就活会議では、Internet Explorer11のサポートを終了いたします。今後はGoogle ChromeやMicrosoft Edgeをご利用ください。
株式会社島津製作所のロゴ写真
インターン参加で選考優遇あり

株式会社島津製作所 報酬UP

【18卒】島津製作所の技術職の面接の質問がわかる本選考体験記 No.3266(上智大学大学院/男性)(2017/12/11公開)

株式会社島津製作所の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

2018卒株式会社島津製作所のレポート

公開日:2017年12月11日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定辞退
職種
  • 技術職

投稿者

大学
  • 上智大学大学院
インターン
  • 未登録
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

メーカーと言っても、医療機器や分析計測機器など、幅広い精密機器を手掛けている企業でしたので、それぞれの製品についてはやはり細かく調べておきました。そして自分がどんな思いを持って、どの分野の製品に関わりたいか、そしてそれは研究開発なのか、製品開発なのかというところは自分の中で明確にしておきました。説明会に参加しないと選考フローに入れないはずなので、嫌でも参加せざるを得ませんが、そこでの説明や企業HP、就活サイトを利用して企業の特徴や他社との違いを調べるということも徹底しました。大学での自身の研究内容を発表する場も面接の中でありますので、自分の日々の研究をちゃんと行い、まとめておくことが重要とも感じました。OB訪問はしなかったのですが、やっておけばもっとスムーズに企業研究を進められたと思います。

志望動機

「モノづくりを通して、一人でもおおくの人々の生活を豊かにしたい」という考えを持って、就職活動を行っております。御社は、分析計測機器、医療機器、航空機器、産業機器という4つの基盤事業を持っており、特定の相手ではなく、幅広い企業に対して貢献しております。つまり、それを通して、さらに多くの人々の生活に関わることができると感じました。私が現在進めている研究活動で使用している、「真空ポンプ」が御社の製品であり、非常に身近な存在であったため御社に興味を持つキッカケとなりました。自身が学んできたことを少しでも活かしながら、人々の役に立つモノづくりができればとても幸せ・やりがいを感じることができると考えております。分析計測機器や医療機器をそれぞれ手掛けている企業は他にもありますが、御社はどちらの技術も有しており、この2つの面から医療問題などを解決できる、最先端の製品開発ができるということに大きな魅力を感じております。以上の理由から、御社を志望しております。

WEBテスト 通過

実施時期
2017年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

WEBテスト対策で行ったこと

SPIなど、テキストによって練習問題を解き勉強した。

WEBテストの内容・科目

言語、非言語、性格診断

エントリーシート 通過

実施時期
2017年04月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

「趣味・特技」を教えてください。/大学・大学院時代に所属していた「課外活動」があれば、組織名とご自身の役職(役割)を教えてください。/「大学・大学院での学業」について教えてください。(研究テーマについて/研究で使用したことがある装置・器具があれば記入してください)/「大学時代、最も力を入れたこと」について/あなたがこれまで学んできたことやスキルを入社後どのように活かしたいと考えているか教えてください。/「希望する仕事」を3つまで選んでください。/「得意とする系統」を2つまで選んでください。/機械系「スキルレベル」について選んでください。/電気系「スキルレベル」について選んでください。/ソフトウェア「スキルレベル」について選んでください。/化学系「スキルレベル」について選んでください。

ES対策で行ったこと

自身の体験や学んできたことを今後どのように活かせるか、という質問が多かったので自己分析を徹底した。先輩や就活サイトに掲載されていたエントリーシートを参考に改善も行った。

1次面接 通過

実施時期
2017年04月
形式
学生3 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
技術職
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

学生時代に頑張ったことについて、どんな目的で、何を、どのようにやったか、という説明が明確にできたことが良かったと思います。この面接では、学生がどんな人間なのかを見ていました。

面接の雰囲気

関西の優しい口調の方だった。狭い部屋に学生3名と面接官1名で通され、非常に近距離で面接を行った。一つの質問に対し、3人に聞くというスタイルで進んでいった。また、この面接では「学生時代に頑張ったこと」のみの質問で、それについての深掘りで話が進んでいった。

1次面接で聞かれた質問と回答

学生時代の頑張ったことは?

サッカーサークルで代表を務めたことです。80名以上が所属する比較的大きなサークルであり、50周年を迎える伝統あるサークルだったため、私自身にはうまくチームをまとめることはできないと感じていました。まず、初めに難しいと感じた理由は、サッカーに関しては本気で打ち込んでリーグ戦やカップ戦では上を目指したいと考えている人と、サッカーは別にそこまで本気ではなく、みんなと楽しく遊べればいいと考える人がそれぞれいたということです。上を目指したいという人がほとんどでしたが、少なからずいる本気ではない人を置いていくことはできないと考え、全員が同じ方向を向く方法を考えました。本気でない人達ともたくさん話し、何がしたいのか、そしてどうすれば練習に積極的に参加してくれるのかを模索しました。そのように、ただ先頭に立って全員を引っ張っていくだけではなく、一人ひとりと向き合い、寄り添うことでチームを円滑に運営していくことに尽力いたしました。

