18卒 本選考ES
営業職
18卒 | 上智大学 | 男性
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Q.
下記3つの質問から1つ選んでください。 選んだ質問について、あなたの意見を記入してください。(各1200文字以内) □あなたは、ネットワークの力でどのように世の中を変えて行きたいですか? □あなたの生活の中で、ネットワークによる恩恵を感じるときは?またその価値を表現すると? □あなたが今まで一番驚いた/興味を持った、ネットワークの利用事例は?
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A.
私が今までで一番驚いたネットワークの利用事例は、Amazonが販売する「Amazon Dash Button(ダッシュボタン)」です。 アメリカで先行発売されていたこの商品は、Wifiに接続されたボタンを押すと、あらかじめ決められた商品が翌日に家に届くというサービスなのですが、日本でもこのダッシュボタンが発売されると同時に私も購入しました。私がこのボタンを購入し、大きな衝撃を受けたのには3つの理由があります。 1つめは、ネットワークの力で日用品の購入という日々の労働を解放したことです。 ダッシュボタンで購入できるのは、トイレットペーパーや洗剤など、日用品が主な商品です。こうした日用品を買う消費者は、基本的に前から使っていたのと同じ商品を購入するだけで、そこに商品を選ぶ楽しさや、所有する喜びを感じる人はほぼいません。 私自身も一人暮らしをしており、洗剤のような日用品を買うことは、一定間隔で残りが少なくなったら買いに行くだけの単純労働だと感じている中で、ネットワークがこうした消費財の購入という労力を解消したことに強い魅力を感じました。 2つめは電源に接続する必要がないことです。 これまでもネットワークに接続された冷蔵庫やエアコンなどが発売され話題になっていましたが、それらの多くは電源に接続されたものでした。しかし、ダッシュボタンは電源に接続する必要はなく、乾電池1個で約3年間利用することができます。将来的にバッテリー駆動の家電や、そもそも電源を必要としない家具などがネットワークに繋がることが考えられるうえで、コンセントにつなぐ必要がないということを証明したことは、全てのモノが繋がるIoT時代が来ることの現実性を感じました。 3つめは低価格でIoT基盤を作り上げたことです。ダッシュボタンは実質無料で販売されていることから、今後ほかのモノがネットワークに接続するとしても、コストは低く抑えることができ、あらゆるモノが繋がる世界という将来が十分な実現可能性を持っていると考えるようになりました。 以上3つの要因が、私がダッシュボタンを一番驚いたネットワーク事例としてあげた理由です。 これまでもニュースや新聞などでIoTという言葉を聞いており、今後の可能性に期待していましたが、実際に自分の生活に何か影響があったと感じることはありませんでした。 しかしこのボタンが消費行動を大きく変え、かつ低価格で販売されたことで、今現在まだネットワーク上に繋がっていないものが、繋がることで新しく生まれるメリットに大きな可能性を自分自身で感じることができました。 これから社会人として働く中で、ネットワークの持つ可能性にかけてみたいと強く思い、世界中でネットワークを築いてきた実績と、ネットワークの力で社会的課題を解決するというビジョンを掲げる貴社を志望しています。 続きを読む