18卒 インターンES
総合職
18卒 | 立教大学 | 男性
- Q. 学生時代を振り返って、一番主体性を発揮したと思う場面について そのときの状況を記してください。その状況下において、どのような課題がありましたか?(400文字以内)
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A.
現在私はマンドリンクラブという音楽団体に所属しており、クラブ内において対外活動のリーダーである渉外マネージャーを務めております。 渉外マネージャーの業務はクラブの集大成である演奏会を開催するホールの取得やホールの方との交渉に加え、演奏会の広報活動や、校外にて出張演奏を行う営業活動の企画・交渉・実施など多岐にわたり、多大な業務量と広範な裁量を担う役職であります。 とりわけ演奏会の約2か月前からは、演奏会を実施するホールスタッフの方との打ち合わせや宣伝活動、営業活動に加え大学への各種申請や予算案作成といった雑務が重なり、限られた時間の中で膨大な業務量を綿密な計画のもとにこなす必要がありました。また今年度は業者の手違いにより発注した宣伝用のチラシの到着が大幅に遅れたため、計画が白紙になるといったイレギュラーも生じ、例年より困難な状況の中でリーダーシップを発揮することも求められました。 続きを読む
- Q. あなた自身がとった行動を具体的に記入してください。(400文字以内)
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A.
イレギュラーに対応しつつ、時間と人員が限られている状況下において、私はまずクラブ運営を担う執行部のメンバー内での情報共有を徹底しました。演奏会に向けた各種活動の現状とその課題・対策について定期的な報告を行い、全員に情報を行き渡らせる事で、当事者意識を持って取り組んでもらえるよう工夫しました。 次に、演奏会までの期間における執行部メンバー全員のスケジュール確認を行った上で、シフト制を導入致しました。これにより、イレギュラーが生じた状況下でも人員を割くことができ、ムラのない人員配置が可能となりました。 最後に行ったのは、活動の実施において適切な指揮を執ることです。宣伝活動や営業活動の運営方針等は渉外マネージャーの裁量と責任を持って決定し、実行するメンバーの指揮を執ることで活動の成功を目指しました。 こうして、情報共有・計画立案・活動指揮の3段階において適切な役割を果たすことで課題に対処致しました。 続きを読む
- Q. それは、成功しましたか?その結果、どのようになりましたか?(400文字以内)
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A.
情報共有の段階では、メンバー全員が各種活動の現状や課題を認識していたため、メンバーからもアドバイスをもらうことができ、チームワークを大切にした活動ができたと評価できます。 次の計画立案では、綿密な計画を立てた上で、シフト制を導入することで、体調不良やチラシの到着が遅れるといったイレギュラーが発生しても、手の空いているメンバーを回すといった柔軟な対応で計画のブレを防ぐことができました。 最後の活動実施に際しての指揮においても、宣伝・営業活動では事前に考えた運営方針に則り、執行部メンバーを適切に統率することでき、期間内に全ての活動を成功と評価できる形で終結させられました。 結果として私は、情報共有を基礎とするチームワークの取り方、先見性をもって活動できる能力、そして限られた条件の中でも結果を出すために努力し続ける姿勢が身につきました。これらの能力や姿勢を社会に出ても発揮していきたいと考えております。 続きを読む
- Q. 2.一番効果的なコミュニケーションを実施し、他者との関係性を深め、チーム力を高めたと思う場面について そのときの状況を記してください。その状況下において、どのような課題がありましたか?(400文字以内)
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A.
私が所属しております音楽団体、マンドリンクラブでは、担当する楽器ごとに「パート」と呼ばれる小集団に分かれる事になっています。全パートが一堂に会するオーケストラにおいては、パート内の1年生から4年生までの技術的・精神的な結束が重要とされています。 パート内の結束を固めるうえで重要な課題となるのが1年生との関わり方でした。1年生は1年間、パートごとに1名の楽器の指導を担当する先輩の元で練習を行います。ところが1年生は指導担当以外の先輩と関わる機会がほぼありません。クラブ在籍数70名という規模からすれば、ほとんどの先輩と交流がとれない上に、1年生は1年生同士で固まりやすいため、上級生の方からも声をかけづらいという状況です。その結果、1年生が2年生になり、上級生と合流して練習を行う際、パート内での精神的な壁が生じてしまうことで、演奏面にも影響が出てしまうという重大な問題がありました。 続きを読む
- Q. あなた自身がとった行動を具体的に記入してください。(400文字以内)
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A.
私は主に2つの行動をとることで一年生との交流を深め、ひいてはパート内の結束を固めようと試みました。 1つ目はクラブ内の食事会やハイキングといったイベントに積極的に参加した事です。練習後の食事会や、ハイキングなどのイベントは殆どのクラブ員が参加するため、1年生と交流する絶好の機会です。私はそこで一回一回の会話時間は短くても、なるべく多くの一年生に話しかけ、まずは自分を知ってもらうことから始めました。 2つ目は同じパートの子に個人練習をしてあげた事です。食事会やイベントを経て、一年生と距離が縮まった頃を見計らい、個人的に練習を見てあげる機会を設けました。まだまだ演奏技術に不安のある1年生に対し指導をすることで、不安を取り除いてあげられるだけでなく、1対1でのより深いコミュニケーションをとることができます。また自分以外のパートの先輩の紹介をすることで他の上級生とも打ち解けやすくする狙いもありました。 続きを読む
- Q. それは、成功しましたか?その結果、どのようになりましたか?(400文字以内)
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A.
食事会やイベントの参加を通じて、多くの1年生と仲良くなることができ、とりわけ同じパートの1年生とは個人練習をきっかけに話す機会が増えたのはもちろんのこと、クラブ外でもTwitterやLINEといったコミュニケーションツールでやり取りをしてくれるまでに至りました。 1年生に対する積極的な働きかけをした結果、1年生が2年生になり上級生の練習に合流した時も、演奏面では頼もしく、精神面では信頼を寄せてくれているのを感じパート内における結束は成功したと考えております。 今回私は「段階的なコミュニケーション」を意識しました。一方的に、短時間で距離を詰めるのではなく、少しずつ時間をかけて信頼を得るのが相手との、またはチームでの揺るぎない結束に結び付くのだと学びました。 この先も初対面の人や、立場や意見の違う人と関わる上で今回の経験で学んだ「段階的なコミュニケーション」を武器に良好な関係を築きあげていきたいと考えております。 続きを読む