22卒 本選考ES
研究・技術開発系
22卒 | 立命館大学大学院 | 男性
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Q.
1. 研究課題または興味ある科目
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A.
私はロボットが物を探すために、人のように過去の経験と物が普段どこにあるかの知識を用いて、物の位置を推定する研究をしています。家事負担を解消するロボット開発が進んでいますが、「コップは台所にある」といった単語間の場所関係を扱えないという課題があります。そこで私は、機械学習から得た画像情報と人が共通して持つ知識を統合した位置推定手法を考案しました。これは家庭内だけでなく図書館の分類作業にも適用でき、応用性が高いと考えています。 続きを読む
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Q.
2. 学生時代に力を注いだこと
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A.
私は学部時の研究で、ロボットが工場におけるエビの殻残留検査作業を代替するために、殻の外形を検出する触覚センサの開発を行いました。具体的には、数μmの凹凸が検出可能なセンサをエビ表面で滑らせ、センサ表面が凹んだ様子から殻検出を行いました。研究室内のみならず、異分野の人と交流し意見を取り入れたいと考え、国際学会のワークショップにチャレンジしました。英語論文の言い回し・章構成の構築に苦戦し、博士の方に添削を何度も依頼し、修正を重ねました。英語で発表することにより、海外の研究者と交流でき、研究の取り組み方・英語力が向上したと考えています。頂いた意見を基に実機改善を重ね、殻を検出するセンサ開発に勤しみました。その結果としてセンサを開発でき、大学内の賞を受賞できました。この経験から英語に対する恐怖が自信へと変わり、今の研究では海外の学生と積極的に議論できることに繋がったと考えています。 続きを読む
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Q.
4. 趣味・特技
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A.
競技用ロボット製作 (二足歩行ロボット等) 機械加工技術 (旋盤 / フライス盤 / 3Dプリンタ / レーザーカッター) 続きを読む
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Q.
5. 私の特徴
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A.
私は「ゴールまでの道筋を分析して進む力」があります。私の特徴を表す行動として、大学院ではロボットの知能に関する研究をしたいと考え、学部を跨いで他研究室へ移籍したことが挙げられます。学部時には、人と共に働くロボット用触覚センサの研究をしていました。しかし研究を進める中で、画期的なセンサ開発を行ったとしても、扱うロボットの知能が発展しなければ、普及には繋がらないと気づきました。そこで候補である教授が執筆した本を熟読し比較することによって、自分が望む環境かを確かめました。また新しい分野の勉強・学部の研究を並行で進める必要があり、大学院の入学から逆算して優先順位を考え、行動に移していきました。これにより早い段階から教授と濃密な議論を交わすことができ、良いスタートを切ることができました。この出来事が今の私の糧となり、選択に迫られても確実に調べて決断することができると考えています。 続きを読む
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Q.
6. その他自由記述欄
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A.
私は働く現場において、人とロボットが互いに助け合える社会を実現したいです。貴社は、現場で得たセンサ情報にAIを組み込むことで、ロボットを知能化させることに注力しています。そこで私は作業者の行動・感情等をロボットが分析することで、作業を支援できるロボットの制御技術の開発を行いたいです。 続きを読む