22卒 本選考ES
プロセスエンジニア職
22卒 | 北海道大学大学院 | 男性
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Q.
趣味・特技について教えてください。(100文字以内)
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A.
趣味は釣りです。釣りは一見待つだけで退屈なイメージですが、実際はその日の状況にあったルアーの色やアクションの選択により、釣果が大きく変わるとても奥深いスポーツです。特技は釣った魚で作る魚料理です。 続きを読む
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Q.
研究テーマを教えてください。(250文字以内)
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A.
私の研究テーマは「ゼオライト結晶内における高級炭化水素の物質移動機構の解明」です。化石燃料の使用量削減の観点から、未利用重質油やバイオマス由来の高級炭化水素を分解し、石油化学原料や燃料として有用な軽質分を作り出す反応プロセスの重要性が増しています。これらの中でも、ゼオライト触媒を用いた反応プロセスは当研究室をはじめ、多くの研究報告例があり、注目されている反応プロセスの一つです。そこで、本研究では高効率な触媒設計に必要なゼオライト結晶内における高級炭化水素の物質移動機構の解明に取り組んでいます。 続きを読む
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Q.
研究要旨を、研究の位置づけを含めてわかりやすく記入してください(600文字以内)
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A.
多孔質材料であるゼオライトは、その結晶の内部に反応活性点が存在します。よって反応が進行するためには、反応物質がゼオライト結晶の細孔内に入った後、細孔壁面から抵抗を受けながら反応活性点へ拡散する必要があります。つまり、反応プロセス全体の反応速度を最適化するゼオライト触媒の開発には、反応物質の拡散速度の情報が不可欠です。そこで私は、高効率な高級炭化水素の分解反応プロセスの触媒設計に不可欠なゼオライト結晶内における高級炭化水素の拡散機構への知見を深めるために、活性反応点を持たないゼオライト結晶内において、炭化水素6~14の直鎖炭化水素の拡散係数測定および影響を及ぼすパラメータの探索に取り組んでいます。まず私は、炭素数の違いが与える影響を比較し、炭素数の大きいほど拡散速度は低下することを確認しました。次に二重結合の有無を比較し、炭素数6では二重結合の存在により拡散速度に約1.6倍の差が生じる一方、炭素数8以上では、二重結合の存在に依らず、拡散速度は一定であることを確認しました。このように炭化水素の炭素数や二重結合の有無、温度や圧力をパラメータとしたときの物質移動速度の変化を定量的に評価することで、ゼオライト結晶内の高級炭化水素の物質移動機構の推算を行うことができると考えています。今後は、他種ゼオライトや芳香族炭化水素について測定を行うことで、より詳細な物質移動機構の解明に取り組む予定です。 続きを読む
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Q.
研究の中で、あなた自身が発揮した独創性やオリジナリティによって課題解決/課題発見したエピソードを教えてください(400文字以内)
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A.
私は新たな実験系に既知の手法を適用できる条件を見出しました。拡散係数測定に用いる定容法は、系内で目的成分の消失や生成が生じないことが前提となります。本研究では、高級炭化水素の高沸点に対応するため、炭化水素導入部の温度を従来装置に比べ非常に高めた新装置を用いました。しかし当初、結果的にわずかな外部への露出部が原因で、凝縮による目的成分の消失が起こり、正確な拡散係数測定が行えませんでした。私はこの原因に関し、炭化水素の反応および凝縮の二つの可能性を考えました。この二つの仮説に対し、高級炭化水素の反応機構に関する論文のリサーチや反応を扱う教員や学生と積極的にディスカッションを行い、能動的に情報収集をしました。これより、同条件でのガス分析およびゼオライト試料を入れない場合との対照実験を考案・実施した結果、原因を凝縮と断定し、露出部にヒーターを設置することで安定的な実験条件の確立に成功しました。 続きを読む
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Q.
三井化学において、将来あなたはどんな活躍をしたいですか。キャリアパスのイメージがあれば、それも含めて記入して下さい。(400文字以内)
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A.
プロセスエンジニア、マネージャーとして高効率かつ環境にやさしいプロセス開発から製造まで広く活躍したいと考えます。こう思う理由は、幼い頃自然と触れ合い成長した経験から、将来仕事で豊かな自然環境を残したいと想いを抱いたからです。貴社は環境貢献価値の向上を掲げ、定量的に自然環境保護に取り組む点から、貴社であれば想いを実現できると考えました。貴社に入社した際には、現場の製造スタッフとして、専攻の化学工学の知識を生かし、様々な仕事に積極的に挑戦する中で、知識を習得したいです。10年後には、現場で培った経験をもとにプラントの主担当として、高効率かつ環境にやさしいプロセス開発や製造設備改造を主導し、貴社や自然環境に貢献したいです。20年後には、多くのプラントや工程を担当した経験から、マネージャーとして、新製品のプラントの基本設計から操業まで一貫して携わり、より大きな規模で自らの想いを実現したいです。 続きを読む
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Q.
あなたの研究以外の自己PRを、具体的なエピソードと共に教えてください。(600文字以内)
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A.
私の強みは挑戦心とやりきる力です。この強みは大型雑貨店のアルバイトで閉店作業の効率化を主導した際に発揮されました。当時の店舗では状況に合わせた閉店作業がされておらず、残業が常態化していました。私は少しでも長く勤める店舗を働きやすい職場にしたいという想いから、社員が行っていた閉店作業のリーダーを務めることを決意しました。私は全員が終業までのスケジュール感を持つことが最も大事であると考えました。具体的には、朝礼時から約20人の従業員全員とその日の作業量や進捗について密にコミュニケーションを取り、そこから予想される目標終了時間や売場間のフォローの動きの共有を徹底しました。これにより全員が共通の目標終了時間に向けて協力して作業を行う意識が生まれ、結果的に20分以上残業を削減できました。更に、この仕事を事務作業の多い社員に代わり、アルバイトの仕事として確立することで、定常的に残業を減らすことができると考えました。勤務歴の長い後輩から教育を行う中で、経験や感覚で補っていた点をマニュアルに落とし込み、標準化することで、アルバイトが閉店作業を仕切る基盤を作ることが出来ました。このように私には現状に満足せず、課題に対して挑戦心をもって行動し、成果を出すことが出来ます。この強みを生かして様々な課題に挑戦・達成することで豊富な知識を習得し、早い段階で一人前のエンジニアとして貴社や社会に貢献したいです。 続きを読む