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- A.
株式会社電通総研の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒株式会社電通総研のレポート
公開日:2020年7月10日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 技術職
投稿者
選考フロー
企業研究
他のSIerとの違い、ISIDでしか出来ないこと、その中で自分が入社後にやりたいことについてのイメージをしっかり固めて選考に臨みました。この会社では他社と違った特徴的なグループディスカッションや5分間スピーチなどがあり、それらに関してもしっかりと対策をする必要があります。具体的な対策としてはインターンシップに参加して他社との違いや具体的な案件、業務内容などを学び、自分がやりたいこととその理由をしっかりまとめ、OB訪問にて実際にやりたいことが実現可能かをブラッシュアップしました。また、GDで無作為な単語に対して自由に2分間スピーチを行うという課題があることが分かっていたので、色々な口コミサイトにて情報がある単語について2分間で喋る練習を行いました。評価基準については分かりませんが自分は起承転結と、他の学生に話しかけるようにスピーチすること、他の学生のスピーチもしっかりと聞くことを意識しました。5分間スピーチに関しては、「ISIDと私」というテーマが与えられるので、1週間ほど準備して分かりやすく話すことを意識しました。今年はオンライン面接でパワーポイントなどを使用しない発表であったため、より伝わりやすいように言葉の選び方を慎重に行いました。会社としては、人事の方は勿論のこと社員の方も話が上手な方が多いように感じたので、選考でもわかりやすく、それでいて掴みのある話し方を心掛けました。
志望動機
私がISIDを志望する理由は、人々が新たなことに取り組む機会を創出し、実際に経験してもらうことで、その経験がその人にとって成長の糧となるようなアシストをしたいという目標を実現するためです。この目標は自分自身が様々な経験を23年間繰り返してきた結果、今の自分が構築されたと考えるためです。この目標を実現するフィールドとしてISIDを選んだ理由は、ソリューションを提供するだけでなく、ブランディングまで行うことが出来るという点に魅力を感じたためです。サービスを作るだけでなく、認知してもらい使ってもらうことが重要であると考えています。いくら良いサービスを提供しても使ってもらえないことには機会損失となってしまいますが、電通グループとしてサービスのブランディングまで行うことが出来るISIDでならば、システムの提供から使ってもらうまでサポート出来ると考えるため、ISIDというフィールドで働きたいです。ISIDでは、コミュニケーションITソリューションにて私がITに興味をもったきっかけであるスマート農業のような一次産業を支える提案をしたいと考えています。ISIDのマグロに関するスマート漁業がその一例で、一次産業を効率化して支える取り組みは日本の生活を支える上で今後より一層重要になると思っています。また、このマグロのプロジェクトを担当した方のインタビューを読ませていただいたのですが、その中で「マグロと言えば○○」と言われているとおっしゃっており、そのようなタイトルを手に入れるべく技術を極めたいと考えています。これもブランディングであり、この領域に関しては彼に聞けばわかるといったような領域を持ち、仕事を任せてもらえる実力とプライドをもってISIDで働きたいです。
インターン
- 実施時期
- 2020年01月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年02月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
大学、または大学院で現在学んでいることをわかりやすく記述して下さい。(350字以内)
/入社後5年目までにどのような技術者になりたいか具体的に記述して下さい。(300字以内)
/設問2で記述した技術者になるために、どのようなスキルや能力を有する必要があると思うか記述して下さい。(350字以内)
/大学、または大学院で現在学んでいることは、設問2で記述した技術者になるために、どのように活かされるか記述して下さい。(400字以内)
ES対策で行ったこと
企業についての十分な理解を持って志望動機を組み立てるとともに、早めに完成したESをOBの方に添削していただいた。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年02月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
参考書を繰り返し解いた。また、テストセンター自体の選考も出来るだけ多く受けた。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格診断
