【21卒】雪印メグミルクの冬インターン体験記（理系/機電系インターンシップ）No.10567（明治大学大学院/男性）（2020/7/22公開）

インターンに参加した理由は，
・大手食品メーカーだから
・食品メーカーで機電系のインターンシップを開催していたから
参加を決意した理由は，
・1月はインターン開催企業が少なくて，どことも被らなかったから

インターンの選考に受かるために行ったこととして，企業の良いことも悪いことも調べて，面接時にエピソードと絡めて伝えました．これによって，志望度が高いとアピールできたと思います．

応募 → エントリーシート → WEBテスト → 最終面接

20分と短い選考だったので，結論ファーストで分かりやすく伝えることを心がけました．
また，雪印メグミルクの過去と掲げる未来について理解して面接に挑んだことも評価された点であると思います．

研究内容と研究で培ったことが業務にどのように活きるか教えてください．

私は設計の初期段階における○○を選択するシステムの開発を研究活動として行っています．設計の初期段階における○○の選択は，設計者の経験や勘に依存して定性的に行われ，未熟な設計者が適切な○○を選択することは困難です．これに対して私は，○○の性能を設計者の経験や勘に依存せず，定量的に導出することで，設計者の○○の選択を支援します．○○の性能の定量的な導出の際に，人工知能を用いました．このときの人工知能のプログラムを書いた経験から，プログラミングの技術を習得しました．御社の業務では，培ってきた情報技術の知見を活かして，人工知能を用いた検査システムの開発などに活かせるのではないかと考えています．

食品業界の機電系の業務ってどんなのを想像していますか？

私が思う食品業界の機電系の大まかなイメージは"工場のプロフェッショナル"です．
工場というのは，商品を製造する機械があり，その機械を動かす熱・電気などのエネルギーを管理する機械があります．
これらの工場の内部の全てを設計して，正常に動くように日々管理して，時には維持活動を行う，工場のプロフェッショナルというイメージがあります．
また，工場には様々な学問分野が必要なため，自身の現在の研究分野だけでなく将来は幅広く学び続ける必要があるというイメージがあります．
これらのイメージが実際に正しいのか，そしてより具体的なイメージを持つために，インターンに参加しようと思いました．

雪印メグミルクの機電系の業務について理解しよう

前半にやったこと

1日目はインターン概要・食品乳製品業界・雪印メグミルクの説明を聞き，工場見学及びチーズの試食会を行いました．
2日目は実際にラインに入って隅々まで工場設備の見学を行い，見学時に工場の課題を発見して，グループワークを行いました．

後半にやったこと

3日目はユーティリティの見学を行い，ユーティリティの携わる社員から業務説明がありました．
4日目は本社生産技術部の業務説明を受けて，実際に本社技術部でやるようなワークをグループごとに行いました．

面接官の技術部長，工場の部長クラス複数，本社技術部，人事

なし

グループワーク中の発言を聞いていた部長クラスの社員から
”本質を分かっているね”
と懇親会の時にフィードバックを頂きました．
”提案した数値に血が通っているともっとよかったよ”
とも言われました．

大変だったことや苦労したことは特にないです．
強いて言うなら，色んな専門の学生が参加しているので，グループワークを円滑に進める能力があれば，もっと面白い提案ができたかもしれません．
また，参加人数が多いため積極的にアピールするのが大変でした．