18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 福井大学大学院 | 男性
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Q.
研究課題 (400字)
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A.
トンネル内で火災が発生すると煙がトンネル内に充満する。この煙を「煙突」で排煙することが出来るか否か、その可否を実験と数値解析によって調査した。一般的に用いられているジェットファン(天井に設置されている扇風機)の場合、煙は坑口からのみ排出されるため坑口付近の住民から不満が出る場合がある。さらに、ジェットファンのメンテナンスや設置スペースの問題もある。煙突には省スペース・排煙箇所の分散化が可能という利点があるうえ、都市部の渋滞問題解消にも貢献できる。 火災時の煙の流動形態を把握するため、煙突を用いたトンネル火災の研究が世界中で行われている。これらの研究は1本の煙突のみに着目しているが、実際のトンネルでは複数本の煙突が設置されるため研究結果の実用性が低い。本研究では6本の煙突を用いて実験と数値解析を行い、煙突の高さや設置間隔が排煙性能に与える影響を解明したほか、温度分布を予測するモデルを構築した。 続きを読む
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Q.
学生時代に主体性を持って取り組んだこと (400字)
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A.
採択率30%・火災分野のトップジャーナルである「Fire Safety Journal」に英語論文を投稿することに取り組んだ。オーストラリアへの研究留学の成果を世界中の研究者に発表すべく、Fire Safety Journalへの投稿を目指した。さらに、論文が採択されると国際学会でオーラル発表を行う機会も得られる。学会での議論を通じ研究の発展と自身の成長が叶うチャンスであると考えたことも目標を掲げた理由である。しかし、論文投稿を決意した時点で締切が3週間後に迫っていたため、投稿に際し必要な作業を短期間でこなす必要があった。そこで私は「スケジューリング」が最も大切であると考えた。論文執筆のために必要な課題の把握を行い、かつ優先順位を明確にした。その後は、残り日数・予定と実際の進捗状況のズレを常に意識し作業を行った。その結果、論文の投稿・掲載と国際学会参加が決まった。この経験から、私は高い目標の達成に向け集中して真っ直ぐ突き進める人間であることが分かった。 続きを読む
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Q.
志望理由 (400字)
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A.
乗り物の快適性を高めるために最も大事であると考える「内装」のエンジニアとして世界中の人々の役に立ちたいためである。乗り物に乗った際、シートの「座り心地」がその快適性に直結すると、これまでの経験を通じて感じた。一人で出かける時はリラックスできる環境を生み出し、家族で出かける時は団らんの場を生み出す。それ故、内装は乗り物の快適性にとって最も大事であると思う。また、貴社はグローバル化に力を入れており、世界を舞台に働きたいと思っている私の価値観と一致し、かつ私の特徴が活かせると感じた点も志望理由である。留学経験を通じ国によって文化が大きく異なることを肌で感じたため、その違いに合わせて設計を行うことが大切であると思うようになった。海外への関心と適応力を活かし、異文化理解のため各国を飛び回り、その国に合った内装を設計し世界中の人々の役に立つエンジニアとして貴社で働きたいと思っている。 続きを読む
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Q.
あなたの特徴 (自己PR、強み・弱み) (400字)
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A.
海外への適応力が高いことが強みである。研究生活中5つの国に計1年間滞在したが、気候や文化の違いにすぐに順応したため一度たりとも体調を崩さなかった。留学中、発音の悪さや語彙力の低さゆえ会話が成り立たない場面もあったが、それでも現地のコミュニティに「飛び込む」姿勢を貫いた結果、様々な国籍・年齢の友人を多数作ることができた。様々な国に順応する「身体的タフさ」と失敗にくじけず飛び込むことができる「精神的タフさ」からなる海外への適応力を活かし、世界中を飛び回るエンジニアとして貴社で働きたいと思っている。 一方、人を叱ることが苦手なことが弱みである。リーダーとしてチームの士気を高めるために怒ることも時には必要になることを、自分がリーダーの立場を経験するようになって学んだ。今後は、チームの士気が下がる原因となっている人に対し必要であるならば怒る姿勢も見せ、チームの規律を保てるリーダーになるよう努力する。 続きを読む