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- A.
太陽誘電株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒太陽誘電株式会社のレポート
公開日:2018年9月10日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
セラミックスを使用したコンデンサーなどの電子部品を主に取り扱っている会社であり,事業規模としては同業他社と比較して大きくはないものの,技術力としては十分に戦えるものがあると思う。太陽誘電を志望する際は,自分が何をやりたいのかを明確化していく事が望ましい。オープンコースというものもあり,ある程度広い職種を志望することができるが,自分のやりたいことを面接中に述べることが出来ないと評価が悪くなると思う。また,他社と違う点を調べておくことも必要であり,面接中に聞かれたときに自分の言葉で良いので喋れることが大事だと考えられる。説明会に参加し,会社の理解を深めるとともに社員の方に仕事内容や生活について聞くことが出来れば面接の際に厚みのある話が出来るはずである。
志望動機
私は学部時の授業にてチタン酸バリウムの焼結機構やPTC特性の評価等,誘電体材料の基礎物性を学びました。その際,焼結密度や原子位置の僅かなずれによって大きく物性が変化するセラミックスの性質に興味を持ち,無機材料を専門とする研究室に入りました。日々の研究生活の中で,セラミックスがスマートフォン等の機器に搭載されていることを知り,電子部品メーカーが社会に大きく貢献していることを知りました。私は将来自動車に関連した仕事をしたいと考えています。自動車は今後電気自動車社会に向けて革新が起こるとされており,自動車に搭載される電子部品に対しても小型化や機能化等,多くの要求があると考えられます。貴社のMLCC製品には0201サイズのものがあり,更にその製品を安定的に生産する環境を整えている点に技術力の高さを感じました。そのような環境に身を置くことで貴社の技術力向上に貢献したいと思い,今回志望致しました。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2018年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2018年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
志望動機,選択した職種を志望する理由,あなたは太陽誘電の経営者だとします。これから将来起きる環境変化に対し、当社が取り組むべき課題,今までに経験した成功体験と失敗体験を1つずつご記入,成功まで直面した課題とその克服方法,失敗から得た教訓,
ES対策で行ったこと
内定をもらっていた先輩のエントリーシートを参考にしてエントリーシートを作成した後に,先輩に添削をしてもらって推敲していった。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2018年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
WEBテスト対策で行ったこと
webテストの参考書を一通り解き,間違えた問題を重点的に復習して臨んだ。
WEBテストの内容・科目
言語,非言語,性格検査
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
会話の中で,自分が何をやりたいかを述べることができたのが大きいと感じた。また,なぜオープンコースを選んだのかを説明できたのも高い評価を得られた理由だと思った。
面接の雰囲気
面接官は温厚な方で,会話のキャッチボールがしやすかった。研究内容は特に聞かれず,学生時代に頑張ってきたことや太陽誘電に入ってからやりたいことなどを聞かれた。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代に頑張ってきたこと
テニスサークルにてメンバーのベクトルを合わせたことです。私はサークルにて主将を務めており,テニスのコーチングなどを主にしていました。学部学科が異なる人達がいる中で練習日程を組むのには苦労しましたが,一つ一つの仕事に向き合い優先順位をつけることの大切さをそこで学びました。また,サークルの目標を掲げ,個性や目的の異なるメンバーの気持ちをそこに向けることで団結力を生み出すことが出来ました。実際,初心者と経験者がどのようにしてテニスコート内で共存するかが課題としてありました。この課題を解決するために,練習効率を下げて待ち時間を長くしました。待ち時間を活用して初心者の人達に,テニスをしている経験者の打ち方を説明すると同時に,雑談によるコミュニケーションをとるよう促しました。初心者と経験者が接する時間を創りだすことで,価値観の相違を徐々に無くしていけるような環境にしていきました。
太陽誘電に入社したらやりたいこと
