【水と技術の融合】【20卒】サントリーホールディングスの夏インターン体験記（理系/技術系インターンシップ）No.6690（京都大学大学院/男性）（2019/7/11公開）

アルコールを扱っている飲料メーカーに興味を持っていたことに加え、研究室の先輩が入社しており身近な存在だったから。また、自分の学んでいる化学工学という知識が社会に出てからどのように生きるのか肌で感じたかったから。

サントリーの社風や手がけている事業について事前に調べていった。また、過去に面接でどんな質問がされていたのかなど準備していった。

エントリーシート → 最終面接

とても緊張していて手ごたえは全くなかったが、自分の言葉で自分を出すことができたことが評価していただけたと思う。

インターンシップに参加しようと考えた理由はなにか。また、なぜサントリーの技術系インターンシップを選んだのか。

私がインターンシップに参加しようと考えたのは、自分が大学で学んできた知識が社会でどのように活きるのか活かすことができるのか体験してみたいと感じたから。また、その中でサントリーを選んだのは、お酒が好きでアルコール飲料を扱っている飲料メーカーに興味があり、社内の雰囲気や社員の方の人柄を肌で感じたいと思ったから。

研究概要についてわかりやすく簡単に説明

私は界面の効果が強調される○○空間を舞台にその場特有の分子などの挙動と構造について研究を行なっている研究室に所属しています。その中でも私はある圧力で吸着量が一気に増加するゲート吸着現象について研究を行っています。ゲート吸着を用いることは省エネや性能向上に繋がると考えられています。実験手法などを用いてゲート吸着現象の機構解明を目的として研究を行っています。

ウイスキー醸造工程における省水課題遂行

1週目にやったこと

1日目と2日目はオリエンテーションとして、工場についてやウイスキーの製造工程についての説明を受け、工場見学を行った。3日目以降は課題に取り組み現状把握などを行った。5日目は課長の前で中間発表をしフィードバックをもらった。

2週目にやったこと

6日目以降は課題を遂行し、問題解決のために方策を検討・実施した。9日目は主に報告会のためにパワーポイントで発表資料の作成をした。10日目に工場長など工場のお偉いさんの前で報告会を行った。

1回目（工場）：工場長、工場の部長や課長 2回目（研修センター）：人事部長など人事社員、理系の部長レベルの社員

なし

報告会の練習をした際に、取り組んだことをすべて盛り込もうと発表資料を作っていたが、要点だけ伝えるようにと発表資料の作り方について教えていただいたのが印象的です。

実習の中で私が最も苦労したことは現場把握です。現場把握の中でも、冷却水流量の制御方法はとても複雑で各釜によっても異なっていたため、ちゃんと理解するのにとても苦労しました。そのため、何度も何度も現場に足を運び、ちゃんと理解できるまでオペレーターの方からヒアリングを行わせていただきました。私は何度もしつこく伺っていたにもかかわらず、オペレーターの方はみな優しく仕事の合間を縫って丁寧に教えてくださりました。そのおかげで段々と制御方法について理解することができ、方策実施に向けた検討を具体的に行うことができるようになりました。

インターンシップを通じて感じたことは大きく分けて3つあります。一つ目に、現場に足を運び現場の方からヒアリングを行うことの重要性を感じました。実際にヒアリングを行い、積極性やコミュニケーション能力の大切さについても実感することができました。二つ目に、企業では限られた時間の中で成果を出す必要があり、研究室生活以上に計画的に課題を遂行する必要があると感じました。課題解決に向けた計画を立てる上で、企業における課題解決に向けたアプローチの仕方を肌で感じることができとても良い経験になりました。三つ目に、ものづくりの現場には依然としてたくさんの課題が残されており、その課題を遂行することの楽しさを実感しました。また、私の大好きなお酒を身近に感じながら仕事をすることにやりがいを感じることができ、自社の製品に誇りを持てる企業で働きたいと感じました。

自分のテーマ課題では熱力学を必要としたものだったので、少し復習しておくだけでももっとスムーズに課題に取り組めたと思います。

サントリーのインターンシップでは基本的に1つの工場に1人の学生が行き、社員さんの中に混ざって課題に取り組むので、社内の雰囲気や社員さんの人柄を肌で感じることができました。また、自分の周りの社員はいつも通り仕事をしているので働いている自分をイメージすることができました。

インターンシップではある程度しっかり課題に取り組めていたと思うし、社員の方からも「君と一緒に働きたいからぜひ本選考も受けて」と言っていただけたから。また、サントリーについて深く知ることができたので、本選考の面接で何を聞かれても答えられると感じたから。

インターンシップに参加する前に想像していたよりも現場感が非常に強かったが、大好きなお酒を身近に感じながら働くことができるのは非常にやりがいに繋がると思った。また、社員の方々も楽しく社内の雰囲気も自分に合っていたので以前よりも志望度が上がりました。

実際に本選考では早期選考に入り、面接が一度だけという待遇があったため。インターン生の1/3が内定をもらっていたので普通に受けるよりは断然有利になると思いました。

インターンシップ参加後は実際に働いている同じ職種の社員の方との座談会を設けてくださったりと働くイメージがしやすかった。

私は食品飲料メーカーに就職したいと感じていました。1つ目に、食べ物や飲み物が非常に好きだったからです。自分の好きな商品を身近に感じながら仕事をしたいと感じていました。2つ目に、食品は単価が安く流通数が多く、人々にとても身近な商品であるためやりがいに繋がると考えていたからです。中でも、いわゆるビール4社は給与もよく、お酒を作れるということもあり志望度が高かったです。

インターンシップに参加して食品メーカー、特にアルコールを扱っている飲料メーカーの志望度が上がりました。しかし、参加した工場はとても田舎であったため、勤務地についても非常に考えるようになりました。サントリーに関しては、田舎の勤務地以上の魅力があると考えていたので勤務地は悪くても第一志望の企業としていました。