【17卒】コーセーの冬インターン体験記（新しい化粧品の企画体験プログラム）No.250（2017/12/14公開）

インターンシップなど何もせず、ゼミ活動しかしていなかったため、そろそろインターンシップしなくてはいけないなと考えていたときに、友人が受けると言ったので受けてみた。

エントリーシート → 1次面接 → 最終面接

終始、にこやか。笑顔で声もハキハキしており、聞きやすい。また、こちらの回答に笑ってくれたり、他の回答者が話しているときにも頷いて聞いている。質問は合計3問で、最後の質問は回によって異なるようだった。深堀されることはなく、どちらかというといきなりした質問に対して、どれだけ論理的に自分らしい答えを出せるかどうかが見られている気がした。

このインターンシップに応募した理由を具体的に教えてください。

私は、将来世界に通用するグローバルブランドを生み出したいと思い貴社のインターンを志望しました。現在、私は大学のゼミでグローバルマーケティングを勉強しており、特にブランディングについて研究しています。しかし、座学の勉強では学べることは限られているため、北米市場に本格進出を始めようとしており、かつグローバルブランドの育成に積極的な貴社でなら実際の商品開発やモノづくりのスピードを体験できると思い志望しました。

今日のあなたの服装やメイクのポイントを教えてください。

今日、私が力を入れてきたポイントは、この白いワンピースと首元の金のネックレスです。この白いワンピースは、私の勝負服で、ありのままの自分を見せたいと思う時に着ています。また、このワンピースを着ているときが一番周りの人に褒められることが多く、私の魅力が何割増しかになると感じたので、今日はこの服を着てきました。さらに、首元のネックレスは私の曽祖母の代から伝統として受け継がれているもので、このインターンシップに合格できるよう念を込めて本日つけてきました。

基本的に雑談のような感じで進んだ。上記の質問も、一気に私が話すというより少し話して、深掘りされてまた質問に答えて...を繰り返した。風邪を引いていて咳が出ていたのだが、それも気遣ってくれながら面接が進んだので、とてもやりやすく楽しかった。私の強みや自己PRした部分が、他の場所や機会でも活かされていたのかという再現性を見られていた気がする。ただ、エピソードを話すごとに「すごいね」「頑張ったんだね」と返してくれたので、本当に雑談のような感じで進んだ。

あなたの強みを教えてください。

私は「周りを巻き込んで問題解決ができる」人間です。私のゼミでは、ゼミ生の意欲が低く意見すら発言しない人がいるという問題がありましたが、私はケーススタディ形式の授業を提案することで、みんなが活発に議論し楽しいと感じられる授業づくりに取り組みました。また、各グループの規模を小さくすることで発言が採用されやすい環境を作り積極的な議論が生まれるよう促しました。その結果、全員が発言するようになり楽しいと言ってもらえる授業をつくることができました。また、ゼミとしてのプライドや私がこの授業で何を目標としているかを共有することで、徐々にケースづくりを手伝ってくれる人も増え、はじめは一度も発言しなかった子が進行の手伝いをしてくれるまでになり嬉しかったのを覚えています。以上の経験から、私がいれば周りの人を巻き込んで問題解決をすることができると言えると思います。

他にも強みを発揮した場所はありますか。

あります。別の団体では、私は公式パンフレット副編集長という役割を担っていました。私は副編集長としてなんとか質を上げ、読んだ人がイベント終了後も見返すようなパンフレットを作ろうと決めていましたが、メンバーはインタビュー未経験者ばかりで就活生も多く、制作に意欲的とは言い難い状況でした。それでも、一人ひとりに制作の意義を感じてもらおうと、パンフレットのテーマやチームの目標を常日頃伝えたり、プロのインタビュアーとの勉強会を開くようにしました。また、インタビューはメンバーそれぞれが希望するところに行けるよう調整したり、なるべく取材には付き添って一人ひとりとの関係構築を図ろうと心がけました。そして、持ち前の明るさで常に和気あいあいとした雰囲気づくりを心がけたことにより、メンバーが自分から取材を希望してくれたり、私がデザインに悩んでいた時には、デザインについて案を出してきてくれたりするようになりました。結果的にパンフレットは成功し、その質を見た主催企業の方に「今後は、学生主体でやっていくほうが成功する」と言ってもらえました。

「貴社における企画の仕事と開発の仕事の明確な違いを教えてください」と質問すると、仕事内容やどういうことをしたい人に向いているのかまで教えてくれた。私がやりたい仕事内容を伝えると、「ハキハキしているし面接した感じだと企画職に向いていると思う」とアドバイスもくれた。

新卒1年目のマスト化粧品

前半にやったこと

3日目までは、午前中は、マーケティング講座や実際の企画職・開発職の方、内定者のパネルディスカッション。ランチは、社食で人事の方ととったり、午前中講演くださった社員の方ととった。午後からは、グループごとに「新卒1年目の新入社員に必須の化粧品」をつくるため、グループワーク。

後半にやったこと

4日目の午前中は、それぞれが考えた企画を実際の社員の方に話してフィードバックをもらい、それをもとに再考を繰り返した。5日目は、午前中に発表資料を最後まとめ提出し、午後は役員の前で最終プレゼンを行った。

役員/人事/商品企画

高級なコスメデコルテライン

「そのペルソナは、本当にその化粧品を欲していると思うか？その人が、どんな場面でその化粧品を使い、どういう使い方をしているのかというところまで具体的に想像しなきゃだめ」というアドバイス。

オール作業が2回あった。社員さんのフィードバックを受けて変えることが多く、改善には苦労した。また、最後の方は班員それぞれの役割分担が明確でなかったため、効率性が落ち発表の練習時間が減って、最終プレゼンは正直グダグダだった。