- Q. 志望動機
- A.
伊藤忠商事株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2019卒伊藤忠商事株式会社のレポート
公開日:2019年4月10日
選考概要
- 年度
-
- 2019年度
- 結果
-
- 最終面接
- 職種
-
- 総合職
投稿者
選考フロー
企業研究
五大商社を受けるのであれば、なぜ伊藤忠商事を志望するのかを明確に説明できるようにしなければならない。セミナーに行くと事業内容が載っている冊子が幾つかあるのでそれを読み込んだり、ホームページのプロジェクト一覧をチェックすることが大切だと思う。伊藤忠特有の事業プロジェクトを例に挙げると説得力が増してくると思う。伊藤忠ではOB訪問が非常に大切である。OB訪問の評価が良いと、一次面接を免除してもらえる。OB訪問自体が最も有益で、社員の雰囲気や社風などについて直接聞くことができるし、面接中の会話に説得力を持たせることができる。OB訪問を避けていると確実に出遅れるので早いうちからアポイントを取ることをお勧めする。高い評価をもらうために、相手の事業部をチェックして、それに関連した質問をたくさん考えて当日に望むことや、確認の連絡やお礼のメールなど、当たり前にやるべきことを確実にこなすことが不可欠。
志望動機
私が伊藤忠商事を志望する理由は、他のどの企業でもなく御社において世界の食糧危機に立ち向かうという使命を果たしたいからです。そう考える理由は2つあります。一つは、他の総合商社に比べて、世界中の生産農家や加工拠点、食品ブランドを傘下にもつため、生産から物流まで様々なネットワークを駆使してあらゆる食の問題を解決していく地力があるからです。2つ目は、社員の方が強い思いを持って食品事業に取り組んでいることを実感し、こんな方とともに大きな挑戦をしたいと思ったからです。OB訪問をさせていただいた食品事業部の方は、ドールの食品加工事業の買取に携わった方でした。伊藤忠が今持っているリソースとドールの強みを組み合わせればこんなことができるようになる、そこで生まれてくる課題を一つ一つ解決してビジネスを創出する楽しさがこの会社にはあると語ってくださり、私がやりたい食品事業をするならこの会社しかないと考えました。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2018年03月
座談会・懇親会
- 形式
- 学生不明 面接官不明
- 実施時期
- 2018年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2018年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
やりたい事業について、長所と弱みなど
ES対策で行ったこと
伊藤忠のESは40文字以内などの短い文章なので一番伝えたいことのみを書くようにした。また、過去の通過者の内容も参考にした。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2018年06月
- 形式
- 学生6 面接官3
- 面接時間
- 120分
- 面接官の肩書
- 課長クラスの社員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
2次面接ではディベートがあり、伊藤忠を受ける学生は勢いが良くも悪くも強いので、不利な状況に追い込まれても毅然とした態度で臨んだり、攻撃的な態度を和らげるよううまく誘導できたりしたこと。
面接の雰囲気
2次面接からのスタートだった。かなりやることが多く、小論文や性格検査、面接にGDなど淡々と進めていく。面接官はたまに笑顔を見せるが、真面目にしっかり学生を見極めようという印象だった。
1次面接で聞かれた質問と回答
海外インターンで何を学んだか。
インターンでは旅行会社の営業として採用してもらいました。そこで学んだことは主に3つです。1つは、ビジネスの現場で通用する英語を習得できたこと。海外留学を経験してはいたものの、実際にお金が動く現場でリアルな英語を使う機会はありませんでした。何気なく発した言葉がお客様の機嫌を損ねてしまったり、伝えたはずのことが実は理解されていなかったりと、ビジネスの現場で英語を使うことの厳しさ実感できたことは今後の大きな財産になりました。2つ目は、求められる価値感に一つ一つ応えることの難しさです。私は約50カ国もの多様な顧客を持っていたため、宗教や食事、他人との関わり方において様々な配慮すべきことがありました。今までの人生で配慮したことがなかった要望に対して一つ一つ真摯に答える重要性を学びました。3つ目は、多様な人材が揃う組織は顧客の満足度を高める上で非常に強いということです。インターン先では、10カ国以上の多様な社員がいました。英語が話せないお客様が来社しても、必ず誰かが彼らの母国語で対応出来る環境が整っていました。いつか私自身も彼らのように3つ以上の言語を操れる人材になりたいです。
