【19卒】住友化学の冬インターン体験記（理系/技術系総合職）No.2391（東北大学大学院/男性）（2018/4/11公開）

化学メーカーにおける社会的な位置づけをよく理解することができた。今回のインターンではそれ以上に他大学との交流が参加してよかったと思える一番の点であり、2日間のグループワークを通じて、専攻が異なると物事の捉え方や考え方も変わるものであることを理解できた。

ワークの内容を聞いていたわけではなかったので、自分の研究を化学を交えて応用させることができる例をあらかじめ考えておくことが楽であったと感じた。

今回のインターンシップは理系全学科を対象としたインターンシップであったため、私のように化学メーカーの中でも設備技術を志望する人にとっては具体的な業務内容を知る機会はなかった。そのため、インターンを通して自分が働いている創造をすることができなかった。

冬季インターンシップであるが、グループワークや発表の内容や取り組みについて特に評価されている印象は受けなかった。また、周りでもインターンシップが選考に影響があるという話は聞かないため、本インターンシップが本選考に直結するとは考えにくいと感じる。

一番に志望度が上がった理由は社員さんの雰囲気が良かったことである。2日間を通して話す機会が多かったが柔らかい物腰で非常に好印象であった。また、企業説明を通して、経営がしっかりしていると感じた。未来を見通した開発を行っており、先見性に優れた企業である印象を強く感じた。

インターンシップ参加者に特別にセミナーなどの招待があるわけではなかった。しかし、参加したことにより企業理念などをより深く理解できたと考えれば選考に有利になったという考え方もできる。

インターンシップ参加後に特にコンタクトがあるわけではなかった。就活解禁から選考フローの知らせは来た。

メーカーでモノづくりをしたいという気持ちだけあったが、業界を絞ってはいない状態であった。夏に新日鐵住金で設備技術の長期インターンを行っていたため、設備技術の面白さは理解していたが、業界の違いにおける設備技術の業務の違いがわからなかったため、素材メーカーではなく化学メーカーである本インターンシップの参加を決めた。

元々鉄鋼業である新日鐵住金のインターンシップを経験していたが、それよりも化学メーカーというもっとも上流に近く、かつ繊細な素材を扱うメーカーの方がやりがいが大きいと感じた。製鉄所のような設備のダイナミクスさには負けるが、それでも求められる緻密さややりがいは化学メーカーの方が大きいと感じた。就職活動では化学メーカーも視野に入れたいと感じた。