【21卒】ブリヂストンの技術職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.8582 （2020/7/22公開）

研究テーマの概要を記述ください。

結論ファースト，わかりやすい表現，読みやすい文章を常に心がけた．また文字数が少ないため，300~400字で一度書いた後推敲した．

WEBテストの対策は特に何もやっていない．

言語、非言語、性格診断

研究について，しっかりと目的を持って取り組めているかがかなり厳しく見られていたような感じ．用意しておらず答えづらい質問も正直に答えたことが評価されたと感じる．

淡々と，真面目な感じ．特別厳しいわけでも穏やかなわけでもない．
ただ，最初にアイスブレイクとしての雑談をし，空気を和ませていただいた．

研究内容について説明してください．

小売店舗などに設置されている○○の省エネルギー化に向けた○○制御方法について研究しています。○○の消費電力は店舗全体の約3割を占めトップであり、さらにそのうち約7割が、○○の侵入熱冷却に使われています。これより、○○の高効率化により店舗全体の省エネルギー化に貢献できると考えました。しかし○○制御において、気流の乱れなどといった実際の運転環境を考慮した高効率な制御はなされていません。これらの背景より、気流解析、熱解析による○○内の熱負荷特性把握を目的としています。具体的には、○○の○○や○○をパラメータとして○○を用いたシミュレーションを行い、定常状態の熱負荷特性の把握を進めました。今後の方針としては、○○全体の省エネルギー化に向けて、侵入熱を冷却する○○システムを同時に考慮した計算を行います。

あなたが大学または大学院在学中に一番力を入れて取り組んだことは何ですか．

90人規模の○○サークルにおいて，目標であったリーグ昇格に大きく貢献したことです。私は○○という新しいスポーツに挑戦し、初心者から1番手にまで成長しました。さらにそれまでの成長過程で培ったノウハウをサークル部員への指導に還元し，チームのリーグ昇格に大きく貢献しました。順位が低迷していた中、チームで勝ちたいという思いが強くありました。その背景には、○○の○○として、生活のほとんどを捧げチームを牽引したにも関わらず、最後は3回戦で負け，強く後悔した経験があります。順位が低迷していた最大の原因は精神的弱さであると考え、「練習に臨むべき姿勢、試合での心構え」などといった精神的ノウハウを中心に、後輩の実力や性格に合わせて言葉を変えながら常に伝え続けました。全員のモチベーションや実力の向上に全力を尽くし、4年ぶりの目標達成に貢献しました。絶えない努力によって得たスキルを還元し組織に貢献できる力を、仕事でも活かしたいと思います。

最終面接であり，最初の面接よりもさらに深く様々な角度から質問が来たが，パニックになることなく冷静に正直に答えられたことが評価されたと感じる．

一つ目の面接同様，面接開始時にはアイスブレイクとして慣れないWEB面接でも雰囲気を和らげてくださった．

あなたの長所と短所を教えてください．

長所は「主体的な行動力」です。所属する研究室のプログラムとして2週間にわたる任意の海外研修に自ら参加しました。日本以外にドイツ、アメリカ，中国など5か国の学生が参加し、所属した6人チームでは私とドイツの学生が中心となって議論を進めました。しかし国によって文化や性格が大きく異なり、スムーズな議論は非常に困難でした。そこで私は，具体的な意見を出し合う前にまず方針を立て、役割を明確にしようと働きかけ，チーム全員が納得できるものを作り上げました。最終発表においては独自性、現実性を評価されました。
一方、短所として、「1つのことに集中し、優先順位を見誤る事」があります。所属していた○○サークルで、幹部としての仕事や後輩への○○指導に時間を割きすぎ、チームを勝たせることに全力を尽くしたあまり、学業が疎かになっていた時期がありました。この経験から、毎週必ずタスクを洗い出し、余裕をもって実行可能なスケジュール管理を徹底するよう心がけています。

研究テーマを選んだ理由を教えてください．

理由は2つあります。
1つ目は、身近な機器に関わりたいからです。私は人々の暮らしに密接に関わる機器を設計したいと考えています。研究室のテーマの中でもとりわけ○○は、利用客数が比較的多いコンビニやスーパーなどに必ずと言っていいほどあり、人々の生活に必要不可欠だと言えます。そのような機器の設計に携わり、実際に店舗に設置され実用化されているのを見ることでやりがいを感じたいと考えました。
2つ目は、先輩や同期が取り組んでいない唯一のテーマであったからです。教授や研究員と直接議論を重ねながら方針を決めるという過酷な環境に自分から飛び入り、課題解決スキルや精神的なタフさを根本的に磨きたいという思いがありました。また、学生が1人のみであるため担う責任が大きく、またその分得られるやりがいもとても大きいと考えました。

内定の電話では，ぜひ来てほしい思いは強いが，最終的に納得のいく結論を自分で出してほしい，と言っていただいた．

感覚だが，逆質問がかなり重要な気がした．面接中はしっかり答えられたところがあった一方で，たどたどしくなってしまった場面もあり，どちらの面接の後も通過した気はしなかった．しかし，どちらの面接でも自分の中で手ごたえを感じたのが逆質問で，新聞から今後のブリヂストンの事業戦略を把握し，それについての質問に特化した．逆質問をしっかり用意しておいたことで，最後の最後で挽回できたと思う．
ほかには，研究内容について細かく理解，整理しておくことや，学生時代の活動，自分の性格などについてもかなりしっかり整理しておいたほうが有利だと思う．
エントリーシートでは志望動機を聞かれないが，その分面接で細かく聞かれるので油断してはいけない．

朗らかな表情ではきはきと受け答えできる人は決まって内定をもらいやすいように感じる． 会社によって欲しい人間性に違いはあるものの，まずしっかり会話できる事が仕事する上で最低条件だと思うので． さらに，会社について理解しており，さらにやりたいことを語れるような人は技術者として好印象だと思う．

数週間のインターンは夏しかないが，それに行けなかったとしても全く問題ないし，気にすることはない．実際の仕事内容に似たものを1dayインターンでも経験できる．
ただ，座談会のようなものはなかったので，自分からOB訪問などはしたほうがいいと思う．