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丸紅株式会社 報酬UP

【未来を拓く養殖革命】【21卒】丸紅の総合職の本選考体験記 No.11164(東京大学大学院/男性)(2020/12/1公開)

丸紅株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

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2021卒丸紅株式会社のレポート

公開日:2020年12月1日

選考概要

年度
  • 2021年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 総合職

投稿者

大学
  • 東京大学大学院
インターン
内定先
入社予定
  • 味の素

選考フロー

企業研究

丸紅に限った話ではありませんが、まずはしっかりと企業ホームページを確認することです。7大商社の中でも、いわゆる”総合職”の呼び名のほか、セグメントや更に大きな事業部の呼び名が企業によって全然違うので、要注意です。また、具体的な事業については企業ホームページよりも新聞やネット記事などに掲載されていることの方が多いので、検索エンジンから調べておくことを強くおすすめします。面接で、その企業ではどういった取り組みをしているから興味を持ったのか、あるいは、他の企業の取り組みと比べてどうだから志望度が高いのか、ということを聞かれることもあります。常にその企業に対する絶対的な志望度と相対的な志望度の高さをアピールできるように、最新の情報を取り入れておくのがいいと思います。

志望動機

私は丸紅株式会社を志望した理由は、2つあります。1つ目は、非財閥系総合商社であることです。財閥系企業は縦のつながりの強さからメリットを享受できる一方、事業にフレキシブルさを欠くことがあります。例えば、自社の財閥系子会社にはなく、他社の財閥系企業にはある技術を利用したい場合に壁が存在し、財閥横断的な事業がはばかられることが懸念されます。一方で御社は非財閥系であるため、自由闊歩な取り組みが可能であると考え、魅力的に感じています。2つ目は、御社がアグリビジネスに注力していることです。私は修士論文の中で、養殖に関わる研究を行っています。その研究のバックグラウンドで人口増加と食糧生産の関係性にスポットを当て、いかに今後食糧生産が重要になるのかということに対して強い関心を持ちました。そこで、総合商社というフィールドでアグリビジネスを一つのチャネルとして、食糧生産に対して自由闊歩な取り組みが期待できる御社を志望しました。

エントリーシート 通過

実施時期
2020年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

ESの内容・テーマ

大学時代に学業で力を入れた点について記載してください。(100文字以内)

ES対策で行ったこと

設問数が少なく、文字数も少なかったため、特別行ったことはない。ただ、文字数が少ない分、できる限り文字数を節約しつつ伝えたい情報やPRしたいことを伝えられるようにしなければならなかったため、色々な人にESを読んでもらい、意見をもらうようにした。

WEBテスト 通過

実施時期
2020年03月
通知方法
メール
通知期間
1週間以上

WEBテスト対策で行ったこと

特別対策はしなかった。足切りラインが低そうな他の企業の選考で練習がてら受験し、形式に慣れていった。

WEBテストの内容・科目

玉手箱/言語、非言語、英語

1次面接 通過

実施時期
2020年06月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
不明
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

自分の考え方のようなところを多く聞かれた印象があるので、企業との方向性が一致しているのか否か、ということが評価対象だったのではないかと思う。四次面接まであるうちの一次面接なので、さほど倍率は高くないと思う。

面接の雰囲気

思っていたよりも堅い雰囲気で始まったが、時間の経過とともに和らいでいった。面接官側もZoomを使うのが初めてだったということで、自分よりも面接官側の方が緊張していたのかもしれない。

1次面接で聞かれた質問と回答

あなたのリーダーシップについて教えてください。

私が部活動の主将を務めた際に意識したリーダーシップは、「プレイングマネージャーであること」です。まず第一に、主将であることに胡坐をかき、ふんぞり返っているような人間には誰もついてこないし、私自身もついていきたくないと思います。なので、主将としてチームを率いるために先頭に立っていくのはもちろんのこと、それ以上に、誰にでもできることに対して誰よりも真摯に取り組むことが大事だと考えています。自分が実践していたこととして、例えば声出し、掃除、荷物持ち、大会の会場設営などが挙げられます。こういった取り組みを行う中で、後輩とも自然とコミュニケーションを取る機会を多く得ることができ、かつ後輩がついていきたいと思える主将像に少しでも近づくことができていたのではないかと思います。

