
23卒 本選考ES
技術職
-
Q.
研究内容(※ 研究のプロセスやねらいとする事柄を平易にまとめてください/技術職:800字 事務職:400字)
-
A.
私は新しい液晶ディスプレイ材料の発見を目標に、液晶分子のシミュレーションの研究に取り組んでいる。液晶分子は液晶ディスプレイに使用されている分子のことである。現在、日常で使われている液晶ディスプレイは棒状の液晶分子で作られている。また最近では、新しいディスプレイの開発に貢献できる可能性がある分子として、くの字に曲がったバナナ型液晶分子が注目され、多くのシミュレーションや実験的研究が行われている。だが、今まで行われてきた実験的研究ではバナナ型液晶分子を使用した液晶ディスプレイは実現できていない。その原因をシミュレーションの先行研究から、とても低い温度でしかバナナ型液晶分子を使用した液晶ディスプレイが存在できないことであると考えた。そこで私の研究では、今まで1種類のバナナ型分子でしか研究が行われていなかったため、くの字の曲がっている角度が違うバナナ型液晶分子を2種類混ぜることで、バナナ型液晶分子を使用した液晶ディスプレイが存在できる温度を高く出来ないかを、シミュレーションで調べることにした。実験方法は次の手順で行なった。(1)液晶分子を含んだ物体が個体、液体、液晶の中でどの状態にあるかを判断するための式を構築する。(2)構築した式を積分を用いた近似を行い、プログラムで書ける形に変形する。(3)C言語を使用しプログラムを作成する。(4)バナナ型分子の曲がっている角度を変化させ、シミュレーションを行う。1つ例を挙げると、くの字に曲がっている角度が90°のバナナ型液晶分子と、130°の分子を混ぜることで何度まで液晶状態を保てるか調べた。研究結果として次のことが判明した。曲げ角度の違うバナナ型分子2種類を混ぜて作った方が、存在できる温度が高くなること。今回調べた中では、最大で4倍の温度まで存在するという結果が出た。今後は、実験を行いシミュレーションの精度を確認する予定である。 続きを読む
-
Q.
苦労した点・工夫した点(400字)
-
A.
学部生で研究に取り組んだ中で、次のことに苦労した。特定の分野の狭く深い知識が必要になったこと。大学の講義では様々な分野の学問を、広く浅く学んできた。しかし、研究となると今まで講義で得られた知識では足りず、特定の分野について学ぶ必要があった。そこで私は、(1)欲しい知識の探し方を学ぶこと(2)得た知識を進捗報告会で、自分が理解できる噛み砕いた言葉で説明することの2つの工夫を行った。(1)に関しては、講義ではテストを解くために必要な知識は、講義中に教授から教わり知識探す必要がなく、探し方を知らなかったため、この施策を行った。学び方としては、担当教授と研究室の先輩、学習支援室の方に普段どのように知識を得ているのか聞き、真似することを行った。(2)に関しては、自分なりの理解した言葉で話すことで、間違っている場合は担当教授や先輩から指摘を受けることができ、理解が正しいか確認のために行った。 続きを読む
-
Q.
これまでに最も力を入れて取り組んできたことについて、具体的に教えて下さい 概要(50字)
-
A.
学部生の時に勉強方法を変更し、成績をGPA2から3に上げた経験 続きを読む
-
Q.
取り組み内容(400字)
-
A.
進学した。高校での成績は学年で10位以内に入っており、大学合格後は塾に通い理系科目を勉強していたため、大学の講義についていけると思っていた。しかし、ついていくことができず中間テストで赤点を取ってしまった。講義についていけない理由を、友人と私の問題の解き方を比較し探った結果、理解の浅さが課題だと判明した。そこで、課題に対して(1)予習を行い疑問点を講義の前に明確にすること(2)誰かに教えるように、声に出して得た知識の説明をすること、という2つの施策を行なった。(1)に関しては、事前に自分が理解できていない部分を把握し講義を聞くことで、理解しやすくなるような状況を作るため行った。(2)に関しては、言葉で理解することで深く理解できるため、この施策を行った。その結果、GPAを4段階評価の2から3に上げることができた。 続きを読む
-
Q.
チーム・仲間と協力し取り組んだことについて、具体的に教えて下さい 概要(50字)
-
A.
大学で副部長として所属していたラグビー部で、部員のポジションを改善しチームを2回戦進出に導いた経験 続きを読む
-
Q.
取り組み内容(400字)
-
A.
私の部では、部員全員が真面目に練習に取り組んでいたが、大会で1回戦を突破した事がなかった。試合で勝てない課題として、同じミスを繰り返す部員がいる事があった。1回戦突破を目指し、副部長としてチームに貢献する事を決意した。そこで、課題に対して(1)ポジションを見直す事(2)練習試合を週1回以上行う事という2つの施策を行なった。(1)に関して同じミスをする部員は、ポジションが合っていない事が分かり、チームにその事を伝えポジションの見直しを提案した。最初は部員に反対されたが、試合のビデオ30本を見返し部員の長所と短所を明確にし、今より活躍できるポジションがある可能性を伝え説得した。(2)に関しては出た案を全て試すため、週1回以上練習試合を組むようにした。1番結果が良かったポジションで大会に臨んだ結果、2回戦に進出する事が出来た。この経験から、チーム一人ひとりを見る事の重要性を学んだ。 続きを読む
-
Q.
身近な人からどのような人だと言われるか、その理由を教えて下さい。 どんな人か(30字)
-
A.
仲間想いの人 続きを読む
-
Q.
そのように言われる理由(150字)
-
A.
部員から言われる理由として2つあると考える。1つ目は、1本2時間の試合のビデオを30本見て部員の長所と短所をまとめたこと。2つ目は、試合で部員のフォローに付くため、毎日2時間のランニングで体力をつけたこと。友人から言われる理由としては、飲み会で酔い潰れた人を一人ひとりしっかり介抱するからだと考える。 続きを読む
-
Q.
仕事をするうえで大切にしたい価値観や求める働き方・職場風土(200字)
-
A.
大切にしたい価値観は相手の目線に立って考えることだ。理由は、スマホアプリの品質管理のアルバイトの経験だ。アプリの検査を行い使いづらい箇所はないと判断した。しかし、小さい子がipadを使用した際、持ったままだと撮影ボタンに指が届かないというレビューを書き込んでくれていた。このことから、使用者の立場になる大切さを学んだ。また、今まで先輩や先生に支えられてきたため、頼れる先輩方と働きたい。 続きを読む
-
Q.
トヨタでやりたいこと、それに繋がる強み・能力・経験(300字)
-
A.
地元で移動に困っている人達を見てきた経験から、誰もが自由に移動できる世の中を実現したい。また、情報セキュリティの分野から機密情報を守ることで、目標の達成に向けて携わりたいと考える。理由は2つある。ラグビーの試合で作戦が漏れ負けてしまった経験と、専攻してきた情報分野に携わりたいという想いからだ。情報セキュリティでは、各部署から新しいツールを使いたいという意見に対し、情報漏洩のリスクを考え使用を許可できず、働き方を制限することがあるとお聞きした。そこで、強みである相手のために行動できる行動量の多さを活かし、同じ機能の情報漏洩のリスクがないツールを探すことで、相手に寄り添った提案ができると考える。 続きを読む