- Q. 志望動機
- A.
三菱ケミカル株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。
※ 参考になったボタンは、1度押すと変更できません。
2022卒三菱ケミカル株式会社のレポート
公開日:2021年5月9日
選考概要
- 年度
-
- 2022年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 技術系総合職
投稿者
選考フロー
選考情報
- OB・OG訪問
- 実施した
- リクルーター
- なし
選考時の新型コロナ感染症対策
選考は最初から最後までオンラインでした。
企業研究
夏期インターンの時期にマイページを作っておくと、その後のイベントの案内が来る。三菱ケミカルは早い段階でかなり充実した説明会を多数開催していたのでそれに参加するだけでも企業研究ができた。HPを隅々まで読んで事業内容を把握した。特にこの企業は選考途中で希望の勤務地を聞かれるので、なぜそこの勤務地がいいのかを説明できるように準備した。三菱ケミカルの過去の社長が書かれたサステナビリティに関する本を面接に進む前に読んだ。OB訪問は可能であれば参加しておきたい。かなり赤裸々に語ってくれたし、希望すれば個人面談などをしてくださった。多数の事業の中でやりたい研究があるならそれについて他社の取り組みと三菱ケミカルの立ち位置も踏まえて把握しておくべき。実際面接で尋ねられた。
志望動機
私には「モノづくりを通して人・社会・環境に貢献できる価値を創造したい」という夢があります。既存技術の改善ではなく革新的な価値を創造するには分野の垣根を超えた広い視野が必要だと考えます。また変化の激しい現代において、世の中のニーズに即座に対応する必要もあります。広範囲の事業を展開する貴社でこそ、多様な技術と視点を組み合わせることでスピーディーに新技術を創造し、KAITEKIを実現できると確信し、志望いたします。
私は大学で機能性高分子の分子設計から合成、物性評価までを行い機能性高分子の可能性と面白さを学びました。培った知識や技術を生かし、高機能ポリマーの研究開発に携わりたいです。また世の中の大半を占める化学品を扱う貴社だからこそ、大規模な環境負荷の軽減につながる研究に携わることができると考え、志望しました。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2021年03月 中旬
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
・当社を志望する理由を教えてください。
・上記職種を希望する理由を教えてください。
・現在行っている研究概要を簡潔に記述してください。
その際、従来技術(研究室の保有技術)とご自身の研究テーマ部分を明確に区別して記述してください
・上記の研究に取り組む上で見出した課題とご自身が考えて行った解決手段、そこに至る背景(発想)について記述してください。
・学生時代に課外活動で挑戦したことを通じて、あなたを自由に自己PRしてください。
ESの提出方法
採用サイトのマイページから提出
ESの形式
Webで入力
ESを書くときに注意したこと
文字数が多いのでだらだら書かないように簡潔にわかりやすく書くよう意識した。
ES対策で行ったこと
企業研究をしっかりと行い、企業の好むワードを散りばめた。ESは研究室の先輩のものを参考にして、添削もしてもらった。
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2021年03月 中旬
- 実施場所
- 自宅
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
経験を積むことが第一。参考書を2周した。
WEBテストの内容・科目
玉手箱:言語、非言語、性格
WEBテストの各科目の問題数と制限時間
1時間半程度
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接 通過
- 実施時期
- 2021年03月 下旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事、技術系
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
