【未来を創る自動車革命】【20卒】三菱自動車工業の冬インターン体験記（理系/事務系）No.5218（早稲田大学/男性）（2019/4/11公開）

自動車業界、完成車メーカーに興味を持っていたのでインターンシップに参加した。そして、何よりルノー、日産、三菱グループという他の完成車メーカーにも負けないバックグラウンドを持っていたので自動車業界の将来性が心配される中で一番安定していると感じた。

書類選考、ウェブテストの受験を突破することでインターンに参加できる。特に対策は必要なく、普通にやれば大丈夫だと思う。

自動車メーカーのビジネスを知る

1日目にやったこと

インターンシップ1日目の午前には、オリジナルのカードゲームを用いて自動車ビジネスを体験した。事前の準備や知識等は不要。午後には、ハローキティーと三菱自動車を掛け合わせて新しいクルマを提案するワークを実施した。

2日目にやったこと

１日目午後に実施したハローキティーと三菱自動車を掛け合わせた新しいクルマ提案ワークの発表を行った。発表は模造紙をスキャンしたものをスクリーンに映し、班員と進行するものだった。班員と協力してプレゼン資料を作成することが重要。

営業部長/人事社員

三菱自動車グッズ

どの班の発表も非常に面白いものだったという評価を頂いた事。勝ち負けではなく、純粋にアイデア・思考力を見ていた部分が大きかったのだと思う。また、最新のテクノロジーを駆使した発表は高評価であった。

１日目の午後から２日目の発表まで行うことになるハローキティーワークは身体的、精神的にも辛いものだった。特に、朝は早く、班員と協力して作業をすることが必要となるため、コミュニケーションを積極的に取り各々の作業範囲を明確にするべきである。また、こうしたワークは正解が無いためその点にも苦しめられた。

自動車業界、特に完成車メーカーでの働き方や今後の経営について学ぶことが出来た点が非常に良かった。特に、三菱自動車工業ではどういった点に重きを置き、どういった企業になりたいかという事を理解することが出来た。総評として、インターンシップ参加は有意義なものであった。

特に事前の準備や勉強等は必要ないと感じた。強いて言うなら、最先端テクノロジーに感じての理解は深めておくべきだった。

２回行われたワークを通して業務内容を体験することが出来たので十分にイメージできた。また、新卒として入社した際にどんなことを現場に出てするのかを具体的にイメージすることが出来た。常にいろんなことを聞ける状況だったので疑問点も明確になり、これもまたイメージできる要因になった。

インターンシップの参加学生を見る限り、本選考を受ける人も自動車業界だけを見ている人ばかりではないと感じたから。また、自動車に関する深い知識を持ち合わせている人もそんなに居なかった印象を受けたので、自動車、業界全体に関する理解を深めておけば大丈夫だと感じた。

インターンシップの参加前後で志望度に大きな変化はない。自動車業界が第一志望というわけではないので、ここが一番という風にも考えなかった。ただ、周りを見ると志望度が上がったという人が多かったため、自動車業界が第一志望の人は志望度が上がると思う。

私自身はインターンシップへの参加の有無が有利に働くとは思わなかった。ただ、社員との座談会や人事への質問が気軽にできる雰囲気だったので情報収集は容易に出来ると思う。

総合商社やマスコミ、広告、テレビなど世間一般的に見て、評価されるような業界を志望していた。三菱自動車工業のインターンシップに参加する前までは、自分の価値観に基づいた就職活動というよりは、周りの価値観に基づいて業界や企業を決めていた。 企業としては、五大商社やキー局など内定をもらうのが難しいところを選択していた。

ここが第一志望の業界・企業ではなかった為、このインターンシップが就職活動において大きな影響を与えたという事はない。一方で自身が実際に関心のある業界、企業の選考に向けて様々な業界のインターンシップに参加することは志望理由を深堀するうえでも、就活解禁前にしかできない社会勉強の１つとしても有意義だと感じている。