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2020年02月
- 形式
- 学生5 面接官不明
- 時間
- 40分
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
テーマ
カードを一枚引いて、そこに書かれている単語について自由に2分間のスピーチを行う。その後、5人の中で誰の発表が一番良かったかを話し合いで決めて発表する。
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
2分間に収まっているか、逆に短すぎないか、起承転結がしっかりしているか、他の人の発現をしっかり聞いているかなどが評価されているように感じた。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事が1人、もう1人は役職不明
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
自分が経験したことから感じた自分の考えを伝えることを意識した。ただネットで調べただけではなく、インターンシップに参加して実際に自分で気になったことを社員の方に質問して自分で情報を得たことなど、自主的な姿勢をアピールして評価が良かったように思います。
面接の雰囲気
インターンやGDなどでお世話になっている人事の方が前半の面接を行ってくれた。何度か話したことがあったため緊張せずに話すことが出来た。後半はもう一人の方が面接をしてくれたがこちらの方も穏やかな雰囲気だった。
1次面接で聞かれた質問と回答
大学院で学んでいることについて教えてください
私は大学院にて植物生理学を学んでおり、イネの成長メカニズムを解明する研究を行っています。私の研究ではイネがホルモンに成長を制御されていることから、このホルモンを体内で合成されるのを阻害する薬剤を用いてホルモン量を減少させ、イネの根にどのような変化を起こすのか調べるために細胞などを顕微鏡で観察し、ホルモンがイネに対してどのような働きをしているのか詳しく解明することを目的としています。現在までの研究で、イネではオーキシン量を減らすと根が長くなる点と短くなる点があることが分かっています。他の植物では一般的にホルモン量を減らすと根が短くなるため、イネでこのような形態を示す詳しいメカニズムを調べています。
入社後にどのような仕事がしたいですか。
AIRDOに関する案件のような、顧客の要望に対してただ応えるだけでなく、+αのソリューション提供が行いたいと考えています。この案件では顧客満足度の向上を目指したWEBサイトの設計という要望に対して、ただサイトを見やすくするだけでなく、運賃の比較機能やサービス内容など、お客様目線で楽しんで貰える工夫を妥協せずに盛り込んでいると仰っていて、そのような取り組み方が出来ることに魅力を感じました。また、この案件の責任者として若手社員が抜擢されている点も魅力に思いました。若いうちからこのような大きな案件に挑戦できて、コンペで争うという経験はなかなか出ることではないと思い、自分も挑戦してみたいと考えています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 役員と人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
まず5分間スピーチをちょうど5分で終えることが出来たことは評価されたと考える。最終面接なので入社したい気持ちを前面に出してアピールした。
面接の雰囲気
1次面接と同様に人事の方がいてくださったおかげで緊張は抑えられた。役員の方も穏やかな雰囲気でしっかりと聞いてくれた。
最終面接で聞かれた質問と回答
ISIDと私というテーマで5分間スピーチを行ってください
過去から現在までの私の考えについて、次になぜIT、そしてISIDというフィールドを選んだのか
そしてどういう仕事がしたいのか、未来の私についてという流れでお話したいと思います。私は小さい頃、新しい環境への一歩というイベントがとても苦手でした。幼稚園に初めて通う日、家まで迎えに来たバスに乗る際、行きたくないと親に抱き着いて号泣したのを覚えています。しかし、嫌だったのは最初だけで慣れてしまえば幼稚園は楽しい環境へと変化しました。今でも初めての経験はとても緊張しますが、号泣したりはしなくなったので自分では少しは成長しているのかなと思っています。この成長に関して考えてみました。そして自分の中で成長=0→1にする行為と1を増やして10、100にしていく行為の蓄積であると定義しました。0から1は幼稚園に初めて通った経験など。1を増やすのはそれらの環境に慣れ、競ったり成果を出したり、良いものを残すために試行錯誤し経験を積む行為です。