22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 早稲田大学大学院 | 男性
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Q.
弊機構を志望する理由と、関心のある具体的な事業や業務について教えてください。(400)
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A.
基礎研究の推進に携わりたいと思い、志望する。研究活動を通じて最先端の技術に触れてきた一方、それらが応用フェーズや実用化レベルに至らないケースに何度も出会ってきた。そこで、自ら手を動かすよりも研究者を支えたいと思い、半官半民として中立の立場で業務を行う国立研究開発法人に高い関心を持った。中でも貴機構では基礎研究の推進や情報インフラ整備を通じて、これまで身近に接してきた研究者を支援できることに魅力を感じている。特に関心があるのは戦略研究推進部の業務である。なぜなら、貴機構では研究を行っていない分「国の未来のため」を考えた研究のマネジメントができると考えるからだ。現場の研究者の声に積極的に耳を傾け、研究実施からアウトリーチ活動まで関わりながら社会課題解決に必要な基礎研究の芽を育てたい。さらに、将来的には出向なども経験しながら多角的な視点を醸成し、研究開発戦略センターで政策提言にも取り組みたい。 続きを読む
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Q.
科学技術の進歩によって、私たちの生活環境は日々変化し続けています。「社会とともにある科学技術」のあるべき姿について、考えをお聞かせください。(400)
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A.
どちらかが一方的に依存するのではなく、互いに高め合っていく関係があるべき姿だと考える。日本の科学技術は高いレベルにあるが、他国と比べると伸び悩んでいるのが現状である。その課題を解決するには研究者への資金や制度の支援は当然だが、研究者も社会を構成する一人である以上、一般市民との対話も求められるだろう。少子高齢化や環境問題、感染症など様々な社会課題が混在する現代において、科学の力で国民に安心と安全を提供するのは必須である。しかし、研究者が一方的に研究し社会を置き去りにすることなく、人々も科学に親しみながら参加していくことが理想である。例えば学校で科学的見地から社会課題を認識する機会を増やすなど、教育のさらなる拡充は喫緊の課題だと考える。そうして知見を十分に得た社会と研究者が今以上に対話し、双方が協働していく関係こそが、「社会とともにある科学技術」のあるべき姿だと考察する。 続きを読む