【未経験からの挑戦】【23卒】船井総合研究所の冬インターン体験記（文系/1weekインターンシップ）No.27895（非公開/女性）（2022/6/11公開）

漠然とコンサルタントになりたいと思っていたため、このインターンに参加しました。英語ができないので、国内独立系のコンサル会社を見ていました。就活サイトなどで片っ端から調べていて出会ったのが、船井総合研究所でした。

あまりESを書いたことがなかったため、就活サイトのワンキャリアなどを参考にして書きました。二次選考は集団面接だったのですが、質問責めにあっているのではなく、会話をしているという意識を持つよう心がけました。

面接がとても穏やかだったと記憶しているため、ESが通ればまずは大丈夫だと思います。

経営改善に関する課題解決型グループワーク

事業内容の紹介など一通り講義をし、その後関心のあるテーマごとにそれぞれ分かれ、そのテーマごとにチーム分けがされました。中日は学生が主体的に活動し、中間に一度社員の方にフィードバックをもらう時間が設けらました。プレゼン動画を送った後、最終日に講評があるといった流れでした。

自主的な学習が多く、企業からこれといった分析手法を学んだという感じはしませんでした。強いていうならば、クライアントの現状把握から解決策実行までの基本的な流れや考え方を学ぶことができました。

介護業界の収支改善：クライアントを老人ホームの経営者と仮定し、収支改善の施策をディスカッションして最終的にプレゼンした。

前半にやったこと

前半は事業内容や理念に関する講義がありました。その後テーマごとにチーム分けをし、担当社員の方の紹介やアイスブレイクなどを行ったのち、すぐに課題に取り掛かりました。後半はプレゼン資料作成に時間を割きたかったため、前半に現状把握や課題特定、基本方針の決定までを行うという詰め詰めのスケジュールでした。また、別で個人課題も出ていため、それも前半で8割型終わらせました。

後半にやったこと

後半は、プレゼンに使う具体的な数字や資料を見つける作業とパワーポイント作成がほとんどでした。途中、社員の方からフィードバックをもらえる時間があり、最終調整を行いました。プレゼンは動画を撮影し、ファイルをアップロードする形でした。また、インターンはオンライン実施でしたが、希望者はオフィス見学をさせてもらえるということで、このタイミングで東京オフィスへ行きまいした。

プレゼン動画を送り、社員の方が後から見て審査してくださったため、正確ではないですが、多分人事の方です。

おめでとうの言葉

特に個人的な会話やフィードバックはありませんでしたが、プレゼン資料に関しての修正点や方針の改善点などは細かに指摘してくださった印象でした。また、オフィス訪問で偶然すれ違った際に声をかけてくださるなど、お優しい方でした。

課題解決の方向性を丸投げして、自由に考えてきて！という感じでした。よく言えば、学生ならではのアイデアが生まれるよう促してくださったのだと思いますが、そもそも経営の基礎知識などがなければ到底解決案を導き出せないような課題だったため、苦労しました。また、全員が同じ知識を持っているわけではないため、そこと強みにも弱みにもなると感じました。オンラインでの意思疎通の難しさを感じる日々でした。

私の班は全員が積極的に自分の意見を発言していました。また、それを取りまとめてくれる方が1人いたため、チームとしてはとてもバランスが取れていて、活動しやすかったです。就活生という立場でたくさん協力しましたが、学生同士、普通に仲良くなることもできたため雰囲気も良かったです。

全く違う環境で全く違う学問を学んできた学生と、同じ課題を解決するためにこんなにたくさんの時間議論を行うことは、とても貴重な体験でした。また、社風や働く人たちの特性を垣間見ることができ、この環境で働いたらどんな感じなのかイメージすることができました。

事前に動画と資料が送られてきて、企業紹介や事業内容説明があるため、それはしっかり頭に入れておくべきだと感じます。また、インターン中は夜遅くまで考えを巡らせなければならない可能性もあるので、事前にしっかり寝て、万全の脳で挑むといいと思います。

課題の具体的な内容や使用するデータこそ違えど、実際にコンサルタントとして今回と同じ流れで課題解決をしてくことが仕事なため、広義で仕事体験させていただいたようなものだと思います。インターンの内容に加え、クライアントとの直接やりとりや実地調査などが加わり、もっと忙しいのだろうなと感じました。

一番の理由は、最終プレゼンの評価が一位ではなかったためです。いくつか班があり、講評で一位のみ発表されるのですが、インターン自体が複数回開催されており、この時点で一位を取れていないようでは、優秀な学生として注目されることはないと考えたためです。

純粋に社風や社員の方々の性格特性が私と合わないと感じたため、志望度が下がりました。インターン自体は、班の学生とも仲良くなれましたし、楽しく有意義な時間でした。社員の方のお話も学ぶことが多かったです。一方で、純粋にこの中で私は働いていけるかと考えた際、難しいと感じました。インターンに参加したおかげで気づくことができたので良かったです。

インターンシップ経由で本選考がすぐに行われることは確かですが、参加したから有利に内定が出るわけではないです。単願かどうか聞かれるタイミングがあったため、船井総研に入りたい気持ちが強いかどうかが最重要視されているように感じました。

漠然とコンサルタントになりたいと考えていました。英語が話せないので、外資や国内大手は受けず、国内独立系を中心にインターンを探して応募していました。また、私にとっては業界を絞るにはタイミングが早いと考えたため、IT系中小企業やエンタメ系・金融系の大手企業など幅広く見て、実際にインターンにも応募・参加していました。

インターンシップに参加したことで、これまで私が考えていたコンサルタントという仕事と実際のギャップを明確に理解することができました。また、実際に働くイメージができたため、将来の自分の在り方を判断するいい機会になりました。一概に言うのは良くないかもしれませんが、コンサルタントになる人の性格特性を直接感じることができたため、この環境は私には向いていないなと痛感しました。