【未来を共に築く、ICTの先導者】【23卒】富士フイルムビジネスイノベーションの技術系コースの本選考体験記 No.25519（非公開/非公開）（2022/5/11公開）

大学OB・OGの話が聞ける座談会イベントでした。
イベントの最後に早期選考の案内を受けました。

◆設問1 あなたの研究テーマは何ですか。また、その研究テーマにどう取り組み、そこから何を得たのか教えてください。
◆設問2 あなたがこれまでに直面した困難は何ですか。その困難に対して、あなたはどのように自分で考えて取り組み、どう乗り越えようとしたのかをご自身の言葉で教えてください。（400文字以内）
◆設問3 上記設問1、2の経験から見出した、あなたの就職活動の軸を教えてください。（400文字以内）
◆設問４入社後に取り組みたい技術領域について教えてください。（複数回答可）
(選択肢：機械/電気・電子/情報/化学・材料/その他)
◆設問5 入社後に最も取り組みたい技術領域を教えてください。
(選択肢：機械/電気・電子/情報/化学・材料/その他)
◆設問6 志望職種について教えてください。（複数回答可）
(選択肢：研究/技術開発/商品開発/生産技術・生産/その他)
◆設問7 最も志望する職種を教えてください。
(選択肢：研究/技術開発/商品開発/生産技術・生産/その他)
◆設問８「最も取り組みたい技術分野/業務」において、当社であなたが実現したいことと、その理由を教えてください。（400文字以内）
設問9 技術系資格（基本情報技術者、危険物取扱者など）
設問10 その他資格（語学、受賞歴、特許出願件数など）

採用サイトのマイページから提出

Webで入力

研究活動と困難の乗り越え方という2つの観点から、就職活動の軸を記述するという形式になっているため、自分の就職活動の軸から逆算して、ストーリーが流れるように最初の2つの設問に回答した。

内定を得た先輩にESデータを送ってもらい、論理構成を参考にした。内容は特にこの企業用に工夫したわけではなく、他の企業にも使っていたガクチカを流用した。

なし（先輩の情報）

事前にテストセンターを受験できる別の企業の選考に参加し、結果を使いまわせるようにした。
コーディングテストは、標準入力の扱いに慣れてから本番に挑戦した。

SPI3(テストセンター)：言語、非言語、性格
track.run：コーディングテスト
※コーディングテストは、ESの「入社後に取り組みたい技術領域」で「情報」を選択した場合のみ必要

SPI3：通常のテストセンターのものです。
track.run：２問。1時間の問題と1時間半の問題だったと記憶しています。

これが本当のSPI3だ! （書籍）
paiza新卒（Webサイト、コーディングテストの練習に利用。個人的な所感ですが、B問題が解ける程度のスキルで十分だと思いました。）

オンラインなので特になし

面接の場で「次の面接に進んで欲しい、空いている日程を教えて欲しい」と言われたので、基本的には選考を通過させるつもりで面接をしていたのだと思う。つまり、1次面接はあくまでネガティブチェック的な立ち位置で、喋り方や論理性に大きな問題がなければ通過できるのではないかと予想する。※あくまで個人の所感

非常にフランクな雰囲気。40分のうち、20分強が人事の方からの質問で、残りは逆質問と二次面接の日程調整に当てられた。

なし

特になし

最終的に入社する会社を選ぶ際、何を決め手にしますか。

もし複数社から内定をいただけた際は、「人」を決め手に入社先を選択しようと考えています。私は入った会社で、責任を持ってできるだけ長く勤めあげたいと考えておりますが、その上でやはり良好な人間関係を築くことが最重要だと思います。それはストレスを軽減するという意味だけでなく、優秀な仲間達と切磋琢磨しあえる環境で自身の能力を伸ばし、会社に貢献するためでもあります。御社の社員さんとはインターンシップや座談会にてお話させていただく機会がありました。内定し、入社を決めている先輩からも話を普段から聞いています。その中で、御社の社員の皆さんの雰囲気は自分に合っていると感じますし、また10%チャレンジ制度で社員の成長を後押しするような制度も整っています。「人」という基準においても御社は非常に魅力的に感じ、志望するに至っています。

これまでに直面した困難について、その乗り越え方も踏まえて教えてください。

カメラ委員として軽音サークル運営に携わり、ほぼ全てのライブに参加する中で課題に直面しました。仕事を通して2つの課題に気づきました。当時は写真をスマホから簡単に閲覧できる仕組みがありませんでした。動画も編集に時間がかかり、共有に1週間かかることもありました。そこで、頑張った証をもっと手軽に早く見たいという声に応えるべく、システムの見直しを行いました。写真は、気軽に閲覧できるが部外者はアクセスできないといった条件で検討し、新しい共有サービスの導入に踏み切りました。また動画は役割分担して負担を分散することで、翌日の動画共有も可能になりました。この経験より周囲のために自分がすべきことは何か、使命感を持って考え行動する力が身に付きました。

