20卒 本選考ES
技術職
20卒 | 北九州市立大学大学院 | 男性
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Q.
あなたが現在取り組んでいる研究分野、意義などを簡潔に説明してください(200)
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A.
ケイ素は通常、他の元素と4本の結合を作ります。ある条件では6本の結合を作ります。これを6配位ケイ素と表現します。6配位ケイ素は、通常のケイ素と異なる性質を示しますが、報告例が少ないため、基礎物性の解析、特に発光特性に興味が持たれます。私は電子を供与/受容する構造をデザインすることで、6配位ケイ素の合成に成功しました。今後は、発光特性に着目した詳細な解析を行い、発光材料としての有用性を検討します。 続きを読む
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Q.
就職活動の企業選びで重視しているポイントを教えてください(200)
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A.
私は大規模な事業を担う“プラントエンジニアリング”業界で、人々の生活基盤が劇的に変わるような仕事をしたいと考えています。また、これまでの研究生活で、私は「入念な計画と実験」「その試行錯誤の楽しさ」「その末の研究結果に大きな達成感があること」を学びました。そのため、事業に包括的に関わることができ、その先に大きな達成感が得られるというところを重視しています。 続きを読む
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Q.
これまでにあなたが「情熱」を注いだ事柄について教えてください(400)
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A.
私は学部生から今まで、研究に情熱を注いできました。その中でも特に、情熱をもって取り組んでいる点は、先輩や先生方とのディスカッションです。これを毎日続けています。これを通じてPDCAサイクルの重要性、その中でもPとAにおける入念な計画、情報共有、討論の重要性を学びました。研究開始当初、私は先輩や先生の指示を淡々とこなすだけでした。そのため研究は全く進展しませんでした。ある時、実験条件のわずかな違いが実験結果に大きく影響を与えました。この原因を考察して先輩、先生に報告し、ディスカッションを通じて条件を洗い直し、考えうる条件を一気に試行した結果、研究が一気に進展しました。これを機に、毎日の実験でどんな小さな違いも見逃さずに記録、考察し、先輩や先生と毎日ディスカッションし、次の条件を洗い出すというサイクルを組み立てました。その結果、研究内容で示したような報告例の少ない化合物種の合成に至りました。 続きを読む