない。
WEBテストの内容・科目
ef-1g
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
ef-1gで検索
SPIとは違い独特の形式だった
対策の参考にした書籍・WEBサイト
ef-1gで検索
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年03月 中旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 技術
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
研究をちゃんとやっていて、自分の行ってきた研究への理解と説明が十分であること。ESに記載したガクチカ等についても受け答えが普通にできたことが評価されたと思う。
面接の雰囲気
1:1の1次面談であり面接官も非常に温厚で話しやすかったため、雑談のような雰囲気であった。普通に志望動機等を話せていればいいと思う。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
研究内容を教えてください
マイクロ流体デバイスを効率的かつ低コストに作製できる3Dプリンタの開発です。マイクロ流体デバイスは医療や化学など様々な分野で広く用いられています.しかし,現在のデバイス作製法では工程が多く,時間とコストがかかるという課題があります.私はこの課題の解決のため,光造形式3Dプリンティング技術の活用を提案しました.本研究では,既存の3Dプリンタの性能を大幅に上回り,デバイスを十分に作製できる1μm以下の解像度を目指しました.その実現のため,画素単位でパターンを制御でき広範囲に高解像度の光を投影できるデジタルマイクロミラーを光源として採用しました.私は実際に解析ソフトや3DCADを用いて光学系と装置の設計を行い,光軸調整など光学系特有の課題を解決して装置を開発しました.
以降具体的な研究内容や研究を選んだ理由などについて深堀
今までに直面した困難
研究における実験装置の作製です.私の研究は,必要な光学の知見が研究室に全くない状態で新規に始まり,装置の設計から試作・評価までを全て一人で行う必要がありました.そのため私は,知識の吸収と解析ソフトの活用による効率的な研究を心がけました.具体的には、自身で光学設計等の勉学に励み,不明点は研究室外の教授にも話を聞くことで,装置作製に必要な基本的技術を早期に獲得しました.さらに,解析ソフトを用いて光学設計を行い,実機での試行錯誤を減らした迅速な装置作製を可能にしました.実験の結果,およそ0.8μmの幅を持つ流路構造の作製に成功し,世界最高の解像度を達成しました.加えて,従来8工程以上あった微細流路構造の作製をわずか4工程に削減し,容易にマイクロ流体デバイスを作製する手法が確立できたと考えています.その中で私は,光学設計から装置製作・評価といった本研究の全てを担当し, 1μm以下の解像度を持つ実用レベルのマイクロ流体デバイスを作製できる3Dプリンティング技術を実現しました.本研究を通して,困難な目標であっても効率的に取り組む姿勢が身につき,修士で始めた研究で特許申請を行うまでの成果に繋がったと考えます.
2次面接 通過
- 実施時期
- 2021年03月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 50分
- 面接官の肩書
- 技術3人・人事1人
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自らの研究に対する専門的な理解と、自分自身が主体となって考え一人で研究を一から進めてきたということが評価されたと思う。
面接の雰囲気
資料を用意しての技術面接のため、非常に重苦しい雰囲気であった。研究に対する技術的な深堀をされるため、自分でしっかり考えていない・理解していないと難しい。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
2次面接で聞かれた質問と回答
なぜその手法を選んだのか、他の手法はないのか
技術的・専門的内容であるため実際に回答した具体的な内容を記載しても仕方がない(覚えていない)と思うので、どのように考えて答えたかをある程度一般化して記述する。
まずは従来手法の説明を行い、従来手法の利点と共に現在解決したい・されなければならない課題を強調する。(ここが研究目的になる)
その後、自分の研究手法の利点を明確にする。
そのうえで、自分の研究が採用している手法が成功すれば、従来手法に対してどの程度優れているのか(コスト・時間・大きさetc..)をできるだけ定量的に説明する。10%や3時間といった具体的な数字があると、技術の面接官にとって分かりやすい答えになると思う。
私は上記のような観点を踏まえて回答した。
研究を行う上で困難だったこと
この質問に関しては、1次面接と次の最終面接でも同様の質問が来たため確実に聞かれる内容であり、一貫性を持たせるため同様の回答を行った。具体的には下記の通り。
研究における実験装置の作製です.私の研究は,必要な光学の知見が研究室に全くない状態で新規に始まり,装置の設計から試作・評価までを全て一人で行う必要がありました.そのため私は,知識の吸収と解析ソフトの活用による効率的な研究を心がけました.具体的には、自身で光学設計等の勉学に励み,不明点は研究室外の教授にも話を聞くことで,装置作製に必要な基本的技術を早期に獲得しました.さらに,解析ソフトを用いて光学設計を行い,実機での試行錯誤を減らした迅速な装置作製を可能にしました.本研究を通して,困難な目標であっても効率的に取り組む姿勢が身につき,修士で始めた研究で特許申請を行うまでの成果に繋がったと考えます.