私の長所として,様々な人と積極的にコミュニケーションをとることができます。他の人の研究に興味を持ち,研究について多くの人と議論をすることで視野を広げ,自身の研究に活かそうと普段から考えています。また,自分は妥協することが嫌いであるため,日々の実験においても様々な手法を考え,時間を気にせずに自分が納得するまで研究に取り組むようにしています。また,私は自身の研究にて試料の作製から評価までを一貫して行っており,その一つ一つのプロセスを自ら確認することで,物事に対して多角的にアプローチをしてきました。私はこの二つの経験から「積極的」,「多角的視野」を仕事でも活かしていきたいと考えています。オープンコースにすることで初めに職種選択の可能性を広げ,全ての職種について深く学び理解したいと思います。その後に貴社に対して最も貢献できる職種につくことで,貴社の技術力向上や新たな製品の創製に尽力したいです。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2018年05月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接官は自分の研究内容について深く理解している方だったので鋭い質問が飛んできた。その中で冷静かつ論理的に質問に答えることが出来たのがよかったと思う。
面接の雰囲気
技術の方三人と人事が一人であった。一次面接と比較して最終面接では研究内容についての質問が多く,雰囲気としては重かった。
最終面接で聞かれた質問と回答
自己PRをしてください
私の長所として,様々な人と積極的にコミュニケーションをとることができます。他の人の研究に興味を持ち,研究について多くの人と議論をすることで視野を広げ,自身の研究に活かそうと普段から考えています。また,自分は妥協することが嫌いであり,日々の実験においても様々な手法を考え,時間を気にせずに自分が納得するまで研究に取り組むようにしています。納得するまで取り組もうとするため,時に友人や先輩と激しい議論になることも多くあります。修士一年となり後輩が出来た時には,自身が経験してきたことを活かし議論を活発的に行うことで,研究室で行ったことのない測定を提案し,教授からの承諾を得た後に実現することが出来ました。
研究内容について教えてください
私は現在熱電変換材料に関する研究を行っています。熱電発電とは材料に温度差をつけることで熱を直接電気に変換できる発電方法です。既存の熱電変換材料には金属化合物が採用されていますが,高温での耐久性が低いことが挙げられます。酸化物熱電変換材料は既存の熱電変換材料と比較して高温耐久性に優れていることから,私は酸化物熱電変換材料の●●に注目しました。この物質は温度差をつけたときに発生する起電力が大きいため,熱電変換材料としての性能が高いことが予想されてきました。実際に熱電性能を測定する際やデバイスに応用する際には緻密な焼結体が求められますが,●●は焼結性が悪く,相対密度の最高値が70%程度となっており,緻密な焼結体の作製が困難でした。そこで私は,大電流を試料に流すことで焼結を促す●●法に注目しました。焼結を行う際の昇温,降温速度及び雰囲気を制御することで,通常のセラミックスの相対密度が40~60%と言われている中で,焼結体の相対密度を96%以上にすることに成功しました。現在は作製した試料の熱電性能の評価を行うとともに,使用する雰囲気を想定した際の,試料の安定性についての評価を行っています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定をもらった後も納得がいくまで就職活動を続けさせてくれた。一定期間ごとに電話で連絡があり,就職活動の進捗状況を報告していた。
内定に必要なことは何だと思うか
電子部品業界は同業他社の比較がかなり難しいため,積極的に説明会やOBOG訪問を行い,会社の理解を深めることが大事だと思う。事業展望を知るのも大事であるため,企業のIR資料等を活用して企業の理解を深めることが出来ればかなり有利になると思う。面接では自分の書いてある内容に加え,それに至った経緯等を喋ることができるようになれば,緊張することもなく臨めるようになると思う。そのために友人等を活用して疑似面接をしてみるのも良い。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
自分の研究内容について理解しているのは勿論だが,その研究に至った経緯等,背景をしっかりと自分の中で確認しておくことが必要だと思う。面接で重要なのは緊張しないことだと思うので,面接までに喋ることについてしっかりと調べて練習することが出来れば緊張することなく喋れると思う。その感覚をつかむのは難しいが,何度か経験を積むことで面接慣れした状態にもっていくことは可能であり,その状態になれば内定をもらうことができると思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
職種の選択理由についてはっきりと述べることが出来た方が良い。実際に一次面接で職種についての話をした際に,最終面接には入社した際に配属される可能性のある部署の人を呼ぶとの事だったので,ミスマッチが起こらないよう自分の考えを述べることが大事だと思う。
内定後、社員や人事からのフォロー
特にフォローはなく,定期的に他社の就職活動の進捗報告をした。
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太陽誘電の 会社情報
会社名 | 太陽誘電株式会社 |
---|---|
フリガナ | タイヨウユウデン |
設立日 | 1950年3月 |
資本金 | 335億7500万円 |
従業員数 | 21,775人 |
売上高 | 3226億4700万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 佐瀬克也 |
本社所在地 | 〒104-0031 東京都中央区京橋2丁目7番19号 |
平均年齢 | 41.2歳 |
平均給与 | 628万円 |
電話番号 | 03-6757-8310 |
URL | https://www.yuden.co.jp/or/ |
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