21卒 本選考ES
研究開発職
21卒 | 広島大学大学院 | 男性
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Q.
学生時代に最も苦労したことは何ですか。またそれに対してどう乗り越えたのかを教えてください。400
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A.
昨年10月に開催された国際学会での発表へ向け、実験データの再現性向上に苦労しました。本学会への参加を目標として2年間研究を続けてきましたが、どれだけ試行回数を重ねてもデータの再現性が取れないことが大きな課題でした。再現性が取れない要因を探るべく、まずは先生や研究室の仲間と議論を行うことで新しい考えを取り入れました。そのとき私は実験が上手くいかない要因に対して、必ず自分の中で答えを出した上での議論を意識することで相手も本気で議論してくれ、「実験は量だけではなく質も大切である」ということを新たに学びました。それ以降、誰が実験を行っても同じデータが得られるレベルで実験方法をマニュアル化し、粘り強く試行回数を重ねました。結果徐々にデータの再現性が増し、最終的に学会では世界中の学者と議論でき研究の新しい方向性を得られました。以上のように、建設的な議論と粘り強い実験により課題を克服できました。 続きを読む
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Q.
研究課程で得た知識・技術をどのように会社で活かしたいですか。
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A.
以下の2点を活かしたいです。1点目は「聴衆に合わせたプレゼンテーションスキル」です。私は研究室や学会等で研究発表する際に、聴衆がその分野に詳しいのか、全くの素人なのかによって発表で用いる言葉や図の見せ方を変えることで、聞き手が一番理解しやすいプレゼンを行うスキルを身に付けました。このような発表を意識することで聴衆からも沢山の質問や意見を得られ、自分の研究の糧にもなっています。働く上でも、私のプレゼンスキルを活かし部署の垣根を超えた意見を最大限取り入れ、自己成長に繋げます。2点目は「すべてのデータに意味がある」という考え方です。研究を行う中で、仮定とは大きく異なる結果が出ることも多々あります。そのとき、そのデータを無視して無下に扱うのではなく、そこから得られる情報も必ずあるという事を大切にして研究を行っています。働く上でも全てのデータに意味があると前向きに捉え、実験の質を上げていきたいです。 続きを読む
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Q.
修論(卒論)のテーマをすすめる中で「やりがい」を感じる時はどんな時ですか。
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A.
仮説通りのデータが得られ、研究成果を認めてもらえた時やりがいを感じます。私の研究は過去にミクロスケールで行っていた研究に対して、より細かいメカニズムを調べるためにマクロ状態へスケールアップを行いました。スケールアップを行う上で、新しく実験系を確立する必要があったため、実験毎に仮説→実験→考察のサイクルをその都度行いました。何度も粘り強くサイクルを繰り返すことによって徐々に仮説通りのデータが得られ、最終的に再現性がとれる実験系を確立できました。以上の様に仮説通りの結果が得られたときに努力が報われたと感じ、やりがいを感じます。また、得られた結果を研究室内の成果報告や学会で発表した際にも、聴衆に興味を持って頂けたとき自分の研究の意義を感じられ、私のやりがいに繋がります。貴社で研究を行う上でも仮説に対して前向きに取り組み、社会的に意義のある研究を行いたいです。 続きを読む
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Q.
自己PR(OPEN ES)
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A.
私は相手の立場に立つことによる課題解決力があります。私が部長を務めていた軽音楽サークルには大学からバンドを始めたい多くの新入生が集まりましたが、楽器を続けられず退部する部員が多いことが課題でした。折角興味をもってくれたのにバンドの楽しさを伝えきれずに退部されるのは勿体ないと感じ、私が部長の際に解決することを目標としました。そこで私は初心者の立場に立って、初心者がバンドの楽しさに気づくまでのプロセスを考えたところ、楽器の購入、楽器の練習、ライブを行う、という三段階の壁に気が付きました。私はそれぞれに対して「楽器を買う会」「楽器練習会」「ビギナーズライブ」の3つのイベントを新たに開催しました。以上の施策によって初心者でもバンドを楽しんでもらえる環境を作り、初心者の定着率を2倍に向上することに成功しました。以上より、私は相手の立場に立つことで課題の本質を明らかにでき、解決することが出来ます。 続きを読む
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Q.
学生時代に最も打ち込んだこと(OPES ES)
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A.
バンドのリーダーとして、「お客さんを楽しませる」という目標達成に取り組みました。学部4年次の大学祭、私たちのバンドは大学祭メインステージのトリを任されていました。この大役に対して、「私達が自己満足で終わるのではなく、観客を楽しませるライブをするべきだ」と私は考え目標としました。そこで私は客観的視点を大切にすることをメンバーに提案しました。過去の我々のライブ映像を見て課題を抽出したり、プロのライブに足を運んで観客を楽しませる方法を徹底的に分析したりすることで練習に打ち込みました。また練習も常に動画に収め、練習ごとに反省と改善を行いました。そして本番多くの観客からアンコールが聞こえ、観客を楽しませるという目標を達成しました。以上の様な客観的視点から、主観では気付けない課題が明らかになり、成長に繋がると学びました。働く上でも常に客観的視点を忘れずに改善点はないか考え、新しい価値を創造したいです。 続きを読む