【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】リクルーティングディレクター(新卒採用責任者)【面接の雰囲気】インテリジェンスで最も有名な方の一人、佐藤裕さんとの面接だった。今まで佐藤さん主催の勉強会等に参加したこともあり、業界内での有名人との面接で非常に緊張した。【自己PRを教えてください。】私の強みは課題を分析し、的確なアプローチができる力です。ゼミでショーを開催したのですが、ショーを開催するにあたり、最も困難なことは集客でした。データ・統計処理分野責任者であった私は、まずターゲットを絞るために約600人にアンケートを実施しました。得られた回答を因子分析やクラスター分析などの統計処理にかけ、消費者が服を購買する際に重視する項目別の仮想グループを作りました。分析結果に基づき狙う客層を「おしゃれ好きな若者層」に定め、同層が集まりやすい古着屋や周辺の飲食店にショーのポスターを貼らせてもらうよう交渉に回りました。断られる店舗もありましたが、根気よく交渉することで趣旨に賛同してくれた多くの店舗でポスターを貼らせてもらえることとなりました。結果、チケットは予定数の1.5倍売れ、当日は立ち見客が出るほど集客が成功しました。困難な仕事に取り組む時でも課題は何か、そのための的確なアプローチは何か、今後も考えながら行動したいです。【なぜ今の大学に進学したのですか。】私は実家が自営業でして、幼いころからビジネスに携わってきました。本当に気づいた時には稼業を手伝っており、その中でこちらからのアプローチ一つで商品の売れ筋や売れ行きが変わることにとても面白みを感じました。中学生であった当時、周りの将来の夢がサッカー選手!や俳優!のころ、私は将来マーケティングやコンサルティングに携わりたいと考えておりました。将来マーケッターになるにはどうすればよいか?を考え、まず大学は商学部に行こうと考えました。大学は専門的なとこを勉強するものだと思っていたので、それならば高校はビジネスの基礎を深める場にしようと考え、普通科で大学に進学でき、且つビジネスが学べる高校に進学しました。そして、大学入試の際に、単にマーケティングや経営学を学んだところで、マーケッターになれば周りは全員同じことを学んでいるだろうと感じ、自分の武器、付加価値がいると考えました。高校生の当時、今ほどではないですがITの重要性が叫ばれていたので、将来ITは絶対需要が上がるだろうと考え「データ分析」ができるマーケッターになろうと考えました。そこで、ビッグデータの分析プロジェクトを行っている現在の大学に入学したのです。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】論理的に、かつ深く自分のことを見つめられているかが重要。と佐藤さんもおっしゃっていた。私は特に選考が早く、いくつか面接をすっ飛ばしてきたらしいのだが、ここで落とされかけた。自分では深く自己分析しているつもりでも佐藤さんからするとそれはまだまだで、もっと自分を見つめなおす必要があるといわれた。この面接はこれ以降の就活にとってターニングポイントとなる面接で、非常に成長させられた。
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