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【データから生活者の本質を解き明かす】【16卒】博報堂の本選考体験記 No.292(一橋大学/)(2017/6/13公開)

株式会社博報堂の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2016卒株式会社博報堂のレポート

公開日:2017年6月13日

選考概要

年度
  • 2016年度
結果
  • 最終面接
職種
  • 不明

投稿者

大学
  • 一橋大学
インターン
  • 未登録
内定先
  • マクロミル
  • 楽天グループ
  • NTTドコモ
入社予定
  • 楽天グループ

選考フロー

説明会(6月) → ES(7月) → テストセンター(7月) → 1次面接(8月) → 2次面接(8月) → 最終面接(8月)

企業研究

OB訪問は必ずしましょう。実際に働いている人たちは既に選考を通り終えている人なので通るコツなどをある程度知っています。博報堂の様にやや特殊なグループディスカッションを行う会社では特に事前の準備や心構えみたいなものが重要だと感じました。また、「博報堂スタイル」という本を買って読んだのですが、それも人事や会社の考え方を知ることが出来たので買ってみると良いと思います。さらっと読める量ですし、これを読むことで答え合わせの様な感覚で臨めるのではないでしょうか。そこまで過信するのは良くないですが。

志望動機

私はDATA WiNGSの様に必ずしも職種を限定せず、データマーケティングに携わる仕事をしたいです。貴社が重視しているアクチュアルデータの分析は、従来の市場調査や行動観察に比べ範囲を限定せず分析出来る点で正確なターゲティングが可能な上に、多数の個人の動向に継続的に着目出来るので伝えるべき生活者の実態を把握しやすいと考えており、そこから得た「生活者視点」を用いてマーケティングしたいと思っています。その根底には「多くの人々の生活を豊かにしたい」という思いがあるので、将来は食に繋がる仕事、具体的には日本人の魚介類の消費量を多くする仕事をしたいです。「忙しい主婦が増えたから調理が大変な魚介類が敬遠されているのではないか」などの仮説を膨大なデータから素早く分析し明らかにする事でクリエイティブに論理を持たせられる広告会社のマーケターとして、クライアントとクリエイティブと生活者の橋渡しをしたいです。

グループディスカッション 通過

実施時期
不明
形式
学生8 面接官不明
時間
- -
通知方法
不明
通知期間
不明

テーマ

新聞をデジタルにすることの是非、またその上で紙の新聞を普及させるには

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

自分から意見を言えるかはもちろんだとは思いますが、それ以前に話をうまく伝えられるかどうかが大きいと思います。広告業界なので相手に上手く伝えられるか、またその上でそれを確認しながら話を進められるかが大事でした。自分として心がけたこととしては全体のバランスを見ながら議論を進めていけるか、というところに着目しており、それが評価されていた様にも感じます。ある程度の地頭は前提として、建設的な議論になれているか、出来るのかという所が大事でした。

1次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生1 面接官2
面接時間
10分
面接官の肩書
不明
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

論理性や一貫性はもちろん見られていたとは思いますが、本気でこの会社を志望している姿勢と、それを根拠を持って話せるか、これが重要だったと思います。その上で、物事を考える際にどういう基準をもっていて、それが博報堂をあっているのかを見られている様にも感じました。また、アイデア課題については、その課題の意図をきちんと理解しているかどうかを探られている様にも感じました。

面接の雰囲気

ESの中身について興味深く話を聞いてくれました。自分のゼミの内容と広告がリンクする部分が多くあり、それに対しても面接官から掘り下げてもらうことが出来ました。否定的な質問は一切なかった様に思います。

1次面接で聞かれた質問と回答

博報堂でしたいこと

私はDATA WiNGSの様に必ずしも職種を限定せず、データマーケティングに携わる仕事をしたいです。貴社が重視しているアクチュアルデータの分析は、従来の市場調査や行動観察に比べ範囲を限定せず分析出来る点で正確なターゲティングが可能な上に、多数の個人の動向に継続的に着目出来るので伝えるべき生活者の実態を把握しやすいと考えており、そこから得た「生活者視点」を用いてマーケティングしたいと思っています。その根底には「多くの人々の生活を豊かにしたい」という思いがあるので、将来は食に繋がる仕事、具体的には日本人の魚介類の消費量を多くする仕事をしたいです。「忙しい主婦が増えたから調理が大変な魚介類が敬遠されているのではないか」などの仮説を膨大なデータから素早く分析し明らかにする事でクリエイティブに論理を持たせられる広告会社のマーケターとして、クライアントとクリエイティブと生活者の橋渡しをしたいです。基本的にはESに添って答えました。その前にゼミの説明をしていたこともあり、現在力を入れているデジタル広告についての持論を自分なりに話しました。

