- Q. 志望動機
- A.
ANAホールディングス株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒ANAホールディングス株式会社のレポート
公開日:2018年9月13日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 客室乗務職
投稿者
- 大学
-
- 上智大学
- インターン
-
- ダイキン工業
- ベクトル
- ANAホールディングス
- ジェーシービー(JCB)
- 三井不動産レジデンシャル
- 損害保険ジャパン
- 内定先
-
- ダイキン工業
- 日本航空(JAL)
- ANAホールディングス
- ジョンソン・エンド・ジョンソン
- 損害保険ジャパン
- 入社予定
選考フロー
企業研究
企業のホームページやパンフレットを何度も読み返しました。特に、ANAとJALの違いは何なのかということを様々な面から比較して、自分の言葉で表現できるようにしました。実際、私はそこまで聞かれることはありませんでしたが、同じように選考を受けている方々は人によっては深く突っ込まれている方もいらっしゃいました。他には、働いている方々に会いに行く、会社説明会に行くなどをして、人や会社のカラーを身を持って感じることが大切だと思いました。言葉や制度だけではわからない、自分との相性や自分ならではの感じ方がわかってくると思います。先輩の話や就活サイトもとても役に立ちましたが、自分なりの考えを伝えられる事も大切だと感じました。私はエアラインスクールなどには全く通っていなかったため、エアステージやANA、JALに関する本、有名なエアラインスクールの先生のブログを読んで、基本的なマナーや知識を身につけるようにしていました。
志望動機
正直にいうと、志望動機を深く聞かれることが私はありませんでした。しかし、なぜ航空業界なのか、なぜ客室乗務職なのか、なぜANAなのかということは関係がありそうな質問をされた時になるべく取り入れるようにしていました。
【志望動機】
私が客室乗務職を志望する理由は、日本の代表として安全性やサービスなどの日本の良さや文化を世界に伝えら、お客様一人一人い寄り添えるという点に強く威力を感じたからです。その中でも御社を志望する理由は2つあります。1つは"Inspiration of Japan"を掲げ、日本の心を大切にしたサービスを徹底していることです。日本のおもてなしの心は日本の特徴であり、日本の良さであると思っています。それを世界の人々に伝えられることはとても素晴らしいことだと感じています。もう1つは人事の方の「企業1つ1つに会いに行く、しんどい就活をしてください」という言葉に共感したことです。この言葉に、人を思う気持ちを強く感じ、その環境で自分も働きたいと思いました。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2018年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
客室乗務員を志望する理由、将来どのような人になりたいか、など。
ES対策で行ったこと
エアラインスクールの先生のブログを見て、どんなことに気をつけて書けば良いかを学びました。その点を意識しながら、自分の本当の気持ちを伝えられるように書きました。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
一般的なSPIの勉強をしました。また、ANAの場合は英語資格証明書がない場合、GTECというネットでの英語試験を受けなければなりません。SPIの英語よりも難易度は高いですが、とても難易度が高いわけでもないので、高校レベルの英語がある程度理解できていれば大丈夫だと思います。
WEBテストの内容・科目
ナツメ社のSPI対策本を何周かしました。英語はTOEICの本を使って英語の勉強を行いました。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年06月
- 形式
- 学生5 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 客室系の女性社員と総合職系の男性社員
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
1次面接は、話している内容ももちろんですが、言葉遣いや表情、姿勢などが主に見られていたのではないかと感じました。5人で30分という短い時間の中、一人の持ち時間は少ないため、その人の印象が評価につながっていたと思います。私は持ち時間が少ないことを予測していたので、短時間で簡潔に、分かりやすく伝えられるように練習していました。また、面接時間だけでなく、駅に着いてからずっと気を引き締めて臨んでいました。
面接の雰囲気
面接官の方はどちらもとても優しい雰囲気の方で、質問の仕方も丁寧でした。最初に軽く雑談などをいれてくださり、私たちの緊張をほぐしてくださっているようでした。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に頑張ったことを2分程度で教えてください。