研究力だけでなく、コミュニケーション力(特に英語)、後輩指導力、リーダーシップ、自己成長意欲などを見られていると感じた。自己分析や考える力をしっかりとつけておく必要がある。研究開発志望なら「イノベーションとはなにか」「サステナビリティとはなにか」「どんな製品があればいいか」などを考えておくとよい。
面接の雰囲気
初めは面接官の笑顔が堅かったが、研究の話になって研究に対する熱意を伝えると雰囲気が柔らかくなった印象
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
1次面接で聞かれた質問と回答
三菱ケミカルでやりたいこと
なにかしら高分子の研究開発をしたいですが、中でも繊維事業の研究開発に携わりたいです。繊維は人の肌に直接触れるもので感じ方や悩みも千差万別で、改善すべき課題がたくさん眠っていると考えたからです。
「では三菱ケミカルであったらいいなと思う繊維はありますか」
合成繊維の機能性と天然繊維の人と環境に対するやさしさを兼ね備えた繊維を開発したいです。肌に悩みを抱えた人にとって静電気の立ちやすい合成繊維はストレスのもとです。また近年原料を石油に頼らず持続可能な植物由来の原料を用いることが求められています。したがって速乾性や通気性などの機能性を持つ合成繊維と、サステナブルで肌に優しい天然繊維のハイブリッド繊維を開発したいです。
チームを引っ張っていった経験
大学で所属していた天文同好会では天体観測の他に年1回学祭でプラネタリウムを上映しています。このプラネタリウムは昔から根強い人気を誇りますが収益化していないため赤字が問題でした。部の経済的な負担と部員のモチベーション向上のため、なにか収益化できることを新しく始めたいと考えました。そこで私は昔から趣味だったアクセサリー製作を取り入れ、天体をモチーフとしたアクセサリーを製作して販売することを企画し、赤字を埋めることに成功しました。赤字を埋めるために強気な価格設定をした分、部員たちと試作会を繰り返して技術を磨くことで高い品質を維持しました。また購入後破損してしまった場合大学内で修理を請け負う等アフターサービスを整えることでお客様の満足を得ました。初めはアクセサリー製作に消極的な部員が多く、人手が足りませんでした。そこで活動に参加すれば材料費を負担するだけで自分の好きなアクセサリーを作ることができるという特典を付けたところ、多くの部員が協力してくれ、需要に見合う供給をまかなうことができました。私が引退するころには販売前から行列ができるほどの人気となり、今は後輩たちが新しい伝統として受け継いでくれています。アクセサリー販売により得られた利益の一部は学祭の打ち上げ代として協力してくれた部員に還元することができ、部員のモチベーション向上にも貢献できました。この経験を通して、主体性を持って物事を成し遂げた成功体験と、商品を購入してくれるお客様や作業に協力してくれる部員の立場に立って、その人たちが私の活動に関わるだけのメリットを感じてもらうにはどうすればいいのかを考える機会を得ました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2021年04月 上旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 技術系3人
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
スライドを使って10分間の研究紹介は他社でもよくあるので経験を積んでおくといい。学会のような発表ではなく、研究に至った背景や苦労した点、期待できる社会実装などを具体的に話すと受けが良かった。英語力についても聞かれるが、TOEICの点数ではなく英語でのコミュニケーション力をアピールした。
面接の雰囲気
非常に和やかで、研究内容にも非常に興味をもってもらった。逆質問でも将来研究開発をすることをイメージした質問をすると受けが良かった。
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
2次面接で聞かれた質問と回答
研究で苦労したことは
ホスト-ゲストゲルと化学架橋ゲルの破壊エネルギーの含水率依存を測定したところ、明確な違いが表れたためホスト-ゲスト相互作用に水分量が影響することが考えられましたが、それだけでは分子論的な議論ができないため別の視点での評価が必要でした。含水率の異なるゲルを扱っているとそれぞれの触感が異なり、また特定の含水率でゲルがガラス転移のような挙動を示したことから含水率によって緩和時間が異なるのではないかと考え、粘弾性測定を行いました。しかし含水率によって緩和挙動が変化するものの緩和時間と含水率に相関は見られませんでした。実験の方針を変えようと文献調査していると粘弾性測定から材料の活性化エネルギーを評価している論文を見つけ、自身のデータでも試したところ得られたデータの全てがうまく合致し、分子論的に材料の強靭化を説明することができました。これはコロナ禍で実験ができない期間にたくさん論文を読み、データを見直し、別の角度から研究を見つめなおすことで得られたアイデアでした。