自分が一番尊敬している人について教えてください。

私が一番尊敬している人は、高校の先輩であり、大学の部活の4つ上の先輩である方です。現在御社とは別の総合商社に勤務していて、既に海外の企業に出向してプラント関係の大きなプロジェクトに携わっています。その方を尊敬する理由は、まずは自分の芯がしっかりとしていて、はっきりとした意見を持っていることです。裏では色々と迷っていることが多いと本人から伺いましたが、皆の前ではそのような素振りを一切見せず、堂々と立ち振る舞っている姿にあこがれを抱きました。裏で色々と迷っているからこそ、常にパーフェクトな準備をして物事に臨むことができ、学業においても部活動においてもお仕事においても素晴らしい業績を残しており、本当にすごい方だと思っている。

2次面接 通過

実施時期
2020年07月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
不明
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

自信のスキルや能力というよりは人となりに関する質問が多かった。なので、企業の雰囲気に合っているか、協調性があるのか、といったところが評価のポイントだったのではないかと考えている。

面接の雰囲気

非常に和やかな面接だった。面接官は終始笑顔だったこともあり、全く緊張することなくお話しすることができた。

2次面接で聞かれた質問と回答

あなたの長所について教えてください。

私の強みは他人のモチベーションを維持させながら、成功に導けることだと考えています。これは、塾講師のアルバイトの経験に基づいています。私が初めて受け持った生徒は私自身の出身大学を志望していて、受け持ち始めた夏の時点でE判定と厳しい状況でした。そこで、自分の受験経験を頼りに、現役合格という長期目標に対して、段階的な短期目標を設定させ、それを一つずつクリアするよう指導しました。短期目標を達成できなかった時も、できなかったことに対しての反省をするのはもちろんのこと、できたことも整理して前向きに捉えるように声をかけて励まし続けました。それに応えるように生徒も努力してくれ、最終的には第一志望現役合格を勝ち取ることができました。

あなたの短所について教えてください。

私が短所だと感じる部分は、人に厳しく接することが苦手であるということです。大学の部活動で主将を務めた際、練習と休憩の切り替えが遅い、練習そのものの雰囲気のゆるみなどが感じられ、叱責が必要となる場面に何度も直面しました。チームを率いる役割が初めてだったこともあり、主将就任当初は「自分がしっかりしている姿勢を見せればついてきてくれるのでは」と言い訳をし、叱責できずにいた。しかし、部員を想い、本当に向上させたい気持ちがあるならこそ取るべき行動があるのではないかと思い直し、必要な時には心を鬼にして厳しい態度を取るよう努めました。今でも厳しい態度を取ることは非常に苦手ですが、部活動での経験を糧に克服していきたいと思っています。

3次面接 通過

実施時期
2020年07月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
不明
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

逆質問しかなかったので、正直何が評価されたのかはわからなかった。強いて言えば雰囲気、人柄、会話力といった部分ではないかと考えている。

面接の雰囲気

非常にはきはきとした方で、第一声を聴いた時から全く緊張しなかった。ただ、面接内容は30分間全て逆質問というイレギュラーなものだったため、虚を突かれた形になった。

3次面接で聞かれた質問と回答

(面接官への逆質問) 丸紅株式会社に入社した理由

(面接官からの回答)
一番大きかったのは、やはり「人」が自分に合っていると感じたこと。もちろん総合商社という業界を目指していた以上、7大商社全てにエントリーして、各社のOB訪問も何人も行った。そのういった面接やOB訪問の中で、話しやすい人や雰囲気が自分に合っていると感じた人が多かったのが丸紅だったというのが一番の理由。それから、財閥系企業ではないということも非常に大きなポイント。実際、財閥系の商社からも内定をもらったが、縦のつながりに縛られて思ったように立ち回ることができなくなる可能性があることが自分にとってマイナスだと感じた。知名度などの観点から財閥系をにすることも選択肢の一つではあったが、自分の将来的な働き方と天秤にかけたときに、やはり非財閥系を選択すべきだと思った。

(面接官への逆質問) コロナ禍において、総合商社にとってむしろプラスと捉えることができること。

(面接官からの回答)
業績が大きくマイナスに出てしまっている以上、トータルでプラスに捉えられるということはないと思う。ただ、セグメント別に見るとやはりプラスに捉えられる部分は少なからずあるように感じる。例えば、今まさにZoomを使っているように、情報・通信分野というのはこのコロナ禍において画期的な進歩を遂げている瞬間に立ち会っているといっても過言ではない。この他にも、マスクの瞬間風速的な需要が繊維業界にとっての追い風にもなっていると考えてよいと思う。他にも食品系は内食需要が大いに高まっていることが追い風になっていることは間違いない。総合商社は「何でも屋」であるから、こういった細かいセグメント一つ一つから恩恵を享受することができているというのが、コロナ禍にとってプラスと捉えることができることではないか。

