- Q. 志望動機
- A.
本田技研工業株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒本田技研工業株式会社のレポート
公開日:2019年6月24日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
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- 内定辞退
- 職種
-
- 技術系
投稿者
選考フロー
企業研究
自動車業界はそもそも完成車メーカーとサプライヤーの違いを、インターンシップや企業説明会で理解したうえで自分の適性を考える必要があり、また完成車メーカーの中でも企業ごとの特色を学ぶ必要がある。ESや面接で志望理由などを話す際もそういった点を理解していなければ、本田技研工業に入社したいという意思を伝えることが出来ない。本田技研工業は4輪車に留まらない多彩なモビリティによる社会貢献をしていることや、社員一人一人、消費者一人一人の夢を大切にし、その実現のために熱く議論しあう風土などが魅力だと私は感じた。そういった本田技研工業ならではの魅力を自分なりに感じ、そこと自分との適性について考えることで良い就活、良い面接ができると思う。
志望動機
理由は2つあります。1つは、御社の夏のインターンシップやOB訪問を通じて、社員の方一人一人の熱意を感じたからです。インターンでひとつ意外だったのが、社員の皆さまがいわゆる車オタクの方ばかりではないことだったのですが、例えばカメラの認識に携わる社員の方がカメラの認識について熱く語ってくれたように、みなさんが自分の仕事に誇りを持っていることが感じられ、自分もそんな風に働きたいと考えました。もう一つは、ワイガヤに代表される熱く議論する御社の風土です。自分が今後携わりたいこれからの車の開発は、自動化や電動化、コネクティッド化など多くの分野の人や部署と熱い相談や議論が必要だと考えており、また御社のワイガヤイベントにも参加させていただいて、このような議論をしながら開発がしたいと考えました。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
ESの内容・テーマ
学生生活において、もっとも力を入れて取り組んだ 学問・研究テーマは何ですか。/その学問・研究テーマにどのように取り組み、何を得ましたか./学生時代に最も情熱を注いで取り組んだ内容について/取り組みの過程で直面した困難なことは何ですか。また、その困難を乗り越えるために「どうしたか」を、自身の想いなども踏まえて/その経験から何を学びましたか。それをどのように仕事に活かしていきたいですか。/あなたが仕事を通じて成し遂げたいことは何ですか。その根底にある想いや理由をあわせて/実現の場としてHondaを志望する理由/伝えたいことがあれば自由に
ES対策で行ったこと
論理性や研究でやってきたことのアピールよりも、仕事でやりたいことや車に対する”想い”を大切にしている会社なので、その点が伝わるよう意識した。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年05月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 技術系2名
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
後日、内々定の連絡を頂いた際に面接のフィードバックをいただき、自分の面接についての評価を聞くことが出来たが、研究内容を話す際に分かりやすく筋道立てて話せたことや、志望動機や学生時代の取り組みからも自分の行動についてしっかり考えることが出来る人だと感じたと褒めていただいた。
面接の雰囲気
決して和やかではない。とにかく気になった内容についてどんどん質問してくださった。かなり密度の濃い面接。
1次面接で聞かれた質問と回答
学生時代頑張ったこと
大学入学からアルバイトに力を入れてきました。アルバイトを頑張った理由は、一人暮らしの生計を立てつつ、自分の車を購入することを目的としていたからです。アルバイトの中でも、現在続けている居酒屋のアルバイトにとても力を入れてきました。県内でも人気の居酒屋で毎日忙しく、お店の良さであるお客様への期待以上のサービスを提供できるように励んでいて、社員の方からは頑張りを認めていただいてバイトリーダーを任せていただいています。料理以上にサービスで人気のお店なので、自分も良いサービスができるように、とにかくよくお客様を観察するようにしています。例えばテーブル状況をみて、料理がたくさん出てテーブルが狭くなっていたら小さいお皿に盛りなおすことを提案したり、寒そうならブランケットを貸し出したりと、言われる前に欲していることをしてあげるよう心がけています。
仕事で成し遂げたいこと
生活インフラの1つであり、そして自分も好きな、車の開発に携わることで、自分の仕事が世界に届く喜びを味わいたいと考えています。御社の夏のインターンに参加した際に、新型N-BOXの開発に携わった社員の方のお話を伺いました。小さな車体にホンダセンシングを標準装備する難しさや苦労は多かったけれど、それを達成してカーオブザイヤーを受賞したときの喜びはすごかったというお話を聞いて、自分も一つの車の開発に携わり、そのような経験をしたいと考えました。自分は御社がコンセプトカーとして発表したニューヴィーのように、人の感情やストレス状態などを理解して人を守るような車を開発し、安全で快適な車社会に貢献したいと考えています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年06月
- 形式
- 学生1 面接官3
