16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 慶應義塾大学 | 男性
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Q.
(1)大学及び大学院時代で、一番力を入れて取り組んだことは何ですか? その取り組んだ内容について、どのような「想い」を持って取り組んだか、 その想いの実現に向けてどのように行動したかや、 取り組みの結果を踏まえて、お書きください。400
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A.
ゼミで班論文を執筆したことだ。「チームで質の高いものを完成させる達成感を得たい」という想いから取り組んだが、当初班は一体感に欠けていた。団結には目標の一致が必要だと考え、班員ひとりひとりの想いを探った。すると、早稲田大学とのインターゼミでのプレゼンを目標にする班員とプレゼン能力に自信がない班員の士気の差に気が付いた。私は「良い論文の作成それ自体」を目標にすることを提案した。論文が評価されれば、全員が自信を持ちプレゼンに臨めると考えたからだ。地道なデータ収集や毎日大学に通うことによる議論の場の提供など、班の雑務を率先して行っていた私の発言に、班員は納得してくれた。結果、班はひとつの目標に向かって団結し、優秀班としてプレゼンを成功させることができ、達成感を得ることができた。この経験で、組織を団結させるには「ひとりひとりの意思の尊重」と「率先した行動」による「目標の一致」が重要だと学んだ。 続きを読む
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Q.
(2)今までに直面した一番大きな困難は何ですか? その困難をどのように乗り越えたかや、 その経験を通して何を学んだかを踏まえて、お書きください。400
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A.
学生時代、人の役に立ち、頼りにされることを目指し、学外バレーボールチームのコーチに取り組んだ際、当初私の技術不足が原因で選手に不信を抱かれたことだ。私は技術ではなく、従来のコーチ・選手の関係を改善して信頼を獲得しようとした。従来の上下関係では意見交換ができておらず、改善できればより強いチームになると考えたからだ。まず、粘り強く対話をし、力不足の自分は選手の意見を参考にしたい、と伝え自分をさらけ出した。また、自主練で技術を磨き教本で知識を身に着けることで、対話だけでなく行動でも熱意を伝えた。意見交換をするようになった私は、信頼の獲得と本音を引き出すことができ、選手の意見を生かした指導をするようになった。結果、チームは5年ぶりに試合で決勝リーグに進出し、選手から頼られる存在になることができた。私はこの経験で、困難に向き合うには「自分なりの視点」と「根気よく熱意を示すこと」が重要だと学んだ。 続きを読む
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Q.
(3)あなたにとって、仕事とは何ですか? あなた自身が大切にしている価値観などを踏まえて、お書きください。400
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A.
「社会をより良いものにするため」に取り組むことが、私にとっての仕事だ。社会の恩恵を受けるばかりだった学生時代を経て、社会人として社会をより良いものにし、次世代に繋げるということは社会人としての義務だと考えるからだ。そのために、私は次の三つの価値観を大切にしている。第一に「使命感を持つこと」だ。上記のコーチの経験で、人を支え役に立つことができるという使命感が私の原動力であった。同様に人々の役に立つことで、社会人としての使命感を持ち仕事に取り組みたい。第二に「社会との繋がりを意識すること」だ。どんなに単純な作業でも、淡々とこなすのと、社会の発展に間接的に繋がっていると意識するのとでは、成果や吸収できるものが大きく異なると考えている。第三に「社会のニーズに応える姿勢」だ。人々に満足を届けているつもりが、実は自己満足だったということにならぬよう、社会の声に耳を傾け続けながら、仕事に取り組みたい。 続きを読む