この経験や考えを通じて、私は「人々が新たなことに取り組む機会を創出し、経験がその人にとって成長となるアシストをしたい」という目標をもち、そのフィールドとしてIT業界、そしてISIDを選びました。IT業界を選んだのは、研究活動を通じてスマート農業のお話を知ったためです。農業を数値化して効率的に収量を予測するものですが、これは農業が直面している高齢化や、若者不足などの問題解決にも役立つという付加価値があると考えました。このような取り組みはどの業界、分野に関しても必要で、人々が新たなことに取り組む機会を創出するという目標を達成するために、ITを用いて負担の軽減、時間の新たな価値の創出を行うという手段を選びました。ISIDを選んだ理由は、多くあるのですが、その中でも特に、ソリューションを提供するだけでなく、商品のブランディングまで行うことが出来るという点に魅力を感じています。サービスを作るだけでなく、認知してもらい使ってもらうことが重要であると考えているためです。電通グループとしてサービスのブランディングまで行うことが出来るISIDでならば、システムの提供から使ってもらうまでサポート出来ると考えるため、ISIDというフィールドで働きたいです。ISIDでは、コミュニケーションITソリューションにて私がITに興味をもったきっかけであるスマート農業のような一次産業を支える提案をしたいと考えています。ISIDのマグロに関するスマート漁業がその一例で、一次産業を効率化して支える取り組みは日本の生活を支える上で今後より一層重要になると思っており、携わりたいです。
研究分野に関係のある仕事をしようと考えなかったのか。
研究分野に関係のある仕事をしようと考えたこともあり、実際にインターンシップに参加したこともあったのですが、その企業でもITを用いていかに効率化出来るかなどを考えていると仰っていて、どの分野においてもITが重要な役割を担っていることが分かりました。また、農業など1次産業の課題として存在する人人手不足などの問題を解決するためには、美味しい作物を作る努力をするよりもITによって農業そのものに関わるハードルを下げるほうが有効であると考え、ITの分野から農業などの課題を解決する道を志望しました。今後、SEとして技術を身につけていくことで少なからず自分の研究分野に役立つことや、逆に研究してきたことが仕事に役立つこともあると考えています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定を頂いた後は気が済むまで就活を続けていいと応援してくれた。メールでの定期連絡が月に1度ほどあったが、それ以外に拘束は無かった。
内定に必要なことは何だと思うか
どの企業でもいえることではあるが、OB訪問を通じて企業研究を行い、その企業でしか出来ないことなどを明確にして、自分の言葉で伝えられるようにブラッシュアップしておく必要がある。また、他社と違ってカードによる2分間スピーチを行うGDや5分間スピーチをする面接など特徴的な選考が多いためしっかりと準備をしておく必要がある。選考自体は毎年大きな違いが無いようなので情報収集をしっかり行って対策するべきである。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
企業研究において自分が行動して自分で取ってきた情報を自分の考えと交えて伝えることが出来た点が良かったのではないかと思う。ISIDは人事の方に代表されるように話すことが上手な方が多いため、相手に分かりやすく覚えてもらえるような話し方を意識すると良い。
内定したからこそ分かる選考の注意点
テストセンターとES、GDの3つを総合的に評価してその後の面接に進めるかが決まる。テストセンターのボーダーが高いので対策をしっかりと行う必要がある。一緒に受けていた友人はテストセンターで落ちた可能性が高いと言っていた。
内定後、社員や人事からのフォロー
先輩社員との面談をセッティングしてもらうことが出来た。
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電通総研の 会社情報
会社名 | 株式会社電通総研 |
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フリガナ | デンツウソウケン |
設立日 | 1975年12月 |
資本金 | 81億8050万円 |
従業員数 | 4,349人 |
売上高 | 1426億800万円 |
決算月 | 12月 |
代表者 | 岩本浩久 |
本社所在地 | 〒108-0075 東京都港区港南2丁目17番1号 |
平均年齢 | 40.6歳 |
平均給与 | 1133万円 |
電話番号 | 03-6713-6111 |
URL | https://www.dentsusoken.com/ |
採用URL | https://www.isid.co.jp/neo-pro/ |
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