
23卒 本選考ES
総合職技術系
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Q.
①あなたがマツダで実現したい夢は何ですか?(400) マツダは「2030-40年のありたい姿」として、「同じ夢を持つ仲間と共に、限界を突破することを通して、マツダに関わる全ての人々が、生き生きと感じ、マツダとのつながりに誇りや愛着を感じていただける会社になること」を目指しています(中期経営方針)。あなたが、マツダのメンバーとして、このありたい姿の為に考えた夢と、何故その夢を実現しようと思ったのかを教えてください。
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A.
お客様に「一生この車に乗りたい」という出会いを、貴社の製品を通して届けたい。なぜなら昔、優れたデザインを持つ名車が何年経っても色褪せない様に感動し、それ以来メーカーの思いとユーザーの感性を密に繋げるデザインの価値を信じているからだ。また、変革期を迎えても変わらず提供できる価値がデザインであると考えるからだ。材料技術で今後のさらなる進化に貢献し、いつの時代もお客様に感動を届けたい。そしてこの夢は、①魂動デザインという揺るがないコンセプト②スカイアクティブなど車の本質である純粋な技術の追求③デザインと技術の相乗効果をもたらす共創の考え、の3つを併せ持つ貴社でこそ実現したい。中でも、デザインの理想を高い品質で実現させ量産に繋げる生産技術部で、大学で学んだ材料知識を活かし、新素材と成形技術によるデザインの自由度向上に貢献したい。そして貴社で何年たっても色褪せない世界一の車づくりを目指す。 続きを読む
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Q.
研究の概要(研究の目的や背景、研究内容、現在の技術課題等)を記載ください。 ②研究を始められていない方は得意な科目(科目内容とその理由等)を記載ください。(400)
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A.
私が得意な科目はセラミック材料学だ。セラミックスの焼結過程の解明や、磁性や電気的特性を付加価値として持つ機能性セラミックスを扱う科目で、なぜ本来のセラミックスにはない特徴的な物性を示すのかを原子単位での組織観察を通して学んだ。他の科目と比較しても現象と理論の関連をより意識することができたため興味を持ち、持ち前の想像力を活かして得意科目となった。習得には、これまで学んだ結晶物理学の知識を活かして、原子数個の構造変化が及ぼす全体の物性への影響を、実際のTEM写真と比較して考察する必要があった。難しい概念は実際に絵を描いて解釈をしたり、確かな知識とするために教授へ自分の解釈の確認を怠らないようにして理解を深めていった。貴社で働くにあたっては、この科目を通して学んだ理論と現象のすり合わせの考え方を活かし、デザイナーの理想と現実の材料の距離を埋めるための努力を厭わない技術者を目指す。 続きを読む
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Q.
コロナ禍での学生生活は、色々とご不自由な点も多かったと思います。③そうした状況に於いて、あなたが学生時代の活動(研究、部活動、アルバイト等)の中で、最も力を注いだことについて教えてください。(500)結果や過程だけでなく、活動を通じて得たこと、動機、大切にしていた考え方(ポリシー)、コロナ禍において苦労したこと/工夫したことも記載ください。
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A.
学生運営のカフェで企業パンフレットを大量に配布する仕組みを構築した。私はスポンサー費で運営されるキャリア支援カフェで働いている。サービスの一つにパンフレット提供があるが、コロナ禍で来店数が減り活用される機会が激減した。来店数が減ったことを一人あたりに提供できる価値を高めるチャンスだと考え、より多くのパンフレットを配布する施策に注力した。ただ配布数を稼ぐのではなく受け取ることで学生が感じる価値を高めることを大切にした。そのためには学生が自発的に持ち帰ることが必要で、その仕組みづくりが困難だった。そこで2つ導線を設けた。1)配置がバラバラだったパンフレットを業界別に手提げ袋に詰めて展示した。これにより一目で「どの業界のパンフレットがどこにあるか」を明確にした。2)自分に適した業界が分かる自己分析シートを配布した。これにより学生が結果に示された業界のパンフレットを能動的に探し持ち帰る仕組みを作った。結果3冊/人、計250冊/月を達成し、コロナ前よりも高い実績だった。この経験からただ物を提供するだけでなくその先の価値を創出することの大切さ、また理想の実現のためにこだわり抜く力を得た。 続きを読む
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Q.
④上記でご回答いただいた「学生時代力を入れたこと」での経験や「研究や得意な科目(技術系の方のみ)」を、設問3(夢の実現)の為に、どのように活かしていきたいですか?(400)
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A.
大学での経験で、物事に取り組む際に夢や目標を先に持つことでより大きな実績が得られることを知った。これを活かし、貴社の製品を通して世に伝えたい価値を最も大切にする技術者となりたい。貴社の目指すマツダとのつながりに誇りや愛着を感じていただける会社を、自身の目指すデザインの価値向上とともに作り上げたい。また、誰よりも計画と現実の乖離をなくす努力をする技術者となりたい。これまで活動する際、話し合いの中で生まれた構想があれば図や表にし、検討が必要な部分を明確にした。また、すぐに実行に移すことで思考の速度と実現の速度を近づけ、限られた時間でも全員で再検討ができるようにした。このようにチームの考えと現場を繋ぐ役割を培った。これを活かし、より良い製品を生み出すためなら地道な技術開発、他部署との積極的なコミュニケーションなど自分ができることを探し、デザイナーや開発部の理想を最大限反映できる技術者を目指す。 続きを読む