【電力業界の挑戦者】【19卒】東京電力ホールディングスの冬インターン体験記（文系/総合職）No.3725（慶應義塾大学/男性）（2018/10/10公開）

業界は絞り終わっていたため、様々なインターンに参加することで社会人の方と話す経験を積み、面接に緊張せずに臨むための練習の場として参加しました。そうしているうちに、就活を通じて23社のインターンに参加することになっていました。

電力供給会社として最大の企業であるため、多くの人々の生活インフラを支えたいという気持ちと、どんな目的があってインターンに参加するのか、インターンシップで得たことをどのように糧にするのかを頭で整理してからインターンシップに臨むようにしました。

エントリーシート

発電した電気を売電するにあたり、電気の料金を定め、利益の最大化を狙う

1日目にやったこと

企業、業界、ワーク説明→ワーク（議論、価格設定）→シェア変動発表→これを何回か繰り返し→結果発表という流れです。ワークではオフィスや家庭、工場用にそれぞれ発電した電気を売電するにあたり、電気の料金を定め、利益の最大化を狙うというテーマのもとワークが行われました。価格競争やシェアは他班が強豪となるため、需要と供給が合う値段を定める必要がありました。

なし

東京電力の自身が持っている強みを生かし、今後も競争に生き残れるよう強気の姿勢が求められると仰っていました。どの企業でも同じことが言えますが、大きな企業でも生き残るのに必死なのだとハッとさせられました。

電力という人々の性格に欠かせないインフラを供給している企業。最近は抱えている問題や周辺企業からの脅威がある、という現実問題がワークの中に現れており、今までは強豪がいなかった分野ですが、強豪が現れたことによって売電するにも価格設定に慎重にならなければならない大変さを体感しました。

競合がいる中での価格競争は大変なことで、近年では電力自由化でその他の民間企業も売電が可能になり、今後はより価格競争が激化していくと感じました。ただ、東京電力は今までのノウハウが十分にあるため、今後も生き延びることができるのだろうと感じられました。

電力自由化や分社化した後の組織編成などについてざっと見ておくと、入社後の業務内容のイメージがつかめると思います。特に分社した先の業務については知っておいたほうが良いと思います。

自分は分社化していること自体は知っておりましたが、各企業の社員の方々がどのような業務を行っているのかまでは知らなかったため、質問会の時間を有意義に使えませんでした。いわゆる子会社になっているわけではないため、自分がどのようなキャリアプランを描けばいいのか、インターンに参加し終えた段階では整理がつきませんでした。

内定は出ません。大企業であるため、それ相応のフィルターを括り抜けなければなりません。インターンシップ参加後の社員や人事のフォローもなかったため、有利になることは多少考えられますが、それほどだと思います。大切なのは、インターン中にあった説明を自分で理解して、それをアウトプットできるかどうかです。インターンへの参加有無ではありません。

座談会が行われ、東京電力から分社化した企業の方のお話を伺うことができたため、広く業務内容を知ることができました。企業概要説明の際にお話があったのですが、今後はますます東京電力「のみ」が持っている強みが小さくなってくるため、大きな変革期であると感じました。それゆえ今後の見通しで疑問符が取れず、志望度は上がりませんでした。

全くならないわけではありません。ワークや企業説明を通じて多少なりとも自分お中で東京電力に関する知識の整理が進むためです。しかし、特別イベントに招待されるなどのアプローチはなかったため、直接的に有利になるわけではないと思います。

特にありませんでした。インターンシップ自体は何回か開催されているため、参加した学生の数も多く、フォローする余裕がないのかもしれません。

今後、各地域が抱える問題に対処していきながら町の発展に携わりたいと思う気持ちが強くあったので、不動産開発、高速道路、鉄道業界を見ておりました。中でも、大きな開発をしたり、地方にも手を伸ばしたりできるような企業に興味がありましたので、必然と大企業で長年のノウハウや信頼を持っている企業の志望度が高かったです。

やはり自分は街に携わりたい、交通インフラに携わりたいという思いを再確認できました。電気の供給も間接的には多くの人々の暮らしを支え、街を支えるという見方もできますが、自分は交通インフラを通して街を支えることに興味があったため、先述の不動産開発、高速道路、鉄道業界への志望を確固たるものになりました。再確認できただけでも大きな収穫です。