アルバイトではどんなことをして、どんなことを学びましたか。
私が最も長く続けているアルバイトは博多料理店での飲食スタッフです。主に、キッチン業務を担当していましたが、ホールの業務も担当していました。アルバイトを通して学んだことは、主に2つあります。一つは、お金を稼ぐことの大変さです。賃金が発生する以上、お客様の為に毅然とした態度で仕事に取り組まなければならないということは理解していましたが、学業との両立や疲れからこの当たり前のことをこなしていくことすら難しいということを身を以て実感しました。二つ目は、職場で良好な人間関係を築くことが仕事のモチベーションを高めるということです。些細なことでも感謝を言葉にすることや、相手が何を必要としているかを常に考えて行動したことで、私は非常に良い関係を同僚と築くことができました。そのおかげで、忙しい時に積極的に助けを申し出てくれたり、単純に出勤することが楽しみになったりと、ポジティブな効果を自らにも生み出すことができました。
最終面接 落選
- 実施時期
- 2018年06月
- 形式
- 学生1 面接官4
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 役員クラス
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以上
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
伊藤忠の最終面接は非常に圧迫感があって、その雰囲気に飲まれてしまった。ここまでくると、こうした緊張感に耐えられる精神力や、面接の場数や経験も合否を左右する要因になると感じた。
面接の雰囲気
面接官と学生との物理的距離が遠い上に、柔らかい表情がなく、重々しい空気であった。面接官の目線も厳しく、かなり威圧される印象を受けた。
最終面接で聞かれた質問と回答
現在興味を持っているカンパニーはどこですか。
私が興味を持っているのは食品カンパニーです。私は、もし御社で仕事をさせていただけるチャンスがあるなら、世界の食糧危機に立ち向かうという使命を持って仕事をしたいと考えています。人が生きて、豊かな生活をしていく上で、食事をするという行動は、どんなに時代が移り変わっても変わらないものだと考えています。だからこそ、私は社会人生活の40年をかけて食糧危機に立ち向かうという大きな使命を持って働きたいです。具体的には、穀物や飼料など食の基盤となる分野に関わりたいです。科学技術を駆使して、いかにして生産性を上げるか、途上国の農業が抱える問題をいかにして解決できるかなどを現地の現場に入り込んで価値を生み出す仕事をしたいです。
海外経験を通して学んだことを、弊社でどのように生かしていきたいですか。
私は海外経験を通して学んだことは、たとえコミュニケーションや相手文化への理解が円滑に進まなくても、常に毅然とした態度を保つ事の重要性です。私は海外インターン中に50カ国以上の顧客に対して営業活動をしてきました。海外の方は概して、物怖じせず、英語が話せなくても強気な態度を崩す事はありません。そんな状況で後手に回ったり、相手のペースに合わせたりしていると、交渉がうまくいかなかったことや信頼をうまく得られなかった経験がありました。日本のように、「いい人」を演じることで交渉をうまく進められるわけではないことを身を以て知りました。その反省を生かして、自分の主張をしっかりと伝えて強気な態度を崩さないことを心がけて、御社で海外における仕事に取り組むことができます。交渉に妥協を許さない反面、仕事以外の場面では、相手へのリスペクトを最大限に示して良好な関係を築く自信があります。
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伊藤忠商事の 会社情報
会社名 | 伊藤忠商事株式会社 |
---|---|
フリガナ | イトウチュウショウジ |
設立日 | 1949年12月 |
資本金 | 2534億4800万円 |
従業員数 | 113,733人 |
売上高 | 14兆299億1000万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 岡藤正広 |
本社所在地 | 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田3丁目1番3号 |
平均年齢 | 42.3歳 |
平均給与 | 1753万円 |
電話番号 | 06-7638-2121 |
URL | https://www.itochu.co.jp/ja/ |
採用URL | https://career.itochu.co.jp/student/ |