【未知への挑戦、プラントの舞台】【23卒】東洋エンジニアリングの夏インターン体験記（理系/技術系3Days仕事体験）No.22570（非公開/非公開）（2022/4/18公開）

プラント業界に関心があったので，採用への直結度の大きさと，業務内容が理解できるインターンかを見極めて参加するかどうか決めた。他にはプラント専業３社のインターンシップに参加して，なぜ東洋なのか説明できる状態を目指すように努力していた。

一般的なインターンシップと特に差はない。事前の企業理解を深めてからインターンシップ選考を受けた。同業他社のホームページも確認した。また内定者の先輩にエントリーシートの添削を依頼し，選考通過率を高めるよういに工夫した。

エントリーシートのみの選考なので基準は不明。ただ，プラント専業３社の中でなぜ東洋エンジニアリングなのかという点は重視されていた可能性が高い。およびインターンシップでなにを学びたいのかも重視されていたと思う。

ボードゲームによるEPCシミュレーション

１日目は動画視聴，２日目は会社説明会と座談会，３日目はEPCシミュレーションゲーム

EPCの考え方。プラント建設における不確かさ。

オンライン座談会・会社説明会 / EPCシミュレーションゲーム

1日目にやったこと

１日目はマイページで指定された動画視聴を行った。動画の中で本選考に必要なキーワードが発表されていたので，このビデオ視聴は非常に重要である。また動画を見て疑問に感じたことを２日目に質問する形式だった。

2日目にやったこと

人事部社員から会社説明が実施された。さらに複数の部署から技術系・事務系の社員が参加して，座談会が行われた。座談会はZoomのブレイクアウトルームを自由に訪問する形式だった。

3日目にやったこと

EPC（肥料プラント）を題材にしたシミュレーションゲームが実施された。午前中は改めて会社説明・会社紹介動画の視聴を実施した。午後のシミュレーションゲームでは参加学生の前で結果発表がなされた。

なし

社員とは座談会を通じて交流を行った。多少聞きにくいことも答えてくれた。またフィードバックとは言えないが，シミュレーションゲームでほかの班を机の上を整頓していた点を誉められた。プラント建設ではこのような細かい工夫が必要とのこと。

最終日に実施されたシミュレーションゲームで，どのように必要コストを抑えながら利益を確保するか。またどのように納期に間に合わせるかに苦労した。ゲームでよい成績を残すにはそれなりに頭を使わなければならないので，チームメンバーの意見を批判的立場で検証し，ブラッシュアップすることが重要。

チーム全員でシミュレーションゲーム一位をめざして協力した。チームに非協力的な学生はいなかった。

「チームで協力すること」のすばらしさを学んだ。現場経験のある技術系社員との座談会を通じてEPCのスケールの大きさも学んだが，それ以上に東洋の事業が多くの人が携わる，一人ではなしえない事業であることを実感した。このように現場社員との交流を通じて新たな知見が得られた。

内定者や複数ある日程の別のインターンシップ参加者から情報をもらい，ボードゲームの内容に理解を深めておけばよかった。

プラント建設の現場ではどのようなスケジュール感で仕事をしているのか理解できた。現場作業といってもデスクワークもあること，現場作業員のストライキにより，なにも仕事がない日がまれにあることなど具体的なイメージを踏まえたお話を多数うかがう事ができたので，働く姿を具体的にイメージできた。

自分自身の性格や適性，目指す方向性と企業像の一致を感じた。またプラント建設は世界各国のいわゆるへき地勤務も多くなるが，自分自身のバックグラウンドがいきると感じた。インターンシップを通じて自分が企業の求める人物像に近いという実感をもったため。

志望度が上がった理由は，プラント建設という東洋エンジニアリングのメイン事業に興味がもてたことだ。インターン参加前はプラント建設以外の業務に関心があったがこのインターンシップへの参加を通じて，プラント事業への関心が強まった。海外で規模の大きなモノづくりに挑めることを面白そうだと感じた。

インターンシップ参加者の場合，その後の本選考でインターンシップから得た学びを聞かれた。またインターンシップへの感想も聞かれたため。選考の早い業界のため，インターンシップへの関心は企業への志望度のアピールになる。

インターン参加前は，石油元売りや石油開発上流企業に興味があった。具体的にはINPEXやENEOSホールディングスを志望していた。自分自身の研究テーマとの関連が強い方が，技術者として適切なキャリアだと思っていた。そのため，またプラントは選考が早いということもあり，完全に滑り止め・選考の練習としてとらえていた。

プラント建設事業は，チームワークが重視され，海外の旅行ではいかないようなところへ赴任できるという面白さがあると感じた。自分自身の専門性とは関連こそないものの，それ以外の性格・適性といった点では十分に自らとマッチしていると思い志望度が上がった。また座談会で出会った人事社員と技術系社員が話やすい人たちばかりで，大変好印象だった。総じて志望業界にプラント業界という選択しが加わった。