具体的にやった対策を教えてください。

まずは、単純にサークル全体で行う飲み会の回数を増やしました。これまでは、学期末や引退式にやる程度だったのですが、月に1度みんなでお酒を飲みながら話す機会を設けました。また、そういった点では、毎月の第3木曜日の昼休みに行われていた月に1度の全体ミーティングを週に1度に増やしました。これは業務連絡の意味もありましたが、週に1度みんなで顔を合わせることでコミュニケーションを取る場を増やそうとした狙いです。そして、夏にはキャンプを企画したり、冬にはスノボに行ったりするなど、任意参加でのイベントも増やしました。練習合宿では、いつもより少し早めに練習を切り上げて、マネージャーも含めてドッジボールやキックベース、鬼ごっこなどのレクリエーションも少し取り入れてみたりしました。こういった努力のおかげか、これまでよりも練習・試合への参加率が各段に上がり、練習もさらに活気ある雰囲気になりました。

2次面接 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生1 面接官1
面接時間
20分
面接官の肩書
技術職(一次面接の方よりも先輩にあたる方)
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

ここでも、学生がどんな人間なのかを人間なのかを重視されているように感じました。自分の長所と短所を明確にし、かつエピソードをわかりやすく話せれば評価してもらえると思います。

面接の雰囲気

非常に柔らかい物腰で面接自体もリラックスして行えた。雑談もおおく、緊張をほぐしてくれていたので質問内容にも落ち着いて答えることができた。

2次面接で聞かれた質問と回答

ご自分の長所とそれが活きたエピソードがあれば教えてください。

私が思う、私自身の長所は視野が広いということです。これは、高校時代に所属していたサッカー部での経験で活かすことができたと考えております。高校入学時、体の小さかった私は、自信があり得意としていたテクニックを周りとの体格差によって発揮することができずに、試合に出られないという問題に直面しました。しかしそこですぐに諦めるのではなく、持ち前の視野の広さを活かして、監督の普段の言動から監督がどんなプレーを好むのか、またチーム内でどんな役割の選手が求められているのかということを察知しました。もちろんそれだけではなく、自身のプレーについてはプロの試合を見て、自分と同じように小柄な選手のプレーを手本にし、改善していきました。この両面からのアプローチによって1年生からベンチ入りを果たし、3年生のときには県内の大会でMVPを受賞できるまでになりました。

他にその特徴が活きたエピソードはありますか?

大学では、サッカーサークルでキャプテンをつとめた経験があり、そこでも十分に発揮されたと思っております。しかし、映画館スタッフのアルバイトでも活かせたと思います。私が勤務している映画館では、毎日大勢のお客様がご来場されます。年齢層も様々で、いろいろな方がいらっしゃいます。鑑賞する映画の作品および時間をあらかじめ決めてきている方が多いですが、当日にふらっといらして決めるかたもたくさんいらっしゃいます。そういった方が上映スケジュールを見ながら、「これってどんな映画?」と質問にくることも多々あります。私は、そういった方の対応のために、上映中の作品の紹介を簡単に書いた写真付きのシートを製作して、ご希望の方にお見せする方法を社員の方々に提案しました。それを実際に行ってみると、わかりやすいといった感想が多く、スタッフの負担軽減にもつながりました。このように、視野を広くしてお客様の動きや、スタッフのストレスに目を向けて行動できたことが良かったと思います。

最終面接 通過

実施時期
2017年06月
形式
学生1 面接官2
面接時間
30分
面接官の肩書
技術職の方2名
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

自身の研究内容についての理解、そしてそれを伝える能力を見られていたと思います。またA4 に1枚でまとめた研究概要を提出し、それに沿って説明するので、そのレジュメの作成にも気を遣う必要があります。また、志望動機もある程度しっかりと聞かれますが、その際には「なぜ島津なのか」を説明できれば好印象につながると思います。

面接の雰囲気

今までよりも少し固い雰囲気でした。面接前に人事の方に今日の面接の説明をして頂き、その中で雑談も交えて緊張をほぐしてもらえました。

最終面接で聞かれた質問と回答

あなたの研究内容について教えてください。

簡潔に申しますと、実験に使う装置の開発を行っています。所属する研究室では、分子と電子または光の衝突による目に見えない世界の反応を専門に扱っており、私は分子と電子の反応により発生したイオンを観測する研究を行っています。この反応は、世の中の反応の中で最も簡単な反応と言われていて、この反応のなかで何が起きているのか、その過程を理解することで、世の中の反応のメカニズムが解明できるという背景で研究が行われています。しかし、研究室内では、その研究はまだ立ち上げ段階で、実験装置をまずは開発しなければならず、その開発を行っています。具体的には、発生したイオンを検出器で検出するために、その方向へ電場によって導くために電極を複数枚組み込んだ装置です。4年生の卒業研究では、まず現有の真空チェンバーのサイズに合わせた電極の仕様を決め、印加する電圧を計算とシミュレーションで決定、そして回路設計を行いました。去年1年で、実際の図面を作成し、発注をかけて、できたモノを組み上げ実機を完成させました。そして、実際に測定を行いましたが、なかなか満足のいく結果が得られなかったので、その原因を考察して、現在は装置改良のために部品製作を行っています。

研究活動を行う上で意識していることは何かありますか?