オンラインなので特になし

真摯に研究に打ち込むことができるか、自分で試行錯誤しながらゴールを明確にして研究できているか、というところが技術系では重要だと感じた。

「技術面接」という立ち位置で、実質的な最終面接といっても良い。雰囲気自体は穏やかだが、1次面接と異なり役職者の前で研究内容をプレゼン、質問対応をする必要があり、緊張感があった。研究プレゼンには、エントリー時に作成・提出した2枚以下のレジュメを用いる。

なし

特になし

研究内容についての深掘り質問

・この研究はチャレンジングなものに見えるが、既存で進んでいる研究はあるか
→応用が期待されている分野であり、先行研究もいくつか存在します。しかしそのどれも実用に耐えうる精度・安定性ではなく、まだ模索中という段階です。
・その中でも今回の手法（深層学習を用いた手法）の例はあるのか
→昨今のAIブームに合わせて、深層学習を用いた手法も幾つか発表されています。
・あなたの手法の強み、差別化点はどこにあるのか
→既存のものとは異なる深層学習モデルに着目しており、実現すればより難しいタスクにも適用できるようになります。
・タスクが難しすぎて、このまま研究を進めても成果として実用化するのは難しく思えるが？
→確かにどんな状況にも適用できるようにするのは難しく、ご指摘の通りだと思います。そこで、ただ単に精度の向上ばかりを目指すだけでなく、利用シナリオを想定して、自分で研究範囲や目標設定を調整することも大切だと考えています。現在設定している目標であれば、達成は不可能ではないと考え、あと一年真摯に取り組む所存です。

ペーパーレスなどのICT事業に興味があるということだが、他にもICTをやっている会社はある。その中でなぜ弊社に興味を持った？

ICTを扱う会社はおっしゃる通りたくさんあります。まず前提として、SIやITコンサルのような、他の会社の事業をお手伝いする企業と、自分の事業をスケールさせていく企業の2つがあると思いますが、私は後者の事業会社を志望しています。あくまでも自分の組織でのモノ・サービスづくりや、事業を大きくしていくことにこそやりがいを見出せると考えているからです。そして事業会社の中でも様々な題材がありますが、私はその中でも塾講師のバイト経験などから、ペーパーレスをはじめとする働き方向上に携われる仕事に関心を持っております。御社はまさに、複合機メーカーという側面以外にも、ICTサービスにも注力されているところだと理解しております。よって私は数あるICT事業の中でも、御社での仕事に携わりたいと考えています。

受付に面接に来た旨を伝え、面接会場のフロアにエレベータで移動。
エレベータ前で担当者の方が待機しており、雑談をしつつ待機所に移動。
その際提出書類も提出する。
面接時間まで待機し、時間になると部屋に案内される。
面接が終わればまた人事の方と一緒に1階までエレベータで戻り、建物から出るまで見送られる。

部屋に入って最初に自己紹介をしたが、その際落ち着いた様子であることを褒めていただいた。おそらく2次面接の時点でほぼ内々定か否か決まっているので、普通にしっかりと会話ができていれば問題ないと思う。

非常にフランク。おそらく2次の技術面接を通過した時点で内々定を出すことが決まっていたのではないかと思えるほどである。実際質問は早々に終了し、内々定の通知を受け、その後は就活の相談をしただけだった。

なし

特になし

就活の状況を教えてください。

主にメーカーとインフラ企業を中心に選考を受けており、現在は3社から内定をいただいています。具体的には〇〇株式会社、〇〇株式会社、〇〇株式会社です。しかし、志望度はこれらの3社よりも御社の方が高く、現在この場に来ております。理由は、御社が最も私の就職活動の軸とマッチしていると考えているからです。私はICTを用いた事業に携わりたいと考えており、中でも御社が扱っているペーパーレスに関わるソフトウェア開発に強く魅力を感じています。また、これまでのインターンシップやOB・OG座談会などを通じ、社員さんの雰囲気に触れさせていただきました。魅力的な方々ばかりで、また皆さんが生き生きと働けるような社内の制度も整っていると感じています。

内々定のオファーを出しますが、納得できるまで就活は続けるべきだと思います。この場で承諾する必要もありません。今後どうする？

内々定をいただけるとのこと、本当にありがとうございます。非常に光栄です。先ほども申しましたとおり御社は非常に志望度が高いという状況です。ただ、今後も何社か選考を控えている企業があり、それらの選考もしっかりやり切りたいと考えています。その上で、もし他社さんからも内々定をいただけた場合は、しっかりと自分の中の判断軸と照らし合わせて決めたいと考えています。一点質問があるのですが、内々定の承諾期間などはありますか？
(「特にこの場で期間を設定することはしない。他社の選考スケジュールも考慮して、一緒に相談したい。A社の就活の目処が立ったらまた電話で相談しましょう。必要なら面談の機会も提供するので遠慮なく相談してほしい」という風に言っていただく。)
→それでは○日後にA社の最終面接がありますので、■日後にまたお電話させていただきます。