内定者のアドバイス
【内定後の企業のスタンス】内定承諾期間は1週間と短いが、事情を話せば待ってくれるようだった。選考中の他企業出身の方も紹介してくれて、相談にも乗ってくれた。【内定に必要なことは何だと思いますか?】コンサルファーム内定に必要な能力が総合的に求められます。具体的には、思考能力、マインドセット、コミュニケーション能力です。思考能力についてはケース問題で測られます。それぞれ突飛な問題や業界について出されるわけではないので、基本的なところをしっかりと完成させておくべきです。マインドセットは、シビアな環境に耐えられるかどうか。それを証明する要素として志望動機やキャリアビジョンがしっかりと考えられているかが見られます。自分のキャリアを考える上でなぜどうしてもコンサルタントでなければならないのか、なぜこの会社でなければならないのかをしっかりと語れるようでなければ通過できません。コミュニケーション能力は先天的なところが大きいと思いますが、能力がある人でも面接の場で発揮できないことは多々あるようなので気を付けましょう。緊張しても笑顔で、はきはきとしゃべることを忘れてはいけません。また、相手の指摘や質問に対しても柔軟に対応する力が求められます。考えの至らなかったところを突かれても、「そこは考えていませんでした。今考慮するとすれば、~~~と思います」という風に対応できると評価が高いです。【内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?】上記の能力が総合的に高いかどうかだと面接官から聞きました。各能力について、それぞれ長短や色はあると思いますが、どれかが決定的に高くてもどれかが求められている水準に達していなければその時点で受かりません。自分の長所は十分に発揮することを意識し、苦手だと思うことからも目をそらさずにしっかりとした準備ができるかにかかっていると思います。自分の場合は内定後のフィードバックで、人間性とマインドに関しては他よりも圧倒的に優れていて会社ともマッチしていた。思考能力については若干アイデアに頼りがちだが十分な素質を感じる。という風に評価していただきました。【内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?】ケース問題の比重が非常に大きいです。1次から最終まで各回出される上に毎度厳しい指摘が入ります。最終面接では特に、思考して結論を出すまで8分という短い時間で課されます。その後の社員の質問を通して解をブラッシュアップしていく方向性のため、相手の意見や見方に対する柔軟で瞬発力のある考え方が試されています。ケース問題は、基本的な部分を完璧に鍛えてから臨みましょう。【内定後、社員や人事からこれまでにどのようなフォローがありましたか?】特にありません。一応専属リクルーターが付きますが、特に拘束もないです。内定者懇談会があります。
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