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事1名、技術系2名
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
内々定の連絡をいただいた際に面接のフィードバックをもらえたが、研究内容の説明や志望動機・学生時代頑張ったことの説明の分かりやすさから地頭の良さが伝わってきたと言っていただいた。
面接の雰囲気
1次面接より和やかだった。研究内容についての質問が多く、その分野の応用先などの話をしていたら気づけば終わっていた。
最終面接で聞かれた質問と回答
研究内容について教えてください。
現在、日本の医療において生活習慣病の罹患率が増加しているという問題がありますが、生活習慣病の対策には日常生活における健康状態の継続的なモニタリングが有効です。そこで私はカメラによって非接触で手軽に健康状態を推定する手法について研究しています。心臓の拍動に応じた局所的なヘモグロビン濃度の変化によって、顔の皮膚表面の色は周期的に変化しています。この周期的な変化をカメラで撮影した身体映像を用いて解析することで心拍数などの生体情報を取得することができます。心拍数などの測定には現在、指尖脈波計や腕時計型センサなどが主流ですが、私の研究での方法は非接触ですので長時間の測定や乳幼児・高齢者の測定でも拘束感なく手軽に測定可能であるというメリットがあります。私はさらに、対象者が動いた場合も測定が継続できるように顔検出・追跡アルゴリズムを導入した方法を提案しております。この技術が発展すればセキュリティ面や医療分野での応用の他、自動車運転時のドライバーモニタリングなどに応用できると期待されます。ドライバーモニタリングや睡眠時は暗所での測定も予想されるため、近赤外光を用いた暗所での測定方法も検討しています。
アルバイト先で直面した困難
昨年の冬に人手不足となり、経験の少ない新人が半数を占める中で営業しなければならない時期がありました。新人は食器洗いから学ぶので他の仕事は経験がなく、ドリンク作りや店の色々な勝手を理解して接客するホールなどの難しい業務を、社員やバイトリーダーである自分が全て行う必要がありました。しかし自分や社員だけでそれらの仕事を行うと、忙しさから、お店の良さであるお客様へのサービスの質が落ちることを恐れて、私は本来経験を積んでから学ぶドリンクやホールの仕事を、先に新人に教える必要があると考えました。そのために来客が少ない時間帯で丁寧に教育するだけでなく、ドリンクのレシピ表を作ることで忙しさから自分が教育できないときも新人がドリンク作りを覚えられるようにしました。また、新人にも楽しく仕事を覚えてほしかったので、接客を教えるときは自分が先輩にそうしてもらったように、常連さんのところに一緒に行ってお客様とコミュニケーションをとりながら教えました。結果、数日で新人たちは広く仕事を覚えサービスの質を維持することができ、社員の方からも助かったとのお声を頂きました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内々定をいただいた際、他社と迷っている旨を伝えたところ、一週間待っていただけることになった。とくに拘束はない。
内定に必要なことは何だと思うか
社風として、一人一人のやりたいこと、想い、夢を大切にしている企業です。とはいえ、決して具体的で大規模な夢を語れなければならないわけではありません。ですので、その場しのぎでカッコイイ夢を作って深堀されたときにボロが出るリスクを背負うより、ありきたりで陳腐に思える内容でもそこに自分の想いがあるならありのまま伝えること。きれいごとでなく、採用者もそういったまっすぐな意思を伝える人と働きたいと考えるはずですし、合格の見込みも上がると思います。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
入社したい、こういう仕事がしたい、という想いを30分でどこまで伝えられるかの短距離走的な勝負ですので、密度の濃い伝達をするためにしっかり回答を事前に考えておくこと。そして具体的なことも言えるように、企業研究をして本田技研工業について少しでも知識を集めておくこと。質問されることはなくても、返答するときに使える引き出しが増えて話しやすくなります。
内定したからこそ分かる選考の注意点
4月中旬に出したESをもとに1か月後の5月中旬に面接をします。そしてそのESは6月の最終選考でも参考にされます。なので、4月のESの時点で面接を意識し、面接で話がしやすくなるようなESを心がけること。
内定後、社員や人事からのフォロー
特にありませんが、内々定後、面接のフィードバックと、改めて本田技研工業の特色について質問できる座談会が開かれます。
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本田技研工業の 会社情報
会社名 | 本田技研工業株式会社 |
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フリガナ | ホンダギケンコウギョウ |
設立日 | 1957年12月 |
資本金 | 860億6700万円 |
従業員数 | 194,993人 |
売上高 | 20兆4288億200万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 三部 敏宏 |
本社所在地 | 〒107-0062 東京都港区南青山2丁目1番1号 |
平均年齢 | 44.7歳 |
平均給与 | 831万円 |
電話番号 | 03-3423-1111 |
URL | https://www.honda.co.jp/ |
採用URL | https://www.honda-recruit.jp/ |