【未来を拓く技術革新】【23卒】アズビルの技術系の本選考体験記 No.33103（非公開/男性）（2022/7/7公開）

会社説明会

会社説明会、座談会、今後の選考に関する説明

企業研究の一環として参加したため、質問時間に知りたい情報を得られるよう、自身の中で得たい情報は何か整理して臨みました。

参加することで、早期選考に参加することができました。

卒業研究、卒業論文の内容をご記入ください。/自己PR及び、性格的特徴をご記入ください。/学生時代の活動の中で一番力を入れたことをご記入ください。/当社を志望した理由及び、当社で何をしたいかをご記入ください。

採用サイトのマイページから提出

Webで入力

研究内容に関する回答はできる限り簡単な言葉や具体例を用いて、初見の人にも理解してもらえるように意識しました。自己アピールは行動に対してなぜそのように考えたのかを説明できるよう注力しました。

学内のセミナーに参加し、エントリーシートの自己アピールなどの際に注意すべき点を学び、それを意識して修正を重ねました。

なし

オンラインでの実施

自身の経験やパーソナルな部分の質問が多く、過去に取った行動に対してなぜそのように考えて行動したのかを説明できるようにしていたのが評価されているように感じました。

現在の就活状況はどのような感じか等のアイスブレイクから始まり、終始落ち着いた雰囲気の面接でした。研究内容や志望職種に関しても質問があったものの、パーソナルな部分が重視されていると感じました。

なし

なし

なぜ現在の大学の学部を選ばれたのですか。

私は広く理系科目を学べることに魅力を感じ、現在の学部を選択しました。大学入試の時期には正直やりたいことがないような状況でした。しかし、漠然と理系科目が好きで将来はエンジニアとして働くというイメージをしていました。そこで大学で理系科目を広く学び本当にやりたいことを見つけ、深く探究するために、現在の学部を選択しました。

【深掘り】
Q．現在所属している研究室はどのような分野なのですか。
現在は、物理系の磁性材料に関する研究室です。

Q．学部時代に学んだことは活きていますか。
はい。かなり活きていると思います。学部時代有機化学や無機化学に関しても学んできましたが、合成段階について考えるのに非常に活きていると感じます。

学生時代に力を入れて取り組んだことを教えてください。

研究活動に使用する分析装置のマニュアルを作成するのに取り組みました。注力したポイントとして初心者が一人で利用できるマニュアル作成を心掛けました。英語のマニュアルを参照して作成した際に教授や先輩と相談し、わかりやすい日本語になるように注意しました。また、過去の測定ミスが起きたポイントをまとめ、測定の際の注意点を分かりやすくしました。

【深掘り】
Q．これらの経験をお一人でやられたんですか。
協力を仰ぎながら、実際にマニュアルの執筆は私一人が取り組んだというのが実際のところです。初めは一人で取り組んでいましたが、英語マニュアルを参照する際に、専門用語も多く、わかりやすい日本の文章にするのに苦戦しました。そこでまわりの人たちを巻き込むような形で協力してもらいながら、取り組みました。

一般的な対策本を1周解き、できなかった問題や時間のかかった問題を復習しました。

SPI：言語、非言語、性格

全部で1時間程度でした。

一般的な対策本

オンラインで実施

自分の研究内容に関する質問に対して論理的に回答できたのが良かったように感じました。研究の中の行動の根拠が論理的であるかどうかによって、実際の業務での再現性があるのかを見ていると思います。

面接官の方の印象は話をじっくり聞いてくださるような印象を受けました。研究内容や実務に対するイメージの質問が多く、技術的な深掘りで思考プロセスを見ているようでした。

なし

なし

あなたの強みを教えてください。

私の強みは人の必要としていることを汲み取って行動できる点です。それが発揮された具体的な経験として、ティーチングアシスタントで後輩の指導をした経験があります。学生実験のティーチングアシスタントをしたのですが、その際に専門知識が少ない後輩の指導に当たりました。指導者側にとっての当たり前の知識が、後輩たちにとっては当たり前ではない状況でした。そこで、私が主導してティーチングアシスタント同士で話し合いの機会を設け、指導方針の決定をしました。後輩たちに直接分からない点を指導する際には簡単な図や具体例を用いて説明することで、理解を深めてもらいました。結果として、レポートで良い成績を取ってもらうことができました。

あなたの弱みを教えてください。

私の弱みは、他者の意見を気にしすぎてしまい、自身の意見に自信を持つことができない点です。これを改善する手段として、人に頼るようにしています。これは、すべて人任せの意見にするという意味ではなく、人にアドバイスをもらうという意味です。実際に自分の意見に迷いが生じた際に、自身で考えたいくつかの意見を信頼できる人に相談するようにしています。そこからアドバイスをもらい、それをフィードバックのような形として自身で最後の意思決定をするようにしています。アドバイスをもらうことで、自身の意見の悪い点を見つめなおすとともに、自身の意見の良い点も明らかになるため、その良い点を強化して自身の意見に対して自信を持てるようになりました。

オンラインでの実施

技術に関して、論理的に回答することができ、そこは評価されているように感じました。一方で、最終面接ということもあり、職種や携わりたい製品に関してもっと理解し、熱意を伝えなければいけなかったように感じました。

人事の方も役員の方も落ち着いた感じでお話を聞いてくださり、物腰の柔らかい感じでした。技術に関しての質問は鋭く、深くまで質問された印象を受けました。

なし

なし

高校時代までは部活動をされていたんですか。

小学1年から高校3年まで部活動を継続しておりました。小中高それぞれでキャプテンを務めており、それぞれで県大会を突破し、地方大会出場に導くことができました。

【深掘り】
Q.キャプテンとして苦労された経験などはありますか。ありましたら、どのように乗り越えたのかを教えてください。
苦労した経験として、大会の団体戦を控えた練習で、チームの意識が一つになっていなかったのをまとめるのに苦労しました。大会に向けてそれぞれがどのような練習をしたいのかまとまらない状況が続いていました。そこで、チームでミーティングの機会を設けて、それぞれの意見をまず明確にし、その意見を受けて全員が納得できるような着地点の練習となるよう模索しました。こまめにミーティングを重ね、意識を一つにしながら大会に臨むことができたため、地方大会出場という結果が得られたと感じています。

研究活動の中で苦労された経験はありますか。

研究活動では、正直苦労することの連続だと感じています。中でも難しかったのは、本来の手法が使えなかった点です。私の研究の目的として、新規に物質を合成してその構造や特性を明らかにすることがあります。その中で、構造を同定する際に使う本来の手法では、実際に同定することが難しい状況でした。そこで、多くの分析機器を用いて模索しながら解析を進めていきました。様々な観点から分析について考え、消去法のような形で進めていった結果、構造を特定することに繋がりました。

【深掘り】
Q.先行研究などはあったんですか。
先行研究自体はあったのですが、苦労した部分に関する研究はあまりされていない状況でした。構造が既に分かっている論文も少なく、一から少しずつ自分が進めていかなければいけない状況でした。