18卒 本選考ES
総合職
18卒 | 明治大学 | 男性
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Q.
具体的な経験やエピソードを交えながら、“あなたらしく”自己PRをしてください。300~500文字
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A.
私はカメレオンのような人間だと思う。その場その場に応じて自分の色を変え、その場と同化してしまう。もしかすると、そんな人間は「自分がないからダメだ」と言われるかもしれない。そうかもしれない。しかし、私自身は長所だと感じている。カメレオンのようというのは、状況に合わせて自分に求められていることを察知し、それに的確に対応できるということだ。留学先では、日本とアメリカでの生徒の持つ役割の違いを察知し、自ら主体的に動いて知識を獲得しに行くことを意識し、アートという未知の分野でAの評価を得た。アルバイト先では、新人アルバイトに求められていることは外の意見、視点を提供することであると感じ、店の課題であった廃棄コストの削減を達成した。このように、それぞれの状況に合わせて、自分の動き方を柔軟に変化させることができる。これは言うなれば、自分が何人もいるようなものである。そう考えると、一人の「自分がある」人間の仕事の幅の広がりと、カメレオンのような人間の仕事の幅の広がりではどちらが上だろうか。 続きを読む
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Q.
変化の激しい広告業界で働いていく中で、あなたはどのようなことを成し遂げたいと思いますか。できる限り具体的にお答えください。300~500文字
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A.
私は広告業界で、デジタルを使って、人々の考えに影響を与えられるような仕事がしたいと思っている。広告業界はいま、過渡期にある。デジタルの台頭が主なトピックだが、これは単純に手段の変化ではなく、広告そのものの存在意義の変化であると考える。既存の広告とデジタル広告との違いは双方向性にあると思っている。つまり、よりターゲットに近い広告を打てる可能性が高まったということである。広告は人に反応してもらって初めて機能する。デジタルを使って、ターゲットのニーズを把握することが容易になったことは、この目標を達成することが容易になったことに等しいと思う。広告業界で働くのであれば、やはり世の中に変化を与えたい。その気持ちから、常に変わりゆく広告業界の中で、デジタルの特徴を生かした、人に何か感情を抱かせることができる広告を作りたいと考える。 続きを読む
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Q.
いまの日本を、もっと、「いいね!」と言いたくなる社会へ変えていくためには、まず最初に、「どんな人に」「どんなことを」「どんな方法で」メッセージ・アプローチすることが効果的だと考えますか。あなたが広告会社の社員だとして、その課題に対する魅力的かつ具体的なプランを考え、それが効果的だと思われる理由、および期待される効果も含めてお答えください。なお、関連する法制度や政策等は変えないものとします。700~1000文字
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A.
日本にもっと「いいね!」を増やすには、性別やセクシュアリティ、人種の違いに対してもっとオープンになるべきだと考える。日本では、表面化していないだけで差別がある。日常的な会話やマスメディアの中にも性などに対して固定的な考えを持っていることが明らかにわかるような発言を多く見つけられる。これらが問題にならないのは、私たち自身が問題と思っていないからだ。そういう考え方は、誰かが取り立てて騒がない限り認識されない。日本にはそれに気づくきっかけが圧倒的に足りていないと感じる。人口のほとんどがアジア人であり、他の人種を見かければすぐに旅行客だと判断する。セクシュアリティは異性愛者が「普通」で、それ以外は「イロモノ」の二択のような状況である。女性の活躍が叫ばれて久しいが、男性女性ともに「女は~、男は~」など何かの正解に基づいて話しているかのように前提を作って話す。この状況を改善するためには、「義務教育課程の子供」に、「性差の正しい認識、様々なセクシュアリティ・人種がいること」を、「マスメディア広告と啓発ポスターキャンペーンの開催」を通して訴えかけていくことが有効と考える。ターゲット選定の理由は、義務教育課程という、人間の基礎を形成する時期に、こうした考え方に触れる機会を作ることで、その後の未来で触れる様々な差別的な考え方に問題意識を持つことが出来るようになると考えるからだ。この時期は好奇心が旺盛で、触れるものすべてに学ぶことを見いだせる。そんな子供たちに、ポスターキャンペーンという形で、固定概念が植えつけられる前に、自らそういった問題について考える機会を設け、幅広い考え方ができるきっかけを与える。また、きっかけづくりとして、目にする機会の多い点でマスメディア広告は大きく貢献できる可能性がある。義務教育課程の子供であれば、親に制限されるネット広告より、テレビなどのメディア広告のほうが触れる機会が多いだろう。メディア広告は広い地域に発信できることが一番の利点である。大人であれば無意識下に流されるかもしれない広告が、子供であれば響く可能性がある。これらの策によって、将来の日本を作っていく層に様々な考えを生み出してもらい、既成の考えに疑問を持ってもらう。そして、その経験を次の世代に受け継いでいくことで、人々が考える、より良い考え方に近づいていくというプラスのサイクルを生み出せると考える。 続きを読む