【自由な発想で創造する】【20卒】デンソーテクノの冬インターン体験記（理系/技術系総合職）No.6215（立命館大学/男性）（2019/6/24公開）

自動車部品メーカーに興味があったため。また、先輩からおすすめされて参加することを決めました。自動車部品メーカーでもデンソーグループがいくつもある中でデンソーテクノではどのような働き方ができるのかを知りたかった気持ちもありました。

応募すれば誰でも行けるとシステムだったと思います。デンソーテクノの自由応募で受けるためにはこのインターンへの参加は必須です。

プロペラとモーターを使って、いかに速く進むおもちゃを作れるか。

1日目にやったこと

モーターとプロペラを使って四輪の車を作り、プロペラの回転する動力でグループを前に進ませるおもちゃを作りました。プロペラは厚紙を使って学生自身で作ります。モーターのコイルも学生自身で作ります。

人事部、技術系社員

なし

モーターのコイルを巻く際にも、コイルの線径を太いものから細いものまで自由に班で選ぶことが出来ます。その中でグループでなぜその線径を選んだのかを自分なりの考えをもって選ぶ必要があると言われました。当たり前のことですが、線径を選ぶ際に抵抗や巻数などを示す公式なども資料として与えられており、どの太さにもメリットデメリットがあり、実際に線径選びには苦戦しました。

モーターのコイル巻きが非常に難しかったです。モーターの完成品と比べると出力は大きく下がりました。また、プロペラ作りも厚紙に角度を付けて扇風機の羽根のように形を成形する必要があり、なかなか思うような形にならず非常に難しい作業でした。私のグループでは上手く作ることが出来ませんでした。

デンソーテクノでは学校推薦ではなく自由応募で受けるためにはこのインターンに参加することが必須条件になります。このインターンに参加しなければ自由応募でデンソーテクノを受けることはできません。そのためデンソーテクノを自由応募で受けたいと考えている人は必ず参加して下さい。私の先輩の代も同じだったため、来年も同様となると思います。

特に勉強しなければいけないことは無いと思われます。ただ、ワークでは非常に細かい作業や丁寧な手作業を必要とするため手先の器用で細かな作業にもイライラしない人は有利に進めます。

デンソーテクノでは主に自動車部品の設計を行っていると思いますが、このインターンのワークでは主に手作業が多く、設計について学ぶことは出来ませんでした。しかし、ワーク後の社員さんとの交流では設計について聞きたいことを質問できたり、働き方についても色々とお聞きすることが出来ました。

名古屋の私立大学の学生がほとんどで一流大学から来る人は少数だと思いました。また、一日インターンでも、ある程度学生レベルが分かります。デンソーやトヨタを受ける学生と比較した時に学歴以外にも学生の意欲が非常に異なると思いました。就活では学歴よりも学生のやる気や意欲が一番大切だと思っているので意欲ある学生が少ないかなと思いました。

一日インターンなので志望度はほとんど変わりませんでした。ただ、社員さんとの交流の時間があるため、その時間で踏み込んだお話や聞きたかった疑問点について色々とお聞きすることが出来ました。社員さんは自分の仕事にやりがいを感じている方が多く、非常に魅力的な社員さんばかりでした。

自由応募でデンソーテクノを受けるためにはこのインターンシップへの参加が必須条件となるため有利というより参加が必要です。学校推薦の場合はインターンに行かなくとも受けることが可能です。

私の志望業界は電機メーカー、電子部品メーカー、自動車部品メーカーでした。これは就活全体に言えることですが一日インターンはワークを行うだけで無駄だと考える就活生も多いと思いますが私は違うと思います。一日インターンで受ける学生のレベルを確認することもできたりします。また、社員さんの本音を聞き出したり出来ます。企業のデメリットは説明会などでは言わないので社員さんとの交流会の場を上手く活用するといいと思います。

参加後も志望業界については変わりません。デンソーでもデンソーテクノでも同じように設計の仕事は出来るため、勤務地を考えたときにデンソーの方が良いと思いました。デンソーテクノでもデンソー本社で働いている社員さんがいらっしゃいますが、今後新しいデンソーテクノのビルにデンソーテクノの社員が皆さん集まるとお聞きしたため刈谷駅直結の本社で働きたい人はデンソーを受けたほうがいいと思います。