英語力はいかがですか
現在イギリスの大学と共同研究を行っており、進捗報告やミーティングなど全て英語で行っているため、ある程度の英語力があると自負しています。共同研究を始めた当初は会議の内容を3割程度しか理解できませんでしたが、今では問題なく理解でき、また積極的に発言できるようになりました。また最近できた直属の後輩が英語しか話せないため、研究指導やコミュニケーションを普段から英語で行う環境が整っており、英語力が向上している実感があります。また今回発表した研究は既に論文にまとめており、まもなく投稿予定です。周囲の先輩にアドバイスをもらいながら論文執筆も英語で行ったため英語で報告書などを書く力も培われていると考えています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2021年04月 中旬
- 面接タイプ
- オンライン面接
- 実施場所
- オンライン
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事と技術系
- 逆質問
- あり
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
会場到着から選考終了までの流れ
オンライン
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
論文執筆の経験は珍しく評価が高かった。ただ論文を書いただけでなく、初めはダメ出しを受けてばかりだったが徐々に改善されたと過程を話すと受けが良かった。
面接の雰囲気
全体的に和やか。最終面接は肩書が上の人が面接官だが、私の場合優しい方でよかった。人によっては厳しい方もいるようだ
面接後のフィードバック
なし
対策の参考にした書籍・WEBサイト
なし
最終面接で聞かれた質問と回答
基礎研究と商品開発どちらがいい
現在基礎的な研究を行っているので基礎研究に興味がある。しかし自分が基礎研究と商品開発のどちらに適性があるかはわからないので、キャリアの中でどちらも経験して向き不向きを判断したい。
「テクニカルサービスについてはどうか」
世の中の利益になるような研究開発をする以上、何が求められているのかを把握することは大切だと考えているので積極的にお客様と接したい。また研究所内で同じ人とばかり接していると視野が狭くなるため、イノベーションのためにも外部の人との接触は必要だと考える。テクニカルサービスは商品開発だけでなく、基礎研究にも重要だと感じる。お客様とのコミュニケーションの中で新たなニーズを発見し、研究すべきテーマが見つかることもあると考える。
論文2報出してるけどどのくらい貢献したか
既に出している2報の論文は卒業された先輩の研究についてです。私の研究と関連していたので研究をまとめたり追加実験を行いました。加えてESには記載していませんが自身の研究について自力で英語論文を執筆し、まもなく投稿予定です。論文執筆は初めてなので博士課程の先輩にアドバイスを求めながら執筆しました。初めて書いた英語論文はびっしりと赤ペンでチェックを入れられましたが、校正を繰り返すことで認めてもらうことができました。論文構成は読者が理解しやすいストーリー編成にするよう努めました。読者目線で研究を見直すと、破壊エネルギーの含水率依存評価と活性化エネルギーの議論の間に議論の飛躍があると感じ、材料のヒステリシス評価によりホスト-ゲスト相互作用のエネルギー分散効率が向上した結果を新たに組み込むことで理解しやすい論文に仕上がりました。
内定者のアドバイス
- 内定時期
- 2021年04月 中旬
内定を承諾または辞退した決め手
勤務地と職種が希望通りで、業界最大手だったため
内定後の課題・研修・交流会等
なし
内定者について
内定者の人数
わからない
内定者の所属大学
旧帝大の修士が多い
内定者の属性
不明
内定後の企業のスタンス
承諾検討期間は3日。就活をやめるようにはいわれなかった。すぐに内定者懇親会が開かれた。推薦所の提出も求められなかった。
内定に必要なことは何だと思うか
