大学3年間「キンボール」というマイナースポーツの普及活動に注力しました。老若男女誰もが輝ける、様々な世代が繋がる「キンボール」の魅力を広めたいと考えたからです。このスポーツをより多くの人に、より深く知ってもらうには「知る機会と体験する機会」を充実させることが必要であると考え、イベントの開催を計画しましたが、活動を対象とする人や場所が定まっていないゼロからのスタートであったため実現は程遠いものでした。そこで、私はターゲットを人の多く集まる東京都として、キンボール連盟の関係者や東京都の施設の方々のもとに足を運び、活動の提案をしました。そして、東京都にいる小中学生や、その親や友達、お年寄りといった様々な人を集め、イベント実現に至ることができました。そこで目にしたのは、子供からお年寄りまで一人ひとりが「キンボール」を通して輝く場面、様々な世代で構成されたチームの仲間でフォローし合う場面、お年寄りと若者が点を決めてハイタッチをする場面、若者が子供に一生懸命指導する場面でした。さらに、参加していただいた方からは、「息子とキャッチボールしていた頃を思いだしたよ、ありがとう」という言葉をいただきました。自分が作り上げたイベントを通して、普段は関わることのない世代同士の「繋がり」や「輝く笑顔」に出会えたことは、何にも変えることのできない「喜び」「やりがい」となりました。そして、この経験から、世代を超えた「繋がり」を守っていくこと、より大きな規模で作り上げていくことが私の目標となりました。
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