【16卒】トヨタシステムズの面接の質問がわかる本選考体験記 No.1248 （2017/6/13公開）

人としてきちんとコミュニケーションが取れるかをみられていると思いました。質問に対して、難しい言葉を使ったり、丁寧に答え過ぎたりする必要はなく、淡々とそつなくこなしていければ１次面接は通過すると思います。同時に１次面接を受けていた他の人は、俯いていたり、質問に正確に答えられていなかったため通過は難しかったのではないかと思います。

答えたことに対して、純粋に面接官が疑問に思ったことを優しく聞いてくるといった感じでした。上から目線で高圧的な態度をとられることがなかったので緊張することもなく面接をやりきれました。

希望する部門はどこですか？

私が希望する部門はBS部門です。その中でも7部調達グループを志望致します理由は、部品調達の効率化を推し進めるシステム、グローバル調達システムの再構築に携わることで世界のTOYOTAの発展に貢献できると考えたからです。完成車を扱うBS7部 需給・部品グループでグローバルサプライチェーンシステムに携わるというのも面白そうではあります。しかし、完成車よりもそれを構成する部品に広く関わる方が、自動車業界で働いている実感が湧くだろうと個人的には思うため、調達グループを志望致します。

将来像を教えてください

５年後の将来像としては、SEとしての実力と語学力を磨き、世界各地の生産拠点へ赴き現地で調達の調整を行いたいと考えております。10年後の将来像としては、海外での経験を通して学んだ、どの地域でどんな部品の流れがあるのか、といったことを自らの目で見た情報・経験を活かし、究極目標であるグローバル調達システムの最適化にプロジェクトマネージャーとしてプロジェクトを牽引する存在になりたいと考えております。また、トヨタグループに関する物流・販売情報がビッグデータとして日々蓄積されていると思います。このビッグデータを解析し、効率の良い部品の流れをシステム面から作り出していきたいです。何年後かは分かりませんが、親会社であるトヨタ自動車から受け身で仕事をするのではなく、子会社という立場を感じさせない、トヨタ自動車に積極的に発言していける人間になりたいです。

強い精神力があるかどうか試されていたように思います。私が答えたことに対して矢継ぎ早に否定的なことを連続して言われました。こうしたことに対して毅然と立ち向かえることができる人が２次面接を通過していったのでしょうか。親会社であるトヨタ自動車からの執拗なカイゼン運動に耐えうる人材を求めている証拠のような気がしてなりません。

１次面接のときとは正反対で、かなり上から高圧的な態度をとられました。わたしが答えたことに対して、常に否定的なことを言われました。なんとか自分の意見を伝えようとしても否定されるばかりでした。

あなたが継続して成し遂げたことはなんですか

書道を小学２年から高校２年まで１０年間続け、最高位である特待生まで登りつめたことです。6人の同級生と共に習い始めたのですが、段々と飽きてくるにつれ次々と友人たちが辞めていき、中学生になる頃には私ひとりとなってしまいました。私自身、同じことの繰り返しで飽きてきて辞めたいと思うことも多々ありました。しかし、「書は人なり」という言葉がありますが、己を磨くために書道と向き合い、塾へ通い続けました。そして特待生を取得したことで１区切りがついたと、自分の中で納得したので１０年間慣れ親しんだ塾を辞めることにしました。

研究内容を教えてください

研究対象は銀河です。銀河には物理的な特性があり、この特性の起源を探ることで宇宙年齢の特定を目指しています。研究に必要なデータは、アメリカの天文団体のウェブサイトから引っ張ってきました。このサイトには1億個以上の天体データがアーカイブされており、SQLを用いてデータベースにアクセス、ダウンロードします。得られたデータを今度はC言語を用いて解析を行います。どんな解析を行うかということを申し上げますと、まず、得られたデータ、パラメータを積分計算し、特性に当てはまる数値を得ます。そこから２次元図で分布を把握し、さらに細かいところを見ていきます。銀河の位置情報や元素量の種類、元素のエネルギー状態等の観点から、分布の密集度を色で表したり、X軸について分割し、それぞれの平均値、標準偏差を求めたり、といったことです。現在は、これまでに分かった情報から、理論を組みたてモデル計算を行おうとしているところです。