【多職種で未来を創る】【23卒】小野薬品工業の冬インターン体験記（理系/開発職）No.26185（非公開/非公開）（2022/5/27公開）

他のインターンではほとんど行われない多職種合同インターンであったため応募した。色々な職種を志望する学生とグループワークを行う中で、製薬業界への知識を深めると共に、自身の志望職種の役割を深く理解したいと考えた。また、オプジーボ開発の過程で何が強みになったのか知りたかったため。

事前に複数の就活サイトから選考情報を収集し、企業が好む傾向を把握してESに盛り込んだ。グループディスカッションを行うため、事前にワークの進め方を先輩に聞いて学んだ。また、自身の強みが発揮されるポジション（書記や司会など）を考え、当日自信をもって取り組めるように準備した。

動画選考においてチームでどのように貢献できるのか問われた上で、グループディスカッション選考があった。多職種でのグループワークがメインのインターンであるため、チーム内での役割と自分の強みの活かし方を理解し、アピールできることが重要だと思う。

小野薬品の将来性と成長性についてプレゼンせよ、というテーマを考える。

ワークを進めるためのヒントとして、講義、各職種での質問会があり、内容を持ち帰って議論する。

立場が異なる人の意見を聞き、1つの結論に導く能力

小野薬品の将来性と成長性についてプレゼンせよ、というテーマを二日かけて考える。

1日目にやったこと

過去、現在、未来に分けて小野薬品の業績や成長性を学ぶ。各職種ごとに社員に質問ができるので、グループで事前に質問事項を決めておき、その内容をグループに持ち帰って共有する。

2日目にやったこと

質問会で持ち帰った内容を基に、なぜ小野薬品が今後も成長できるかを議論する。発表資料を作成し、まとめたものを代表者が社員にプレゼンする。その後グループで学生同士のフィードバックを行った。

人事

なし

社員からのフィードバックでは議論の中心になったメンバー二人の名前が挙がり積極性が大事とコメントがあったため、主体的に話し合いを引っ張っていくことが評価につながると感じた。

MR、安全性、開発、研究と職種が多く、限られた時間でそれぞれが職種別に分かれた際にやるべきことを決めなければならないため、タイムマネジメントが大変だった。ここで話し合いが不十分になると質問会から持ち帰られる内容が薄くなるため、その後の議論の深さに関わってくる。

グループメンバーが非常に多く、意見を自分から言い出せない人はなかなか辛そうだと感じた。そういう人から意見を引き出すためには、相手の職種のこともある程度知識がないと難しいと学んだ。

やはり他の職種が普段どのようなことに着目し何を考えているのか知ることが出来たのは大きかった。実際に企業で働く際にも、他の職種との連携は少なからず必要になるため、志望職種以外への理解を深めておくことが重要と考える。また、ディスカッションテーマが小野薬品の成長性ということで、志望動機にも直結する内容を知れて良かった。

必須事項はなく準備しなくてもついていけると思うが、簡単に他の職種のことや業界のトレンド、小野薬品の基礎的な企業研究をすると良いと思う。

インターンシップを通して、企業の目的とそれを達成する上で臨床開発職がどのようなことを意識するべきか明確にすることができた。また、質問会や講義を通して、部長、人事、若手社員と色々な層の方とお話をする中で、会社の挑戦的な雰囲気を感じ取ることができた。

ディスカッションではしっかりと議論をリードしていき、社員からも評価をもらえたが、会社の雰囲気が自身の性格と少し異なると感じたため。具体的には、体育会系で熱意、挑戦といったワードが非常に強い雰囲気だが、自分は熱血タイプではないと思うので、内定は得られないと感じた。

自分のロジカル寄りの性格と会社の熱血の雰囲気がマッチしないと感じたため。しかし、小野薬品自体はオンコロジー領域で実績もあり、オープンイノベーションで製薬業界以外の企業とのコラボも積極的に行ているため、体育会系の人にとっては非常に良い環境だと感じた。

インターンシップの参加者の内何名かがフォローアップイベントに呼ばれるため、インターンシップでしっかり自分の強みをアピールできれば人事に覚えてもらうことが出来ると考える。

自分が幼い頃から病気がちで薬に頼ることが多かったため、自分と同じように疾患で困っている人に新しい薬を届けたいと考え、製薬メーカーの臨床開発職を志望した。製薬メーカーは資金がないと次の開発が行えないため、現在大きな製品と技術力を持ち、将来的にも有望なパイプラインを持っている会社に行きたいと考えていた。

小野薬品はとにかくオプジーボのイメージが強かったが、インターンシップを通してそのような強い製品を生み出せたのは、社内に熱意の高い社員の存在と、かなり昔からオープンイノベーションに取り組むなどの風通しの良さや挑戦精神、やると決めたらとことんやり切る泥臭さがあるからだと感じた。また、抗がん剤一色のパイプラインではなく、他の領域にも着実に取り組んでいる点も魅力的だった。