私は経営学科で所属するゼミでの活動に力を入れました。大学3年生の頃に行われた2大学合同ゼミに向けて、5人班で4ヶ月間、お笑いの海外展開について研究を行いました。そこでは、先行研究が少ないこと、主観的意見が反映されやすいことという2つの課題がありました。私は班の中で、状況から必要なことを考えることと、班員の意識向上に努めていたため、それらの課題に対し具体的な解決策を提案することで、課題を乗り越えました。具体的な解決策は、実際に海外に住む日本のお笑い芸人の方へ取材することと、ゼミで学んだ経営理論を活用することです。この取り組みにより、課題を乗り越えることができ、その結果合同ゼミでの発表会では、10組中1位を取ることができました。
(ESに書いた「いつまでも輝き続ける女性」になりたいという内容に対して)あなたにとって「いつまでも輝き続ける女性」とはどんな女性ですか。
私が考える「いつまでも輝き続ける女性」とは、自分のやりたいことを諦めずに、挑戦し続ける姿勢を持つ人、そして常に周囲の人への感謝を忘れずに過ごす姿勢を持つことができる人だと思っています。具体的な例で言えば、私の母がその像に当てはまります。私の母は、母、妻、娘、一人の女性として、たくさんの面を持っていますが、どれに対しても真剣に本気で取り組んでいます。どこか1つに負担がかかったとしても、他に影響が出ないように常に気を使いながらも、楽しみながら日々を過ごしています。私は身近にその母の姿を見て育ってきて、母が生き生きと過ごす姿、そしてその生活を可能にしてくれている周囲の人々への感謝の姿勢にとても尊敬しています。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2018年06月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 客室系の女性社員と総合職系の男性社員
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ただ笑顔を保つだけでなく、その時話している内容によって自然な表情で話すことを心がけていました。また、個人面接だったので、質問に対して待ち時間がないようにすぐに答えていました。そのおかげか、1つの質問に対して、深いところまで聞いていただけたかなと思います。
面接の雰囲気
1次面接の時と同様、優しく温かい雰囲気でした。世間話などのアイスブレイクから始まり、面接中はずっと穏やかな雰囲気でした。
2次面接で聞かれた質問と回答
最近人に感謝したことはなんですか?
同じマンションの隣に住むお年を召したご夫婦の旦那様が、個人栽培をしていらっしゃるのですが、そこで育てたキュウリやトマトなどの野菜をたくさん届けてくださったことです。旬の夏野菜で、美味しくいただきました。友人や親戚などから何か贈り物をいただくことは普段からあっても、隣の家の方から、手間をかけて育てた作物をいただくことはなかなかないことだと思いますし、その方の気持ちがこもっているものをくださったことが、とても嬉しかったです。私は地元が大阪なので、そのお返しというほどのものではないかもしれませんが、帰省した時は大阪の名物のお土産を買って、隣のご夫婦にお渡ししたいなと思っています。これからもこのようなつながりを切らさず、大切にしていきたいなと思う出来事でした。
反対に、あなたが最近感謝されたことはなんですか。そのような行動をとったのはなぜですか?
1週間ほど前の出来事なのですが、同じように就職活動をしている女子学生の方に感謝していただけることがありました。休憩であるカフェに入って、お手洗いに行きました。そこでその女子学生の方がリクルートスーツを着ていたのですが、スーツの襟の部分が折れているのを見かけました。私はその方に「襟が折れているので直してもいいですか?」とお声かけして、スーツの襟を直させていただきました。その時に、とても素敵な笑顔で「ありがとうございます」と感謝していただけました。自分自身も就活生で、もし自分が襟が折れていることに気づかずに面接に挑み、後で気づいていたら強く後悔するだろうと思い、そのような行動をとりました。反対の立場で、自分がお声かけしてもらっていたら嬉しいと感じたので、そうさせていただきました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年06月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 客室系の女性社員と総合職系の男性社員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
最終面接でしたが、私の場合は「なぜANAか」ということを深く聞かれることはありませんでした。しかし、自分の想いを伝えるために、最後の一言の場面で自分の想いを伝えられるようにしました。また、のちに人事の方から、質問に対する素直な答えや表情が豊かなところを評価していただけたとお聞きしました。ANAやCAという枠に当てはまるようにすることも大切かもしれませんが、自分らしさや自然な感じをわかっていただけるようにすることも必要だなと感じました。
面接の雰囲気
これまでと同様に温かい雰囲気でしたが、最終面接ということもあり、面接官の方はかなり上の方で緊張感がありました。しかしその中でも、雑談を踏まえながら終始笑顔でお話を聞いてくださいました。
最終面接で聞かれた質問と回答
どんな客室乗務員になりたいですか。
