【20卒】トヨタ自動車の技術系総合職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.6753（東北大学大学院/男性）（2019/6/24公開）

修論テーマ・内容/論文の作成にあたり苦労をした点、工夫をした点/大学時代にあなたが最も力を入れて取り組んだこと/チームを巻き込んで成果を出したエピソード/当社を志望する理由とやりたい仕事

ESでは論理的に物事を考える力や分かりやすく伝える力を見られていると感じたので、特にその点を意識して推敲を重ねました。

参考書を買ってとにかく問題演習をし、スピードを訓練した。

言語、非言語、性格診断

自動運転ジョブマッチング

発表形式自由（大体の学生はパワーポイント資料を印刷したものだった）で自分の研究を三分で紹介し、自動運転との適性を示す。

ESを作成する段階で、論理的に考える力をアピールできるよう意識して作ったので、そこが評価されたと感じる。

和やかな雰囲気ではなかった。それまで数社受けてきた中では最もシリアスな雰囲気で、自分の話す内容を隅々まで真剣に聞いてくださってる印象だった。

学生時代にあなたがチームを巻き込んで成果を出したことについて

毎日忙しいアルバイト先の居酒屋が人手不足となり、経験の少ない新人が半数を占める中で営業しなければならない時期がありました。新人は食器洗いから学ぶので他の仕事は経験がなく、ドリンク作りや店の特徴や様式を理解し接客するホールなど難しい業務を社員やバイトリーダーである自分が全て行う必要がありました。しかしその忙しさからサービスの質が落ちることを恐れて、私は本来経験を積んでから学ぶドリンクやホールの仕事を先に新人に教える必要があると考え、来客が少ない時間帯で教育し、ドリンクのレシピ表を作るなど新人が仕事を覚えやすいよう努力しました。新人以外の後輩も料理の食べ方説明の表を作るなど、新人が仕事を覚えやすい環境作りが文化として根付き、現在も忙しい中でも効率良く仕事を教えることが出来ています。結果、数日で新人たちは広く仕事を覚えサービスの質を維持することができ、社員の方からも助かったとのお声を頂きました。

大学時代、最も力を入れて取り組んできた事柄について

学業とアルバイトの両立に力を入れてきました。一人暮らしの生計を立てつつ車を購入することを目標にしていたので週４・５日の頻度でアルバイトを続けてきましたが、大学では成績順にやりたい研究を選択でき、就職する際も成績は重要だと考えていたため、限られた時間で好成績を収めようと時間の有効活用を心がけました。課題や予習ごとにかかる時間を考え、短時間でできるものを通学中やアルバイトの休憩中に、時間のかかるものを休みの日に行う工夫をしました。また締切やテスト範囲を意識していつまでにどこまでやるか計画を立て、さらに優先度の高いタスクからこなすことで余裕をもって勉強できるよう努力しました。その結果アルバイトは継続しつつも大学の講義では８割がA・AAの高評価を得ることができ、自動車も購入することが出来ました。この時間の有効活用と計画性の考え方は、仕事をする上で限られた時間で成果を出すために役立つと考えています。

学校推薦応募であったため、内定後は就職活動を停止した。しかし内定後はそれ以外の拘束や課題などはない。

とにかく論理性が問われます。研究内容も、なぜその方法で実験することにしたのか、なぜその研究は必要なのかなどを聞かれますし、志望動機も車が好き・自動運転に関わりたいなどの理由だと、なぜトヨタ自動車でないといけないのかを問われます。論理的な、筋の通った面接とするにはESを作成する時点で、なぜその質問がされているのか、面接官・人事は何が知りたくてその質問をしているのか、を考えるようにしましょう。ESの質が上がるはずです。

トヨタ自動車はそこまで選考時期が早くないので、選考を受ける学生はみんなESなどの推敲をしっかりしてきた人。ですので回答の内容などで差が出ているとは思えません。強いて言えば、本番で”自信をもって返答する”こと。そうすればきちんとした考えを持った学生に見えます。

志望動機と研究内容を説明する際に、考えがない学生だと思われないように。なんでその研究でその実験方法を使ってるの？と聞かれたとき、なんで自動車業界のなかでもサプライヤーでなくトヨタ自動車なの？と聞かれたとき、答えられないと、自分自身のことすら考えられてない人に見えます。

• 会社のブランド・知名度
• 社員の魅力・実力
• 福利厚生・手当・働きやすさ
• 会社の規模
• 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
• 給料・待遇

本田技研工業株式会社

学校推薦応募なので最終的には全く迷っていない。ただ、学校推薦の応募先を決める際はホンダとトヨタで迷った。ホンダはインターンやOB訪問などで、働きやすさや社員の方々の人柄を知っていたので魅力を感じていたが、最終的にはトヨタ自動車という日本一の企業で自分自身も成長したいという想い、最先端の技術を駆使した大規模な開発・企画・サービスに携わりたいという想いから、他社ではなくトヨタ自動車にすることに決めた。