最終面接 通過

実施時期
2020年07月
形式
学生1 面接官3
面接時間
30分
面接官の肩書
不明
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

人となりはもちろんのこと、明確なビジョンを持っているか否かということが評価の別れ目になったのではないかと感じている。

面接の雰囲気

少し広めの部屋でソーシャルディスタンスを保ちながらの面接だったので、気持ち的にも非常にオープンだったように感じた。

最終面接で聞かれた質問と回答

あなた自身はどのような人間だと思うか、教えてください。

私自身、高校入学前後で少し人間が異なるように感じます。高校入学以前は、「とにかく何でもやってみる」という人間でした。特に中学時代は、部活動を掛け持ちし、生徒会、習い事などと、とにかくチャンスがあるならば何でも挑戦してみて、自分の可能性を探っていました。色々と挑戦した挙句、全てがおろそかになるということはなく、挑戦した先々ででしっかりと結果を残していました。一方で高校入学後は、本業となる部活動と、学業の2本に絞り、自分自身を徹底的に磨き上げています。本業となる部活動では団体戦と個人戦合わせて計4回全国大会へ出場し、学業では第一志望に現役合格後、大学内でも成績優秀表彰を受賞しました。私という人間は、努力するベクトルの数こそ過去と現在で違えど、各ベクトルに対しては全力で向かっていける人間だと自覚しています。

あなたの研究内容を総合商社で活かすには、どのような事業が考えられますか。

私は現在、水産関係の養殖や育種に貢献できる研究を行っています。なので、これを直接的に活かすことができる事業は、やはり養殖事業だと思います。中でも一つの可能性として考えることができるのは、「育種コンサルティング」です。継代的な育種を行うには、専門的な知識による交配計画や遺伝資源の確保が必要になります。学問自体も数学的な計算から遺伝子に関する知識まで幅広く求められ、一朝一夕に習得できるものではありません。また、天然魚の漁獲量が頭打ちになっている背景から、養殖そのものも更に注目を集めており、需要も存在していることが明確です。なので、有識者を集めて養殖業者に対して養殖計画についての専門的なコンサルティングこそが、私が自分の研究を活かして行える新規事業だと考えています。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

即日か、もしくは遅くとも数日以内に承諾するか連絡をもらえなければ、次点の人に連絡を回すと言われたので、遠回しに「あなたの代わりはいくらでもいます」というニュアンスを感じた。

内定に必要なことは何だと思うか

まずは競合他社との差別化を明確に行えるようにすることが大事だと思います。総合商社という業界自体が、差別化が非常に難しく、「人」に落ち着くと皆口をそろえて言っているように思います。確かに企業ごとに人は違うように感じるので、OB訪問や企業のイベントへの参加を積極的に行うことで、このような「人」の違いが見えてくるのではないかと思います。総合商社の中で、人となりに関する質問が最も多かったように感じるので、人間的マッチングの要素が比較的強い企業なのではないかと思います。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

まずは、人間的マッチングは大きな要素だと思います。他の総合商社と比べて一番話しやすかったことから、このように感じています。後は、丸紅に限ったことではないと思いますが、将来に対するビジョンをしっかり持っているか、自分の考えを持ち、それを自分の言葉で伝えられるか、ということが合否を分けるポイントだと思います。

内定したからこそ分かる選考の注意点

3次面接の30分逆質問は、想定していないとなかなか厳しいものがあると思うので、可能性がゼロではないということは念頭に置いておいた方がいいと思います。最初に投げかける質問だけでも決めておけば、そこから深掘っていったり、話を聞きながら次の質問を考えたりすることができると思います。

内定後、社員や人事からのフォロー

内定承諾も数日以内に行わなくてはならず、特にフォローはありませんでした。

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丸紅の 会社情報

基本データ
会社名 丸紅株式会社
フリガナ マルベニ
設立日 1949年12月
資本金 2626億8600万円
従業員数 50,200人
売上高 7兆2505億1500万円
決算月 3月
代表者 柿木真澄
本社所在地 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目4番2号
平均年齢 42.4歳
平均給与 1654万円
電話番号 03-3282-2111
URL https://www.marubeni.com/jp/
採用URL https://www.marubeni-recruit.com/
NOKIZAL ID: 1130457

丸紅の 選考対策

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