
23卒 本選考ES
グローバルスタッフ 技術系
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Q.
大学院生の方は、現在取り組んでいる研究の概要を説明してください。大学院生以外の方は、力を入れて取り組んだ学問について説明してください。600文字以下
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A.
液晶ディスプレイに使われている液晶分子のシミュレーションの研究に取り組んでいる。日常で使われている液晶ディスプレイは棒状の液晶分子で作られている。しかし、最近ではリアルタイムに近い早さで表示できるディスプレイ開発が可能な分子として、くの字に曲がったバナナ型液晶分子が注目されている。この性質を活かし、遠隔手術に使われるディスプレイへの応用が期待されている。だが、バナナ型液晶分子を使用したディスプレイは実現できていない。その原因は先行研究から、低い温度でしか液晶ディスプレイが存在できないことであると考えた。そこで私の研究では、今まで1種類のバナナ型分子でしか行われていなかった研究を、くの字の曲がっている角度が違うバナナ型液晶分子を2種類混ぜることで、存在できる温度を高く出来ないかを調べた。その研究に取り組む中で困難な点が2つあった。1つ目は、新規性の高いテーマであるため、シミュレーションに使う式の文献が少なく、知識不足だったこと。2つ目は、シミュレーションを行うためのプログラムに関する知識が不足していたこと。そして、課題に対して(1)学会に参加し、他大学の教授の発表を聞くことで知識を得ること(2)シミュレーションを専門としている他学科の教授の講義に参加し、プログラムの知識をつけることの2つの施策を行なった。その結果、存在できる温度が最大で約4倍まで高くなることが判明した。 続きを読む
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Q.
上記研究テーマを選択した理由について説明してください。大学院生以外の方は、なぜ力を入れて取り組んでいるか説明してください。300文字以下
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A.
現在のテーマを選択した理由は2つある。1つ目は、同級生の研究の成功率を上げるためだ。私が学部4年生の時、研究室では材料費が高い研究を同級生が任されていた。その頃は配属されて間もないため、研究に対する知識が少なく頻繁に実験に失敗してしまい、教授に叱られ落ち込んでいた。同級生の悩みを聞いていた私は、同級生の実験の成功率向上に貢献できるテーマに取り組みたいと思うようなった。そして、実験をシミュレーション化し、結果に目星をつけた状態で実験を行うことで失敗を減らせるのではないかと考えた。2つ目は、自分が成長できるたからだ。参考文献もほとんどないような研究に挑戦する事で、自分自身の成長につながると考えた。 続きを読む
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Q.
あなたが学生時代に最も情熱を持って取り組んだこと(力を入れたこと)、およびその成果を教えてください。500文字以下
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A.
大学で副部長として所属していたラグビー部で、部員のポジションを改善しチームを2回戦進出に導いた経験だ。部員全員が真面目に練習に取り組んでいたが、大会で1回戦を突破した事がなかった。部の課題を過去の試合のビデオを見て探ったところ、同じミスを繰り返す部員がいる事が分かった。負けが続き暗くなったチームの雰囲気を変えたいという想いから、1回戦突破を目指す事を決意した。そこで、私のラグビー経験を元に課題を「練習量」「練習の質」「ポジションの適正」「実践経験」の4つ要素に分けて解決策を考えた結果、次の2つの施策を行うことにした。(1)ポジションを見直す事(2)実践経験を増やすため、練習試合を週1回以上行う事。(1)に関しては、ポジションを高校の部活と体格で決めていた。そのため、部員のプレーの強みと弱みを考慮し決める必要があると考えた。(2)に関しては、32人中24人が初心者であったため、練習試合で実践経験を積む必要があると考えた。そして、1番結果が良かったポジションで大会に臨んだ結果、2回戦に進出する事が出来た。この経験から、目標を達成まで諦めず行動すること、課題を特定する重要性の2つを学んだ。 続きを読む
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Q.
上記取り組みで「特に工夫した点/苦労した点」について教えてください。200文字以下
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A.
練習試合の回数が増えたことで負ける回数も増えたため、部員のモチベーションの維持にとても苦労した。そこでモチベーションを維持するため、試合に出た部員のプレーの良い点や改善した課題を見つけ褒めることにした。1人で見つけるのは困難だったため、試合に出ていない部員にも協力を仰いだ。また、試合に出ている部員のプレーの強みと日頃改善に取り組んでいる課題を共有し、褒めるプレーが見つけやすくなるよう工夫をした。 続きを読む
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Q.
興味のある事業分野、及び職種を踏まえ、あなたが社会/会社で将来情熱を持って成し遂げたいことを記載してください。400文字以下
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A.
持続可能な社会と産業の発展の両方を実現したい。私は研究で液晶ディスプレイの実験をシミュレーションを用いて効率化し、ディスプレイ産業の発展に貢献した経験がある。この経験から、今後も産業の発展に貢献したいと考えるようになった。しかし、産業が発展することによってエネルギー消費量が増大し、それに伴い環境負荷が増大してしまう。日米政府が「カーボンニュートラルを2050年までに達成」を掲げている今、エネルギー消費量を抑制し環境配慮を伴った生産活動と消費活動を行うことが必要不可欠である。そのため、顧客企業に高品質で環境と省エネに配慮した設備を提供することで支援したい。また、数多くある産業の中でも製鉄業の分野に携わりたい。理由としては製鉄所を見学した際に、ダイナミックな生産工程に魅力を感じたからだ。私の強みである「目標を設定し、努力を継続できる力」を活かし、貴社の製鉄プラントセクターで目標を実現したい。 続きを読む