【未来を切り拓く若手の挑戦】【22卒】三井住友カードの冬インターン体験記（文系/総合職）No.13524（早稲田大学/女性）（2021/4/7公開）

ITに興味があり、三井住友カードの事業領域であるフィンテックの領域にも興味があった。また、本選考でも優遇がある情報を就活会議などで仕入れていたため、応募しようと思った。三井住友カードが総合職でありながら転勤がない点にも魅力を感じていた。

LINEの22卒向けオープンチャットで、事前に選考過程にグループディスカッションがある情報を仕入れていた。鬼門はこのグループディスカッションのため、就活支援団体などが運営する練習会に何度も参加した。

グループディスカッションの倍率が高いため、積極性があり議論に貢献できるかは見られていたと思う。

エントリーシート → WEBテスト → グループディスカッション

｢学生時代最もチャレンジしたこと｣をご入力ください。
｢インターンシップを通して改善したいあなたの弱み｣をご入力ください。

Webで入力

採用サイトのマイページから提出

結論ファーストを心掛け、要点がどこにあるか分かるように書いた。

パーソナリティを問う設問のため、自己分析を行うようにした。また、人に添削をしてもらうことで読みやすい文章を作った。

なし

玉手箱を採用している企業のインターンに応募し、練習する。対策本を解く。

玉手箱：言語、非言語、性格

約４０問ずつ、６０分程度

玉手箱の対策本

接続後、今日の流れの説明とお題が発表される。個人ワーク数分の後、GDに取り組む。

一日の価値を数字で表すといくつか

個人ワークの時点で自分の結論だけでなく議論の流れまで考え、GDが始まったら自分の想定する議論の進め方を示しそのままファシリテートをした。そこまで慣れている人は多くない印象だった。

議論への貢献度、影響力の大きさ。

なし

若年層向けの新規事業立案ワーク

インターンシップ開催前に資料が配布され、事前に読み込んでおく必要がある。3日間のうちほとんどがグループワーク。最終日に発表・座談会。

潜在ニーズの捉え方、市場分析のやり方

若年層向けの新規事業立案ワーク

1日目にやったこと

ワークの概要説明ののち、グループワークに入る。市場分析のフレームワークに基づいて、グループで戦略設計に取り組む。その後、人事社員からの簡単なフィードバックをもらう。

2日目にやったこと

少しだけ新たなフレームワークの説明がある。その後は一日中グループでワークに取り組む。人事が各部屋を巡回しているようだった。途中で中間報告のプレゼンがあり、そこでも人事社員からのフィードバックがある。

3日目にやったこと

プレゼン準備の時間が少しだけある。パワポを用いた最終プレゼンを行い、優勝チームが発表される。その後各チームへのフィードバックがある。一通り終わると、社員座談会が行われた。

人事社員

なし

グループワーク中は人事社員が巡回しており、グループの様子を見られている。ここでの評価を、3日間のインターンシップ終了後の面談でフィードバックしてもらえる。インターン中も何回かグループ全体のフィードバックで関わるほか、最終日には様々な部署の社員との座談会がある。

グループの人数が多い上にグループディスカッションを通過してきた学生しかいないので、頭の回転が速く積極的な人たちの中で気を抜くと置いていかれることが大変だった。また2日目は自主的にグループで深夜まで作業し、体力的に辛かった。どの班も残業はしていたようだが、質を追求するとどこまでも時間をかけられてしまうので、会社側で残業禁止を徹底してほしかった。

7人のグループでワークに取り組んだ。人数が多いので、目立たない学生もいた。社員が巡回しているので積極的に発言して存在感を示す必要があると感じた。

優秀な学生からは学ぶことが多く、自分の不得意なことも明確化できたので、グループディスカッションの良い練習になったと思う。また、SMCCが何を重視するか、どんな強みを持っているかがよく分かったので、志望動機作成に役立った。本選考のGDが免除になった点では参加して良かったと思う。

グループディスカッションの練習を数多くこなしたりケース問題で論理的思考力を鍛えたりして議論を引っ張る役目も果たせるようになれば、もっとグループに貢献できたと思う。

インターンシップはほとんど新規事業立案のグループワークがメインで、実際に三井住友カードの社員がどんな業務をしているかは最終日の座談会でしか分からなかった。そのため、働いている自分を想像するまでには至らないと感じる。オンライン開催のため、会社の雰囲気などが分かりにくかったことも原因の一つである。

IT業界に興味があって三井住友カードに応募したが、自分にはＳＥなどのITにどっぷり浸かる仕事の方が合っていると思ったため。フィンテックに力を入れている企業ではあるが、初期配属は営業やカスタマーセンターなど、ＩＴとは無関係なところに配属される可能性がある点で志望度があまり上がらなかった。志望度が低いままでは内定が出ないだろうと思う。

初期配属は法人営業やカスタマーセンターなど、自分の希望とは無関係なところに配属される可能性がある点がネックだった。システム開発部は自分のやりたいことに近いと感じたが、ＩＴに触れたいなら同じＳＭＢＣグループの日本総合研究所の方が良いと思った。

本選考が通常より早期となってグループディスカッションが免除されるため。本選考のグループディスカッションは倍率が高いため、これが免除される影響は大きいと感じた。また、インターンシップ参加者はほとんどＥＳでは落ちない印象があった。

インターンシップ参加後は個別面談と任意参加の模擬面接が実施される。本選考は通常より早期となり、グループディスカッションが免除となる。

インターンシップ参加前は、IT業界に興味があり、フィンテックに取り組むキャッシュレス業界（三井住友カード、三菱UFJニコス、JCBなど）にも関心があった。また、転勤がない企業を志望しており、日本総合研究所や野村総合研究所といったSIerを志望していた。転勤がないという点では三井住友カードの志望度も高かった。

キャッシュレス会社だからといって全ての部署でIT業務に携わるわけではないことを実感し、志望度が少し下がった。総合職で入社した場合はジョブローテーションがあるので、配属リスクに加え、あくまでゼネラリスト志向でスペシャリストにはなりにくいのではないかとも感じた。自分のやりたいことが実現できるのも、転職に有利なのもSIerの方だと改めて実感し、カード会社は本選考を受けないことにした。