アイデア課題の意図

アイデア課題については前日に同じく第一志望だった電通に落ちたこともあり、中身をしっかりと考えることが出来ずに面接に臨みました。しかしそれでも受かったことの要因として考えられるのは①その企画をやることによるメリット②その企画で損する人やデメリット③それらの人すらも救う「本質的に」人々を幸せにする解決策 を考えていた部分が評価されたように思います。広告などは特に「なぜ?」をどんどん掘り下げていくことがまず重要だと思います。

2次面接 通過

実施時期
不明
形式
学生10 面接官1
面接時間
240分
面接官の肩書
不明
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

博報堂全体を通して言える事ですが、「それが本質的な解決につながるのか」という思考を常に出来るかが問われている様に思いました。短期的な意見なども出ましたし、それが解決につながらなくもないとは思いますが、どちらかと言えば精神的に根本の解決策を話し合えたかどうかがカギだった様な気もします。必ずしも議論をまとめたか、発表したかというところには重点がおかれている印象は受けませんでした。

面接の雰囲気

基本的にはグループディスカッションだったのですが、2時間のグループディスカッションの前に座談会を設けるなどリラックス出来る様な環境を整えてもらえた様に思います。グループディスカッション自体も面接官は遠くから観察している感じでプレッシャーを感じずに出来ました。

2次面接で聞かれた質問と回答

デジタル新聞と紙の新聞どちらが良いか

デジタル新聞と答えました。デジタル新聞の特性や、求められているものに対して言及した上で、それをメリットとデメリットに絡ませて意見を言いました。その際、前提となる知識に差があっては話を理解してもらえないと思ったので、基本的な内容を具体的な事例と共に説明することで全員や面接官からの理解を得ることを目標としました。他の人々の発言もメモしておき、最後のまとめでも誰も触れていなかった観点からの意見を提供出来る様に心がけました。

紙の新聞を普及させるためにはどうすれば良いか。

広告会社ということもあり、グループディスカッションの方向性としてもどのようにPRしたら良いかというものになりました。自分はそれに対して知識などの提供はもちろんですが、議論を建設的なものにするための批判もしました。

最終面接 落選

実施時期
不明
形式
学生1 面接官3
面接時間
15分
面接官の肩書
役員
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

広告への興味などに関しては、必ずしもそれがすごく強い人が内定を得ているとは限らないとは思います。それよりも性格的に博報堂と合っている人間かどうかなどの部分が見られているのでは、と思います。一次では広告への関心、二次でクリエイティブと論理性、最終では性格が主に聞かれていることなのかな、とも感じました。しかし、性格を知ってもらうにも最低限の論理性や根拠は必要だと思うのでそれはしっかりしていきましょう。

面接の雰囲気

終始和やかな雰囲気で行われました。広めの会議室で開放的な気分の中、物理的な距離はあるものの穏やかに話を聞いてもらえたと思います。その場での即興的な質問もありつつ、時間いっぱいまで面接をしてもらいました。

最終面接で聞かれた質問と回答

最近の広告で好きなものは?

博報堂の作品などに触れることも大事だと思いましたが、自分の広告に対する興味や、それに興味を持った経緯をしっかりと話せるかどうかを気にしました。具体的には、4大それぞれの広告や、最近の動画コンテンツなどについて興味があるものをそれぞれの面白いポイントを挙げ、自分の興味関心と合致させながら話をすすめました。それに対してもある程度納得しながら話を聞いてもらえていたと思います。ちなみに内定した友達は全く聞かれなかったらしいので、これ自体が基準になっているということはなさそうです。

博報堂に入ってのキャリアプランを教えて下さい

最終的にはクリエイティブに行きたいということを述べた上で、そのためのアイデアの着想を得る為にマーケや営業の経験を積みたい、という流れで説明をしました。反省としてはマーケや営業に行きたい理由は十分に固まっていましたが、肝心のクリエイティブに行きたいという説明がロジックが弱いな、と話しながら感じていました。コピーライターへの興味やクリエイティブディレクターの面白さについて、もっと多くのOBに話を聞いていれば、と思います。ただ、その際に注目されるのはその性格によるところが大きいのではないのかな、と内定者の話を聞いてみて感じました。

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博報堂の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社博報堂
フリガナ ハクホウドウ
設立日 1895年10月
資本金 358億4800万円
従業員数 3,711人
売上高 3091億600万円
代表者 水島正幸
本社所在地 〒107-0052 東京都港区赤坂5丁目3番1号
電話番号 03-6441-8111
URL https://www.hakuhodo.co.jp/
採用URL https://hakusuku.jp/recruit/
NOKIZAL ID: 1130328

博報堂の 選考対策

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