【未来を創る自動車開発】【20卒】トヨタ自動車の技術系総合職の本選考体験記 No.6753（東北大学大学院/男性）（2019/6/24公開）

自動車会社はそれぞれの違いを自分なりに調べたうえで希望する企業ならではの良さを見つける必要がある。トヨタ自動車は他社との提携を生かした大規模な企画・サービスに取り組んでいることや、他の企業以上に安全性や安定性のための法律順守の意識がしっかりしていると感じる。それらの特徴を自分で説明会や書籍、工場見学、OB訪問などの機会を活用して学び、さらに他社の特徴についても調べたうえでこの企業”ならでは”の良さと、そこに対する自分の適性を考えること。自分は企業研究としてはとにかくOB訪問の機会を多くとり、社員の方との多く関わるよう意識しました。また面接前には、実際にディーラーに行き試乗体験することで製品にも興味があることを面接で話せるよう対策しました。

私は最終製品に携わるメーカーで働きたいという想いがあり、携わる製品を日常で見ることで自分の仕事を身近に感じ、やりがいが持てると考えています。中でも自動車は自動化・電動化の変革期を迎え、電気・情報系の技術者もこれからの自動車事業に貢献できると考え、自分も御社で活躍できると思い志望しました。また御社の会社説明会・見学を通じて「電動・自動化や安全技術は普及してこそ環境や社会への貢献となる」とお聞かせ頂きました。御社のe-Paletteに代表される幅広い企業との協力を生かした開発は未来のモビリティ社会で広く普及されると考え、その開発に携わることで自分の仕事を社会への貢献に繋げられると考えました。将来は製品企画がしたく、そのため入社後はボデー設計に従事し企画に必要な設計の知識を得たいと考えており、設計する上での関係部署との協力に学生時代のアルバイトでのチームで協力してきた経験が役立つと考えています。

学校推薦応募であったため、内定後は就職活動を停止した。しかし内定後はそれ以外の拘束や課題などはない。

とにかく論理性が問われます。研究内容も、なぜその方法で実験することにしたのか、なぜその研究は必要なのかなどを聞かれますし、志望動機も車が好き・自動運転に関わりたいなどの理由だと、なぜトヨタ自動車でないといけないのかを問われます。論理的な、筋の通った面接とするにはESを作成する時点で、なぜその質問がされているのか、面接官・人事は何が知りたくてその質問をしているのか、を考えるようにしましょう。ESの質が上がるはずです。

トヨタ自動車はそこまで選考時期が早くないので、選考を受ける学生はみんなESなどの推敲をしっかりしてきた人。ですので回答の内容などで差が出ているとは思えません。強いて言えば、本番で”自信をもって返答する”こと。そうすればきちんとした考えを持った学生に見えます。

志望動機と研究内容を説明する際に、考えがない学生だと思われないように。なんでその研究でその実験方法を使ってるの？と聞かれたとき、なんで自動車業界のなかでもサプライヤーでなくトヨタ自動車なの？と聞かれたとき、答えられないと、自分自身のことすら考えられてない人に見えます。

特に内定後のフォローはありません。そのかわり選考中はリクルーターが手厚く指導してくれました。

• 会社のブランド・知名度
• 社員の魅力・実力
• 福利厚生・手当・働きやすさ
• 会社の規模
• 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
• 給料・待遇

本田技研工業株式会社

学校推薦応募なので最終的には全く迷っていない。ただ、学校推薦の応募先を決める際はホンダとトヨタで迷った。ホンダはインターンやOB訪問などで、働きやすさや社員の方々の人柄を知っていたので魅力を感じていたが、最終的にはトヨタ自動車という日本一の企業で自分自身も成長したいという想い、最先端の技術を駆使した大規模な開発・企画・サービスに携わりたいという想いから、他社ではなくトヨタ自動車にすることに決めた。