【未来を予測、挑戦する】【19卒】住友化学の冬インターン体験記（理系/研究開発職）No.2015（東京工業大学大学院/男性）（2018/2/7公開）

化学メーカーの研究開発職のインターンを探していて、住友化学の独自の技術や研究体制などを本選考の前に知っておきたいと思ったのが一番の動機です。また、農薬分野に興味があり、農薬分野で高い実績のある住友化学のインターンシップに参加してみたいと思った。

ホームページから扱っている商品とそれに関する研究開発について学び、求められているだろうことを考え、ESを書いた。

５〜１０年後にあるであろう課題とそれへの対策

1日目にやったこと

はじめに業界説明と会社説明があり、そのあとに業界をより理解するためのゲームを行なった。ゲームは１０個のグループに分かれ売り上げを競うものであった。その後結果に対するフィードバックがあった。

2日目にやったこと

午前中にテーマが発表され、制限時間の間はどのように時間を使っても良いというルールだった。結果を一枚の模造紙にまとめて夕方くらいに発表し、それに対して社員の方々からフィードバックがあった。

人事

なし

提案した解決案が理想の話だけでなく、実現可能なのか、費用対効果は得られるのかなど言われていた発表が多かったように思う。また、近い将来にあるであろうニーズを予測しながら研究をしていくことが会社には必ず必要なことだと言われたのは印象的だった。

２日目のグループワークにおいて、解決案に班員全員の研究内容を含まなければならなかったので、どのような案にするかの話し合いが大変だった。また、時間を自由に使ってよかったのでタイムスケジュールを立てること、予定通りに終わらせることが大変だった。

近い将来にあるであろうニーズを予測しながら研究をしていくことの流れをグループワークを通じて体験できたのはこのインターンシップに参加したからこそ学べたことだと感じた。また一つの目標を達成するためには広い分野の知識や技術が必要だと感じることができた。

自分が行なっている研究の応用利用に関してはもちろん、同じ研究室の人の研究の応用などについても日頃から考えるようにすればグループワークにおいて役立ったと思う。

化学メーカーでの研究開発職の働き方のイメージはグループワークを通じて少しできたが、実際の研究の場を見学する機会であったり、研究開発職の社員の方と話す機会がなかったので具体的にこの企業と他の企業での働いている自分の差別化はできなかったように思う。

２日間のインターンシップで他の日程も合わせると参加者が多いこと。また、社員の方々に評価してもらう場がグループワークの発表の時くらいで、個人の評価には大きな差が生じないのではないかと感じたから。しかし、その後のインターンシップにも参加すれば内定に近づけるかもしれないとは思った。

化学メーカーの中での住友化学の立場であったり、役割を知ることができ、この会社で働いてみたいと感じたから。研究開発の基本である、ニーズに対して解決案を提案することを体感することができて、このように自由な発想でやりたいことややるべきことを提案できるのではないかと感じたから。

インターンシップ参加後に、研究分野によって異なる地域の研究所見学の案内が来たが、これが有利になるかどうかはわからないと感じた。研究所見学に参加していた人数は少なかったので有利になるかもしれない。

研究室で行っている研究分野が近い、化学メーカーや食品・化粧品メーカーの研究開発職を志望しようと考えていた。その中でも世界でトップシェアや高いシェアの商品を持っている企業であれば、高い技術力や研究開発の体制を持っていて自分がより成長できるのではないかと思っていた。そのことからそれぞれの業界のシェアの高い企業にいきたいと思っていた。

化学メーカーのインターンシップに参加してみて、扱っているものの違いやBtoCでなくBtoBの企業がほとんどであることなどから他の二つの分野ではなくて化学メーカーの研究開発職に就きたいと思うようになった。しかしその中でもトップシェアや高いシェアの商品を持っている企業で研究してみたいという気持ちが強くなった。