【潜在ニーズを引き出す】【19卒】住友不動産販売の冬インターン体験記（文系/総合職）No.3715（慶應義塾大学/男性）（2018/9/28公開）

不動産流通の企業のインターンシップには夏に参加して、個人的には流通業界ではなく、開発業界に興味が傾いていたのですが、全くつながりが無いわけではな炒め、不動産業界全般の知識を埋めていくという趣旨で参加しました。

同業他社（三井、野村、東急、みずほ）との比較を自分の中でするようにしました。どの企業もお客様を第一に考え、潜在ニーズを引き出し、最適なご提案ができるように社員の方々が熱心に働いているという印象を受けました。そう言った第一の目的を支えるための社風にはそれぞれの企業特徴を持っておられ、住友さんは研修が明けてからは数字をとにかくあげ、東急さんは長い時間働いて、その分契約をあげるといった体育会系の印象を持っています。みずほさんは証券会社、銀行が系列に持っているというのもあり、そちらからのお客様の紹介が多く、安定している印象です。また、野村さんは競合他社さんに先駆けてインターネット上での情報サイトを開設したり、研修に時間をかけたりと、お客様にいかに接していくかをとても大事に考えられている企業だと感じてました。

架空のお客様（夫婦）がおり、旦那さんと奥様に別個にヒアリングをチームで行い、どのような物件を探しているのかを精査し、物件の提案

1日目にやったこと

ワークの説明→ヒアリングで何を聞くか決める→ヒアリング→さらに何を聞くか決める→ヒアリング→物件選定、紹介という流れです。ワークの際には与えられた資料を使って情報収集をして物件紹介をわかりやすくする必要がありました。

なし

お客様に何度もヒアリングをすることは、潜在的なニーズを引き出すためだと言われたことです。不動産は唯一無二の商品であるので、人間が細かく生の声を分析していくことでお客様に一番合った物件の提案が必要になるのだと言われ、コミュニケーション能力が要されると感じました。

架空のお客様に、ヒアリングを２回チームで行い、どのような物件を探しているのかを精査し、提案を行いました。短い時間の中で資料まで用意して物件紹介をわかりやすくするのが難しかったです。同業他社のインターンは複数日でしたが、ここは１日だったので、やることがぎゅっと濃縮されていたと思います。

インターンシップに参加する前から聞いていた住友の雰囲気を感じられたのが一番良かったことだと思います。１日のインターンシップだったので、多くの社員と交流できたわけではありませんが、学生から来る質問に対しての応答に、自分の考えとの乖離が見受けられたため、本選考は受けない、と決心することができました。結局は受けませんでしたがインターンに参加したことは決して無駄足ではなく、自分の目で確かめられたという達成感を得ることができました。自分に合っていないというだけで、元気な雰囲気が好きな学生にはこの会社はぴったりだと思います。

マンションの間取りや、町にあるふ動産ん屋さんがどのようなことをしているのか、また不動産業界の中でも賃貸、開発、仲介などに分かれているということなどを知識として持っておくとワークがスムーズに進められると思います。

よくも悪くも、体育会系の人が多い。こういった雰囲気がある中での働き方を好む人にとってはいい会社なのではと思いました。自分自身は体育会系ではなく、むしろ苦手意識さえ持っていつ人間なので、入ったとしてもうまくやっていけるかどうかは正直不安を覚えました。

２次以降のインターンに参加していないので詳しくは分かりませんが、同業他社を見る限り、有利に働くことはありますが、内定が出るにはインターン参加だけでは足りないと思います。企業説明などで受けた知識を基に、なぜ開発業ではなく流通業を志望するのか、などの質問に自分の言葉として答えられるように準備しておくと本選考でもいい結果に繋がると思います。頑張って下さい。

体育会系の方が多い業界の中に自分が溶け込んで仕事をしていく自身がなかったためです。特に役職が上がると、未だに接待が多く、自分の時間がどんどんなくなっていくというお話からも、大変であると（個人的には）感じてしまったため、本先行での志望はするに至りませんでした。

２次以降のインターンシップに招待され、そこから早期選考などの特別ルートに乗れることを匂わせる発言を社員の方が仰っていたためです。採用人数が多いため、インターン参加者からの内定者も多いと伺いました。

今後、各地域が抱える問題に対処していきながら町の発展に携わりたいと思う気持ちが強くあったので、不動産開発、高速道路、鉄道業界を見ておりました。中でも、大きな開発をしたり、地方にも手を伸ばしたりできるような企業に興味がありましたので、必然と大企業で長年のノウハウや信頼を持っている企業の志望度が高かったです。

仲介業は、やりがいのある仕事であるのは間違いないですが、一生それで仕事をしていくのに個人的には自信がなかったため、不動産業界でしたら仲介業ではなく、開発業に携わりたいと思うようになりました。質問会等を通じて仲介業界を見ることで社風や自分との適合を確認することができたので、有意義な時間を過ごせました。