他の化学メーカーは技術面接が中心で面接も2回のところが多かったが、三菱ケミカルは人事面接も重視していると感じた。1次面接と最終面接がパーソナルな質問が中心で技術面接では10分間の研究発表を通してじっくりと研究力を判断された。研究力と人間性の両者を兼ね備えている必要がある。研究力はもちろん、三菱ケミカルでチャレンジしたいことや将来のキャリアプランなどを明確にイメージし、言語化して臨んだ。ESの深堀もされるので性格診断やES、面接の中で自分の軸がぶれないように意識した。企業の理想像に合わせて偽りの自分を演出しても面接で見抜かれてしまうだろうと感じた。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
私は自由応募だが、推薦を使っても関係なく落ちる印象。また最終面接でもかなり落ちる。
自分の考えをしっかりと持っていて、それを的確に伝えることができる人物。また人柄は様々だが根はまじめな人が多い印象。
内定したからこそ分かる選考の注意点
推薦で4割採用し、また採用時期も早いため、絶対に三菱ケミカルがいいという人は推薦を使った方がいい。ただし推薦でも普通に落ちることに注意。夏期インターンから早期選考に乗ることもできる。私は他社と比較しながら決めたかったので自由応募でよかったと考えている。
内定後、社員や人事からのフォロー
すぐに内定者ページに切り替わり、懇親会などを開いていただいた。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 会社の規模
- 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
- オフィス・オフィスの位置・働く場所
入社を迷った企業
旭化成株式会社
迷った会社と比較して三菱ケミカル株式会社に入社を決めた理由
チャレンジングな研究ができるかどうかについては旭化成の方が魅力的だったが最終的には勤務地が決め手となった。両親の将来などを考えた結果、なるべく近くにいたいという思いが強まり、無理な転勤がない三菱ケミカルに決めた。勤務地・人事異動・ワークライフバランスは整っている印象だが、財閥企業ならではのトップダウン型のスタイルに一抹の不安を感じる。しかし業界最大手に属していれば転職もしやすいと考えた。この時代転職ありきでファーストキャリアを決めるのもありだと思う。
三菱ケミカル株式会社の選考体験記
- 2025卒 三菱ケミカル株式会社 事務系総合職 の選考体験記(2024/11/05公開)
- 2025卒 三菱ケミカル株式会社 事務系総合職 の選考体験記(2024/10/03公開)
- 2025卒 三菱ケミカル株式会社 事務系総合職 の選考体験記(2024/07/30公開)
- 2025卒 三菱ケミカル株式会社 事務系総合職 の選考体験記(2024/07/22公開)
- 2025卒 三菱ケミカル株式会社 技術系総合職 の選考体験記(2024/07/19公開)
- 2025卒 三菱ケミカル株式会社 事務系総合職 の選考体験記(2024/07/17公開)
- 2025卒 三菱ケミカル株式会社 技術系総合職 の選考体験記(2024/07/11公開)
- 2025卒 三菱ケミカル株式会社 事務系総合職 の選考体験記(2024/07/10公開)
- 2025卒 三菱ケミカル株式会社 技術系総合職 の選考体験記(2024/06/26公開)
- 2025卒 三菱ケミカル株式会社 技術系総合職 の選考体験記(2024/06/25公開)
メーカー (化学・石油)の他の選考体験記を見る
- Q. 志望動機
- A.
- Q. 志望動機
- A.
- Q. 志望動機
- A.
- Q. 志望動機
- A.
- Q. 志望動機
- A.
- Q. 志望動機
- A.
- Q. 志望動機
- A.
- Q. 志望動機
- A.
三菱ケミカルの 会社情報
会社名 | 三菱ケミカル株式会社 |
---|---|
フリガナ | ミツビシケミカル |
設立日 | 1933年8月 |
資本金 | 532億2900万円 |
従業員数 | 13,462人 |
売上高 | 1兆2890億300万円 |
代表者 | 下平靖雄 |
本社所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目1番1号 |
電話番号 | 03-6748-7300 |
URL | https://www.mcgc.com/ |
採用URL | https://www.m-chemical.co.jp/saiyo/ |