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年04月 上旬
- 面接タイプ
- 対面面接
- 実施場所
- 東京本社
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 研究所の所長を含む年配の技術3人・人事1人
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
受付⇒20分のアンケート⇒面接
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接ではあるが研究所の所長面談であるため、人柄や熱意だけでなく技術的な知識や理解が十分であるかも見られていると感じた。
面接の雰囲気
始めは人事の方のアイスブレイクから入ったが、技術の方は少し重たい雰囲気を出していた。質問・回答を進めるにつれて雰囲気は軽くなり少し表情も柔らかくしていってくれた。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
医療機器・内視鏡・機器開発を志望する理由
人々の継続的な健康に貢献したく貴社を志望します.私は大学進学時に,医学部と迷った結果工学部を選びました.医療に通じる研究を行う中で,ものつくりの立場から人々の健康を支えられると気づき,医療機器,特に内視鏡の機器開発を行いたいです.私はロボコンを通じてものつくりにおける設計開発の面白さを知り,仕事でも製品の設計に携わりたいと思います.貴社は医療機器メーカーの中でも,素材から製品まで一貫した技術を持ち,新しいことに挑戦できる社風もあるため,競争力の高い製品を作りだし世界中の医療に貢献できると考え貴社を志望します.
以降深堀
内視鏡以外に興味はあるか-ある。診断領域にも強みを持っているので医療に貢献するという観点から診断機器にも興味がある
会場で記載したアンケートから質問された
質問:長所・短所は何か
回答:長所は粘り強さです.研究において装置作製後も様々な問題が発生しましたが,そのたびに原因を突き止め,妥協することなく改良しました.結果,完成には長い期間かかりましたが世界最高レベルの成果を得ました.短所は慎重な点です.ロボット製作において強度計算や部品の選定に注力してしまい,実際の製作開始が遅れてしまいました.以降慎重になる自分を自覚し,物事に取り組む際は意識的に決断を下すよう心がけています.
質問:趣味の旅行において計画性があると書いているが、どの程度計画を立てているのか
回答:分刻みのタイムスケジュールを立てているわけではなく、一緒に旅行に行くメンバーの希望を聞き、それらができるだけ叶うようなルート選択を考えるといったことなどを主体的に行っている。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年04月 中旬
内定を承諾または辞退した決め手
面接時にも伝えていたが、他企業と迷っている旨を伝えた際に社員との交流会をセッティングして頂け、そこでの印象や回答が自分の想定通りであったため
内定後の課題・研修・交流会等
今後内々定者の交流会アリ
内定者について
内定者の人数
不明
内定者の所属大学
不明
内定者の属性
不明
内定後の企業のスタンス
内定をいただいあとも納得いくまで就活を続けさせてくれた。他社からも内定はもらったが、内定後も社員さんと話す機会をつくっていただいたり内定者のことをに考えてくれると感じる。
内定に必要なことは何だと思うか
研究に対する理解が十分か、自ら考えて研究を進めてきたか、研究内容の利点や欠点・現在の課題と今後の展開を説明できるかといった、研究をしっかり行ってきているかどうかは大事であると思う。研究だけでなく志望理由やガクチカといった自分の思考回路を自分自身で理解し、言語化できるかという点も重視されている。
なぜその業界なのか・なぜその企業なのか・なぜその製品なのかといった自分の話す内容に対する想定されうる質問と回答を準備することが重要である。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自分は研究を、一人で新しく始めてきたため、研究に対する理解が十分であり、研究内容の利点や欠点・現在の課題と今後の展開などをしっかりと説明できたことが良かったと思う。
また、想定していなかった質問に対してもその場で考えて答えることも大事である。
内定したからこそ分かる選考の注意点
技術面接に関しては7分のパワーポイントを用いた発表を行うので、入念な準備が必要である。技術者向けなので専門的な内容でもいいが、分かりやすい資料作りを行うことが重要であると考える。時間内で発表できるように発表練習もする必要がある。
内定後、社員や人事からのフォロー
内々定者での交流会や社員との座談会をセッティングして頂いている。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
入社を迷った企業
ソニーグループ株式会社
迷った会社と比較して富士フイルム株式会社に入社を決めた理由
ソニーの方が知名度が高く、勤務地が横浜と都心に近いが、実際に開発している製品群として富士フイルムの方が自分の期待に応えることができると考えたからである。しかし、将来性やキャリアについてはどちらも自分としては非常に高いレベルであると考えていたので、一つに決めるのはとても迷ったというのが正直なところである。
勤務地が横浜ではなくてもいいと感じたことも一つの決め手であったかもしれない。
基本的にはどちらによりやりたいことがあるかを考えて決めることがいいかもしれない。
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富士フイルムの 会社情報
会社名 | 富士フイルム株式会社 |
---|---|
フリガナ | フジフイルム |
設立日 | 2006年10月 |
資本金 | 400億円 |
従業員数 | 4,982人 |
売上高 | 6752億3700万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 後藤禎一 |
本社所在地 | 〒106-0031 東京都港区西麻布2丁目26番30号 |
電話番号 | 03-3406-2111 |
URL | https://www.fujifilm.com/jp/ja# |
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