【未知への挑戦、新たな発見】【21卒】三井物産の冬インターン体験記（文系/創造と挑戦 トレーディング編）No.9442（慶應義塾大学/男性）（2020/7/16公開）

とにかく総合商社、中でも三井物産のビジネス、社員の方々の雰囲気などを感じたかったというのが1番の動機。大学の先輩やネットの記事でも総合商社の話はよく耳にしていたが、やはり実際の社員の方々にお会いして話を聞かないとイメージがつかない部分も多く、最適な機会だと感じ参加を決意した。

話を聞いて、自分で考えをのべたり、議論ができるよう、最低限の総合商社のビジネスや特徴といったものを調べて参加した。

三井物産が商材として扱うコーヒー豆のトレーディングビジネスについて、実際のプロジェクトを追体験する形式で学ぶ。

1日目にやったこと

三井物産が商材として扱うコーヒー豆のトレーディングビジネスについて、実際のプロジェクトを追体験する形式で学ぶ。5、6人で1つのグループとなり、与えられた課題に対してディスカッションをしながら進めていく。実際にコーヒー豆のビジネスに数年間携わった社員の方が、当時自分が下した決断や行動を解説しながら、商社のビジネスモデル、仕事の醍醐味を教えて下さった。

なし

社員の方は、実際に自分が担当する商材やサービスを愛することができるかが非常に重要とおっしゃていて、とても印象的だった。それがたとえコーヒー豆であろうと、化学物質であろうと、そのビジネスに携わる責任と面白さを感じながら仕事をして欲しいとおっしゃっていた。

総合商社のことをほとんど理解していない学生でも理解できるよう、社員の方々が非常に配慮して進めてくださるので、内容理解としては苦労しなかった。しかし、参加学生が非常に多く、レベルも高いので、ディスカッションの際は自分の考えを効果的に発信していくことがやや大変だった。

まず第一に総合商社のトレーディングビジネスの流れや規模感、時間感覚をざっとで学ぶことができたことは非常によかった。また、レベルの高い学生とディスカッションしたり、社員の方にフィードバックしていただける機会はこの段階だと中々ないので、刺激的であった。

ざっくりとトレーディングビジネスについて調べることはしたが、実際の商材やサービスの事例についてまで調べることはできていなかったので、そこを調べておけばより説得力のある発言ができたのではないかと思う。他の業界についても調べて広い視野でフラットに業界・会社をみることも大事だと感じた。

非常にスマートかつ人間味のある方々が多く働いていることが感じられて、インターンシップ参加後には、自分自身もこのような会社で働いてみたいと強く感じた。意思決定の速さやビジネスのダイナミックさなどは、大きなことを成し遂げたいという自分の正確にもマッチしていると感じた。

本選考の時期には他社への入社を決意しており、応募しなかったから。インターンシップ参加時点では非常に志望度も高まったが、就職活動が進むにつれて自分のやりたいことがはっきりして、配属リスクのある総合商社は自分には向かないのではないかと感じていた。

人も暖かく、新卒の社員の育成にも力を入れているので、新卒で入社するのに非常に良い会社であると感じた。一方で、入社後に仕事内容にギャップを感じるケースもあるようで、しっかりと自分の目で業界・会社理解を進めていくことは重要であると改めて思った。

目に見えるような優遇措置はないが、実際に社員の方々の話を聞いてビジネス理解が深まった部分は多分にあったし、その後のOB訪問や面接などで展開できるエピソードだと思う。

意思決定が早く、様々なことにチャレンジができる変化の激しい業界を志望していた。具体的には、投資銀行業界、コンサルティング業界、IT関連の企業などを幅広く志望していた。仕事内容や労働時間や報酬、業界の将来性や自分が得られるスキルなど幅広い観点から志望業界を選定し、先輩や両親、友人にも広く相談していた。

このインターンシップに参加することで、業界・企業への理解が深まったのはもちろん、幅広い業界を自分の目・耳でしっかりと判断していこうという、就職活動を進めていく上での方針を明確にしてくれる内容でもあった。社員の方々に何でも質問を投げかけて、時間もあるのは学生の間だけであると思ったので、偏見を捨てて広く会社を見ていきたいと考えるようになった。