
23卒 本選考ES
生産技術コース/生産技術
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Q.
研究内容300
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A.
私の研究テーマは、「工場レイアウトの最適化」です。ピッキング作業のムダを改善するために、遺伝アルゴリズムを用いた設備レイアウトの最適化を目指しています。本研究では、部品ケースをどの棚に置くかに加えて、その棚の何段目に配置するのかを決定することで、ピッキング時の動線の最小化と、作業者の負担の解消を目指しました。実現のために、歩行以外のこれまで評価していなかった、かがむ、しゃがむ、腕を伸ばす動作を数値化し、レイアウトの評価に使用しました。開発したレイアウト決定システムを用いて最適化をおこなうことで、従来から作業時間を10%削減することができました。 続きを読む
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Q.
生産技術を志望する理由300
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A.
生産工程設計という研究課題を選び、「設備レイアウトの最適化」について、研究をしてきました。実際に、作業効率の改善につながる提案ができたことで、さらに生産技術を学びたいと思い、大学院に進学しました。そこでは、航空宇宙産業の生産技術を学ぶプログラムに参加し、生産ラインの能力向上に対する方法や、品質管理からのモノづくりの視点を学んできました。私は、課題を解決することに、何よりエネルギーを費やしてきました。それは学生時代に力を入れたヨット競技や、研究でも同じです。尽きない課題に向き合い、工場全体、そして商品を支えていくことができる、それが生産技術の魅力だと感じています。 続きを読む
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Q.
学生時代に力を入れたこと300
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A.
私は、所属ヨット部で「井の中の蛙」でいることを辞め、チームの勝利に貢献しました。地方大会以上のレベルでは予選を勝ち上がる実力がなく、また指導者がいないため、課題への対処法がないまま、同じ練習を繰り返していました。この問題を解決するため、強豪校の練習を知る必要性があると考え、他大学の練習に主将と参加しました。そこでチームの弱点克服のための練習メニューを部内に共有し、取り組みました。この結果、東日本大会で前年の予選敗退から、5位入賞を果たしました。この経験から、チームが停滞したときこそ、視野を広く持って新しい知識を吸収することの重要性を学びました。 続きを読む
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Q.
あなたのuniqueさを表すエピソード300
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A.
大学院では、生産技術を学ぶ、産官学連携プログラムに参加し、模型飛行機組立装置の工程改善に取組みました。そこで、研究テーマであった「人の負担を減らす工場レイアウト」という視点を、活かすことはできないか考え、工程全体を俯瞰しました。人が介入する工程に着目していると、大きな翼が付いた胴体を作業者が裏返す工程がボトルネックであることに気づき、取り付ける順番を変えることで、作業負担の減少と、装置が停止している時間の短縮につながると考えました。自己視点から生産ラインの効率化を試みたことで、他チームにはない切り口での改善の提案になりました。 続きを読む
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Q.
あなたのcreativeさを表すエピソード300
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A.
所属のヨット部で、広報の一環として部誌を制作していました。OBの方から、練習や大会の様子が分からないという意見が予てからありました。SNSの発信だけではカバーできていなかった世代のOBに活動を知ってもらうため、部誌を編集をおこないました。大会ごとの選手へのインタビューの記事と共に、切磋琢磨する仲間の成長や葛藤や、部員だけが知る日頃エピソードを掲載しました。その結果、OBの方に喜んでいただき、これまで連絡が頂けなかった方からも応援のメールをいただきました。また、文章作成ソフトWordで機関誌の枠組みを用意し、作成マニュアルを作ったことで、現在は編集経験のない後輩たちが引き継いでいます。 続きを読む