【未知の技術への挑戦】【23卒】ソニーグループの冬インターン体験記（理系/品質・調達）No.27114（非公開/男性）（2022/6/17公開）

自動運転について調べた際に知った車載イメージセンサーについて興味があり、詳しく知りたいと感じたのが一番の動機です。また、半導体事業において世界的に見てもトップクラスの技術力を持っており、高いレベルの技術力に関しても知る機会になると考えたためです。

事前に関連技術の記事などについて調査を行いました。また、選考に関しては研究内容の深掘りが多くあると思っていたため、自身の研究内容について簡潔に話せるように練習し、質問の対策も行いました。

研究活動についてどのような目的を持って取り組み、どのようなことに活かしていきたいのかをしっかりと考えているかどうかを見られているように感じました。

品質に関する課題解決ワーク

課題に取り組む際に活用する基礎技術や原理の部分に関するインプットを講義形式で受けた後、それを活用して実際に過去に起きた課題解決に取り組み、最終日に報告会で結果を報告しました。

品質業務に関する考え方や基礎的な原理

過去に業務上で実際に起きた課題の解決

1週目にやったこと

1～3日目：講義形式で実務に取り組む際の知識となる部分のインプットをしました。大学の講義のような形で、話を聞いて自身でメモを取り、最後に疑問点を質問できる時間が設けられていました。
3～4日目：実務に用いる簡単な演習を行いました。前半に原理の部分の説明を受け、演習課題に対して一人で考える時間が設けられていました。定期的にチューターの方と進捗を確認しながら進めました。

2週目にやったこと

5日目：演習課題の解答と考え方の説明を受け、自身がどのように考えたのかも話す機会がありました。同日、最終報告でする実際に取り組む課題に関するインプットを講義形式でしました。
6～9日目：最終報告でする課題に対して個人で取り組む合間に、これまでとは少し分野の違う講義や、インターンシップに参加している学生同士で話し合う機会が設けられていました。最終日の終盤に成果報告会にてインターンシップでの成果を報告したのち、社員の方からフィードバックをいただきました。

部門の部長

特典はありませんでした。

学生1人にチューターが1人ついてくださるような形でした。定期的に進捗報告の機会や毎日ミーティングの機会が設けられていましたが、その他にも自身で連絡を取れば空いている時間に対応してくださりました。

基本的な原理や知識の部分も知らないことがほとんどなので、インプットの量としては多く、吸収するのに苦労しました。また、課題に取り組む際は基本的に個人での取り組みとなるため、チューターの方からの手助けはあるものの、一人で考えてまとめあげることには苦労しました。

基本的な課題に取り組む際には個人で作業を進めるような形でした。インプットの際の講義等を他の学生と一緒に受けるような形で、時おり学生グループで話し合うような機会が設けられていました。

分からないことに取り組んで結果を得ることの重要性について学ぶことができ、成長できたと感じました。インターンシップでは、自身の研究内容とは別の分野で知識がない時点からインプットを経て、持ち合わせた知識・経験で問題を解決する必要がありました。企業の開発等の実務でも、0から1を生み出す際には、未知のことに取り組むため、前提となる知識が少ない場合が多くあります。そのような中で、自身が持っている知識で解決の糸口をつかむ必要があります。そのような経験を積むことができたのは成長につながったのではないかと感じます。

大学で学んだような統計学的な知識を使う場面があったため、その部分に関する復習をしておけばより有効なものにできたと思います。

講義形式のインプットや、知識の導入の時間の合間に自身が取り組む課題の作業をするような形でしたが、自分で時間を見つけて作業に取り組み、ある程度課題解決において形にできた経験となったため、実務にも活かしていくことができるという確信に繋がりました。

自身の取り組みに関する考え方をチューターの方に相談した際に、間違った考え方はしていないという言葉をいただけたためです。また、個人作業の進捗報告などをした際に、社員の方へ上手く伝えることができたと感じ、実務におけるコミュニケーション・伝達の部分にも問題はないように感じたためです。

最先端に立って新たな技術に取り組みながら、人や社会に与える影響が大きい仕事で、やりがいの部分がかなり大きいと感じたため志望度が上がりました。また、かなり難しい仕事だという印象も受け、仕事ではチャレンジングなことをしてみたいという思いがあったため意欲が増しました。

直接的には関係していないと思います。ですが、選考の面接官にインターンシップの際にお会いした方がいらっしゃって、覚えてくださっていたので、印象を与えるという面では影響があるかもしれません。

モノづくりを通じて社会に価値を生み出したいという思いがあったため、メーカーの開発に携わることができる企業・業界を志望していました。その中でも、扱っている製品群の領域が広いメーカーを中心に志望していました。志望理由としては一つの製品が企業に与える影響が大きすぎるのはデメリットのように感じたためです。このインターンシップを通じて、品質保証の業務への志望度が上がりました。その理由として、モノづくりの最終的なGOサインを出すことができる分、その仕事が果たす役割の重要性を感じ、やりがいに繋がると考えたためです。

インターンシップに参加する前のイメージとはいい意味で自由だなという印象を受けました。年齢や役職に関係なく、個人がしっかりと自分の意見・考え方を持って業務に臨んでおり、その意見が他の人からも尊重されてる環境があることに魅力を感じました。また、1つの製品に携わる際に、コミュニケーションをとる人は限られているような印象を持っていましたが予想以上に様々な部署の人とコミュニケーションをとることができ、自身の知見を広げられる環境・風潮があるように感じ、その点にも魅力を感じたため志望度が上がりました。