
23卒 本選考ES
技術系総合職
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Q.
研究テーマ
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A.
Liイオン電池は小型バッテリーとして利用されてきたが、安全性や経済性の面で課題がある。そこで近年、Liの1/30の価格であるNaイオン電池の開発に力が注がれている。また電極活物質の改良に向けた研究も展開されている。Liイオン電池では正極活物質に用いられる金属を有機物で代用することで、経済性や高容量化が実現されている。しかし、Naイオン電池に適した有機活物質の開発にはさまざまな課題がある。 そこで本研究では、Naイオン電池の活物質に適した有機化合物の合成を目的とし、◯◯◯◯◯◯◯分子である◯◯◯◯の誘導化の手法の確立を行なった。 続きを読む
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Q.
入社志望理由および将来の抱負
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A.
現状に満足せず改革を主体的に行なっていく、貴社の挑戦的な姿勢に惹かれているからだ。私は化学の力によって新たなものを創出することで社会課題を解決し、より豊かな暮らしを実現したいと考えている。貴社は1941年に国内初の無水フタル酸の工業化に成功して以降、さまざまな技術革新を成し遂げてきた。その革新は、高いモチベーションで働く社員の方々が少数精鋭で働く風土があるからだと感じている。私もそのメンバーの一員となり、新たな改革を生み出すことで、私の目指す、より豊かな社会の実現に繋がると確信している。入社後はさまざまなことに積極的に挑戦していくことで、幅広い知識や技術を習得し、リーダーという立場で主体的に他者に働きかける力を発揮して組織を引っ張っていく存在へと成長したい。 続きを読む
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Q.
高専・大学・大学院時代の経験であなたらしさが最も表れたエピソード(研究活動・テーマ以外で)を教えてください。
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A.
大学卓球部での活動で、◯◯◯◯リーグで二部への昇格を果たしたことだ。私はこの経験を通して、主体的に周囲を巻き込んで行動する力を発揮した。私が所属していた卓球部は、強い先輩方の引退後、実力の低下が原因で二部から三部に降格してしまった。私は、先輩への憧れから、再び二部で戦いたいと思うようになった。そこで、二部昇格を目指すために部員全員(40人程度)を巻き込んで、チームの立て直しに注力した。まず、実力低下の原因は、コミュニケーション不足により、各個人がどんな課題を持っているのか、自身で認識できていない点にあると私は考えた。そこで練習後に毎回、お互いにアドバイスをするシステムを提案し、導入した。また、半年に一回しかなかったミーティングを、一ヶ月ごとに行うことにした。このような改善の結果、それぞれが自身の課題を認識し、克服していくことにより、チーム全体の実力が向上し、二部昇格という目標を達成することができた。 この経験で私は、チームで大きな目標を成し遂げるには、主体的に周囲を巻き込んで行動する力が大切であると学んだ。この主体性を入社後も発揮していきたい。 続きを読む
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Q.
自己PR
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A.
私の強みは探究心と忍耐力だ。 私は「化合物Aを選択的に合成する」というテーマで研究を行っている。しかし既存の方法では、Aを選択的に得ることが困難であった。そこで目的達成のため、様々な論文を読み、教授とも積極的に議論を重ねた。そして新たに五つの合成ルートを考案・検討した。中には、わずか10μLの試薬を正確に加えないといけない実験もあった。なかなか思うような結果が出ず苦労したが、目的を達成したいという思いから実験を継続した。そして一年半の試行錯誤の末、Aの合成を達成した。この結果が評価され、今年の三月には学会発表を予定している。このような成果が得られたのは、研究活動を通して養った試行錯誤を繰り返す探究心と諦めない忍耐力の結果であると考える。 続きを読む