課題に対して偏った視点で行動しないということ。目の前の課題に対して、仮説を立てて行動することは重要ですが、1つの知識だけを信じてしまうと誤りに気づくのが遅れる、選択肢が狭まってしまい、その結果やはり誤りが起きてしまうなどの問題が生じます。そこで、自ら色んな情報を集めて理解を深めるということはもちろんですが、周囲に聞く・相談するということをよく行っています。同じ情報でも自分も他者が感じることが違ったりしますし、他者と相談することで多角的な視点で課題に取り組むことができます。また、一度相談すると、次回もまた協力してもらえたりするので、そういった意味でも周囲に助けてもらうということは積極的に行っています。もちろん、その分私も他の人が困っているときは多少忙しくても手助けするよう心がけています。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

次週にほかの企業の最終選考がある旨を伝えたら、その結果が出た後にどうするか連絡してほしいと待ってくれるようでした。あまり、いわゆるオワハラのようなものはありませんでした。

内定に必要なことは何だと思いますか?

選考が進んでいく中で、学生の中身、その人がどんな人間なのかをすごく重視している印象を受けました。自分の強みと弱みを理解することはもちろん、それにまつわるエピソードも多少用意しておいたほうが良いでしょう。私の場合は、どの面接官の方も緊張をほぐそうとしてくれましたので、過度に緊張することなく明るく笑顔で会話ができれば良い印象を持ってもらえると思います。技術系の場合、研究内容の質問が最終面接ではメインになりますので、自分の研究活動を一生懸命やっておくことも必要です。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思いますか?

自分のことを自信を持って話せる人が内定者には多かった気がします。「どんな考えを持って、どんな行動をしたのか」、「その結果自分は何を得て、何を感じたのか」ということをしっかり話せることが大事なのかなと思う。自分の良い面についてはもちろんだが、悪い面についてもちゃんと理解している人が多い印象。そこが面接でも見られていた気がします。

内定したからこそ分かる選考の注意点はなんですか?

人間性を重視していた印象です。自己分析は、これでもかというくらいやったほうが良いです。もちろん志望動機も2次面接以降聞かれますので、企業研究も多少はしなければなりません。最終でも意外と落とされるようです。技術系は、研究内容を簡潔にまとめられるように早めに準備し、しっかりと研究に打ち込んでおいたほうが良いと思います。

一覧に戻る
※掲載されている情報は、あくまでも投稿者による当時の経験談です。最新の情報とは異なる場合があります。また、就職活動においては、選考フローや選考内容が人によって異なる場合がありえます。本情報は、あくまでも一個人の経験談、一つの結果として、参考としていただけますと幸いです。
※当サイトでは品質の高い情報を提供できるよう努めておりますが、掲載されている情報の真偽や正確性につきまして、当サイトは責任を負いかねます。コンテンツの投稿ガイドラインに関しては 投稿ガイドライン をご参照ください。なお、問題のあるコンテンツを見つけた場合は、各コンテンツの「問題のあるコンテンツを報告」のリンクから報告をお願いいたします。

株式会社島津製作所の選考体験記

メーカー (機械・プラント)の他の選考体験記を見る

島津製作所の 会社情報

基本データ
会社名 株式会社島津製作所
フリガナ シマヅセイサクショ
設立日 1917年9月
資本金 266億4800万円
従業員数 14,178人
売上高 4822億4000万円
決算月 3月
代表者 山本靖則
本社所在地 〒604-8442 京都府京都市中京区西ノ京桑原町1番地
平均年齢 43.6歳
平均給与 859万円
電話番号 075-823-1111
URL https://www.shimadzu.co.jp/
採用URL https://www.shimadzu.co.jp/aboutus/recruit/graduate/index.html
NOKIZAL ID: 1131062

島津製作所の 選考対策

就活会議 就活会議株式会社は、 有料職業紹介事業者として厚生労働大臣の認可(許可番号 :13-ユ-312872)を受けた会社です。
人材紹介の専門性と倫理の向上を図る 一般社団法人 日本人材紹介事業協会に所属しています。
当社は 東京証券取引所 、 福岡証券取引所 の上場企業であり、ユーザーと事業者のマッチングDX事業を展開している ポート株式会社 のグループ会社です。
(証券コード:7047)
運営会社:就活会議株式会社/所在地:東京都新宿区北新宿2-21-1 新宿フロントタワー5F

就活会議を運営する就活会議株式会社は、届出電気通信事業者として総務省の認可(許可番号 :A-02-18293)を受けた会社です。