フライトを終えた後に、「なんだかわからないけど、今日のフライトは良かったなあ」とお客様に感じていただけるようなサービスや空間を提供できる客室乗務員になりたいと思っております。お客様が「〜してほしい」と要求してそれに応えることは当たり前のことかと思います。もちろんそれも大切なことではありますが、それだけではなく、自分から一歩踏み込んでお客様に寄り添い、お客様が考えていることなどを汲み取り、お客様が気づかないうちにその要求を満たせていられるようになりたいです。簡単なことではないと思いますが、自分自身の視野を広げることや、他の客室乗務員の方と協力することで、少しずつでも成長していけるように頑張りたいと思っています。
関西と関東のそれぞれのいいところを教えてください。
まず関西のいいと思うところは、知らない方同士でもとてもフレンドリーで温かい雰囲気が溢れていることです。全く知らないおじさまでも、笑顔で話しかけてくださることも沢山あります。そのため、わからないことを聞きたいときでも、あまり気構えずに話しかけることができるかなと思っております。「近所の知っている人」のような感覚なのが、私は好きです。
次に関東のいいと思うことろは、関西出身の自分が言いにくいところではありますが、関西に比べてマナーをしっかり守る人が多いことです。電車を待っている方々の列の並び方や、混雑した道での歩く方向など、比較的マナーをしっかり守る方が多いので、見習わないといけないなあとと感じました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内々定の連絡を頂いた時に、他の就活状況を聞かれました。私個人的には、ここが最後だったので特筆することはありませんでした。客室乗務員の選考は他の選考よりもかなりゆっくり進み、内々定が出るのも遅いので、待ってもらう人は少なかったように感じます。
内定に必要なことは何だと思うか
航空業界の中でも客室乗務職は志望者も多く、エアラインスクールに通い徹底的に学ぶ人も沢山います。その中で、「客室乗務員らしさ」だけを目指すのではなく、「自分らしさ」を出していけるようにすることが大切かなと感じました。また、面接の時にだけ取り繕っていいように見せるのではなく、普段の生活の中でも人への思いやりを大切にすることや、言葉遣いや姿勢を綺麗にするということなどに気をつけて過ごすようにしました。他には、二大航空会社であるANAとJALの違いを明確にさせること、なぜ航空業界か、なぜ客室乗務員か、なぜANAなのか、ということを自分の想いや考えを込めて話せるようにまとめておくことは必ず必要だと思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
知識を詰め込んでそれをただ話すのでは、少しひねった質問の時に詰まってしまったり、自分の意見と矛盾していたりすることがあります。そうではなく、自分の考えを言葉に表現できるようにし、しっかりと想いを伝えることの方が大切だと思いました。また、人に見られる職種であるので、身だしなみや姿勢、言葉遣い、表情などは気をつけておかないと、ふとした瞬間にマイナス評価をされてしまうこともあるようです。
内定したからこそ分かる選考の注意点
面接中だけでなく、会場に着いてからすでに選考が始まっているということを他の業種よりも意識すべきだと思いました。見られていないと思っている時にこそ、自分の本当の姿が現れます。そこをしっかり見られていると感じたので、常に気持ちを張って臨んでいました。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定承諾の前に、内々定社受けの説明会が行われました。そこで給与や休暇、スケジュールについての話を聞くことができ、他の企業と迷っている人は社員の方に相談する場もありました。その後、内定者懇親会が開かれ、親睦を深める場を設けてくださいました。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 20代の成長環境
- 福利厚生・手当・働きやすさ
- 給料・待遇
入社を迷った企業
日本航空株式会社(JAL)
迷った会社と比較してANAホールディングス株式会社に入社を決めた理由
客室乗務員になりたいという思いでANAと JALを受けていました。最後まで迷いましたが、早い時期から国際線に乗務できること、給与や福利厚生を比べた時にANAの方が自分に向いていたことから、ANAの客室乗務員になろうと決めました。働いている人に関しては、ANAもJALも、どちらも素敵な人が沢山いらっしゃったので、決め手にするには難しいと感じました。この2社に関しては、自分との相性や好みなどが強く関係してくると思います。したがって、人の意見も大切ですが、自分の感じ方を重要視するといいかなと思います。
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ANAホールディングスの 会社情報
会社名 | ANAホールディングス株式会社 |
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フリガナ | エーエヌエーホールディングス |
設立日 | 1952年12月 |
資本金 | 4676億100万円 |
従業員数 | 41,225人 |
売上高 | 2兆559億2800万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 芝田浩二 |
本社所在地 | 〒105-0021 東京都港区東新橋1丁目5番2号 |
平均年齢 | 45.3歳 |
平均給与 | 714万円 |
電話番号 | 03-6735-1001 |
URL | https://www.ana.co.jp/group/about-us/profile/ |